
今回は労働市場に文字通り嵐を起こすかもしれないSTORMをご紹介します。
目次
STORMとは?
公式サイト:https://stormtoken.com/
STORMは、Strom Market(ストームマーケット)と呼ばれる、初の分散型マイクロタスクマーケットプレイスを構築するプロジェクトです。
マイクロタスクとは、大きな仕事をインターネット上で多くの人に配布できる小さな仕事に分割することです。
- 広告を見る
- アンケートに答える
- 無料体験版アプリをインストールする
- レビューを書く
といった、5分程度で行える作業をゲーム感覚で行えるようにします。
イーサリアムベースのプラットフォームなので、タスク実行時にスマートコントラクトで契約が瞬時に適用され、タスク終了と同時にユーザーにSTORMトークンで報酬が支払われます。
ブロックチェーン上で動くマクロミルのようなアンケートサイトや、ポイントサイトのようなものと考えると分かりやすいかもしれません。
Storm Marketの特徴
従来との違い
ブロックチェーンを用いることでタスクの発注者(Storm Makers)と受注者(Storm Players)の効率的な照合が可能になります。
また、プロセスが自動化されるため、コストと処理時間を大幅に削減することも可能です。
取引手数料は一般に取引料の10~40%も必要とされていますが、Storm Marketでは、 Ethereum gas cost(イーサリアムガスコスト)である手数料が取引料の1% しかかかりません。
マイクロタスクを世界規模で取引できるサービスの代表としては、「Amazon Mechanical Turk」というAmazonのサービスがあるのですが、報酬の支払いは銀行振り込みがAmazonチケットに限られているため、銀行を日常的に使えない国のユーザーには使用しづらいものとなっています。
StormMarketは、こうしたユーザーにも簡単に使用することができます。
Storm Play
アプリでいつでもどこでも利用できる
Androidのみですが、すでにスマホアプリが利用可能です。
▶Storm Play – Earn Free Bitcoin – Android Apps on Google Play
報酬はSTORMだけでなく、ビットコインとイーサリアムで得ることもできます。
BitMakerからStorm Playへ
元々Storm Playは、BitMakerというアプリでした。
https://bitmaker.cakecodes.com/
広告を見たり、無料ゲームをダウンロードすることで「ブロック」を得ることができ、ブロックをビットコインかイーサリアムに交換することができました。
187か国で利用され、1か月のアクティブユーザーは25万人を超える実績があります。
ICOの際に名称とサービスを変更して、Storm Playへ移行されました。
Storm Play以外の展開
Storm Makrtは、そのブロックチェーン技術で世界中のユーザーにStorm Play以外の収益機会を構築する予定です。
Storm Shop(ストームショップ)
商品やサービスを売買するプラットフォーム。
Storm Gigs(ストームギグス)
マシンラーニング、QAテスト、P2Pフリーランニングタスクなどのマイクロタスクを取引するプラットフォーム。
STORMの将来性
ユーザー側からするとブロックチェーンを用いて分散化するメリットをあまり感じません。
セキュアで効率的だから中央集権型よりはいい、という印象です。
ただ、日本人の私たちにはピンときませんが、発展途上国には、一般の人が銀行を簡単に利用できない国がまだまだたくさんあるそうで、そうした人がスマホで簡単に仮想通貨報酬を得られるという点では、発展性のあるシステムだと思います。
実際前進のBitMakerも中々人気があったようで、そのままSmart Playを利用しているユーザーも多いようです。
スマホが使えれば世界中誰でも参加できるという点で市場規模がかなり大きいので、地味ですがそれなりに将来性はあるのではないかと思います。
STORMが買える取引所は?
STORMが買える取引所でバビのおすすめは、HitBTCです。
HitBTCへは直接入金はできないので、国内取引所からビットコインなどを送金します。
国内取引所に口座をお持ちでない方は、まずは国内取引所で口座を開設しましょう。
国内取引所のおすすめはbitFlyer(ビットフライヤー)かZaif(ザイフ)です。
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