評価:4.5

ごきげんよう。ケーブル内蔵モバイルバッテリー大好き、バビです。
いちいちケーブル抜き差しするのがめんどうなので、「ケーブル内蔵」と見るとつい買ってしまいます。
ちょっと前にAnkerから待望のケーブル内蔵モバイルバッテリー「Anker PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」が発売されて、すぐさま飛びついたわたくし。
これもスマホとほぼ同じサイズで容量も大きくて良かったんですが…
今回さらにスリムでスマホのデイリーユースに使いやすくなった、「Anker PowerCore III Slim 5000 with Built-in USB-C Cable」が発売しました!

容量は「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」の半分の5,000mAhですが、スマホだけちょっと充電するにはちょうどいいサイズ。
- スマホと一緒にポケットにしまいたい
- ケーブルを持ち歩く・抜き挿しするのがめんどくさい
- デザイン性が高くスタイリッシュなモバイルバッテリーが欲しい
という人におすすめのモバイルバッテリーです。

今回は「Anker PowerCore III Slim 5000 with Built-in USB-C(Lightning) Cable」をレビューします。
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Anker PowerCore III Slim 5000 with Built-in USB-C(Lightning) Cableの特徴
基本スペック

サイズ | 約137.7 × 66.5 × 7.5 mm |
重量 | 約110g |
容量 | 5,000mAh |
合計最大出力 | 10.5W |
PowerIQ | 〇 |
内蔵ケーブル | USB-C 10cm |
主な特徴は以下の4つです。
- 2020 GOOD DESIGN AWARD受賞のおしゃれなデザイン
- ケーブル内蔵&スリムデザインで最強の携帯性
- スマホが1回以上充電できる大容量
- 「PowerIQ」搭載で高速チャージできる
1つずつ簡単に説明します。
2020 GOOD DESIGN AWARD受賞のおしゃれなデザイン

Ankerのモバイルバッテリーって、性能はものすごく良いんですが、デザインがいまいちなものが多いんです。
ですが、PowerCore III Slim 5000は一目見て「絶対買いたい!」となるほどスタイリッシュ。
薄型で無駄を廃したほどよい丸みのフォルム。
天然石のようなマーブルパターン。
一見邪魔くさくも見える外に飛び出したケーブルがいい感じのアクセントになっています。
個人的にデザイン性と使い勝手の良さで、個人的にスマホに向けには1番おすすめのモバイルバッテリーだと思ってます。
そんなデザイン性の高さが認められ、2020年GOOD DESIGN AWARDを受賞しました。
GOOD DESIGN AWARDは、ただ単純にデザインが優れていれば受賞できるわけではなくて、機能性が高いことはもちろん、デザインと機能性がマッチしているかというのも重要な要素です。
この賞を受賞したというだけでも、プロダクトとしてとても優秀であることが分かります。
ケーブル内蔵&スリムデザインで最強の携帯性
「PowerCore III Slim 5000 with Built-in USB-C(Lightning) Cable」は、PowerCore+ 10000に続くケーブル内蔵モバイルバッテリー。
着脱の面倒なケーブルを内蔵することによって、究極の携帯性を追求。
USB-CタイプはGalaxyやGoogle PixelなどAndroidスマホ、LightningタイプはiPhoneの充電が可能です。

例えばスマホの充電をしようと思ったとき、ケーブルが別だと
①バッグを開ける → ②バッテリーを取り出す → ③ケーブルを取り出す → ④バッテリーにケーブルを挿す → ⑤ケーブルをスマホに挿す
こんな手順が必要です。
一方、「PowerCore III Slim 5000 with Built-in USB-C(Lightning) Cable」なら、ポケットからモバイルバッテリーを取り出してそのままスマホに挿すだけ。
これがずぼらな私にはめちゃくちゃ楽です。
「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」の厚さは15mmでしたが、「PowerCore III Slim 5000 with Built-in USB-C(Lightning) Cable」はその半分の約7.5mmという薄さ!

最新のスマホと同じくらいの厚みしかありません。
スマホを充電しながらポケットにしまっても違和感なくスッキリ。

重さもわずか110g。これ、卵2個分くらいという軽さ。
まさしく携帯性最強のモバイルバッテリーです。
スマホが1回以上充電できる大容量

これだけスリムなデザインながら、容量は5,000mAh。
USB-C対応のほとんどのスマホを1回以上充電することができます。
- Google Pixel4:1.2回
- Samsung S9:1.3回
- Samsung S10:1.2回
- iPhone 11:1.1回

もちろんiPadやNintendo Switch、AirPodsにも対応しています。
「PowerIQ」搭載で高速チャージできる

「PowerIQ」は、接続された機器を検知して最適な電流で充電するAnkerの独自技術のこと。
PowerCore III Slim 5000 with Built-in USB-C(Lightning) Cableにももちろん搭載されているので、機器に合った最大速度での充電が可能です。

充電用のUSB-Cケーブル(Lightningケーブル)挿し込み口は内蔵ケーブルの横に。
バッテリー本体への充電もわずか4時間で完了します。
Anker PowerCore III Slim 5000 with Built-in USB-C(Lightning) Cableを使った感想
PowerCore III Slim 5000を使ってみた個人的な感想はこんな感じです。
〇 ここがよかった
- ケーブル抜き差しがないからとにかく楽
- スリムで軽い
- Anker製なのにデザインがおしゃれ
△ ここがイマイチ
- ケーブルがひっこ抜けそう
- 充電が遅め
- タブレットやNintendo Switchには心もとない
ケーブル内蔵モバイルバッテリーはこれで3台目ですが、かさばるケーブルを別に持ち歩いたり、電車の中で抜き差しするのがとにかく嫌でした。
で、最近はPowerCore+ 10000を使って、かなり快適だったんですが、さらにスリムで軽いPowerCore III Slim 5000が出たのは本当に嬉しいです。
基本的に平日は仕事の行き帰りにスマホを充電するだけなので、10,000mAhはちょっとスペックオーバーかなとは思ってました。

5,000mAhだとスマホ1台分くらいなので、デイリー使いにはちょうどいい感じです。
薄くて軽いので、持ち運びのストレスもほとんどないのもいいですね。
あと、ドットというかマーブル柄のデザインが、たぶんAnker史上1番おしゃれなんじゃなかろうかとw

ちょっと気になるのは、内蔵ケーブルが収納時も外に出ていることと、ジャックを収納口から抜くときにケーブルを引っ張るしかなく、引っこ抜けないか不安なこと。


ケーブルが外に出てるのは初期のジオンのMSみたいだと思えばカッコいいんですけどね。
あとは、PowerCore+ 10000と比べてチャージ速度が遅め。
PowerCore+ 10000だとほんの10分くらいで数十%充電できるんですが、体感半分くらいの充電速度かなーという印象でした。
というかこれはPowerCore+ 10000が優秀すぎる気がします。
そもそもPowerCore III Slim 5000は充電しながらスマホを使うことを想定しての薄さ・軽さだと思うので、目的に合わせて使い分けるのがいいかなと思いました。
容量と出力を考えると、スマホ以外のタブレットなどの機器を日常的使う場合は、ちょっと心もとないかもしれません。

複数機器を1つで充電するならPowerCore13400がおすすめかも
PowerCore+ 10000 with built-in USB-C(Lightning) Cableとの比較
同じくAnkerのケーブル内蔵モバイルバッテリー「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」と比較してみます。
PowerCore III Slim 5000 with Built-in USB-C(Lightning) Cable | PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable | |
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|
サイズ | 約137.7 × 66.5 × 7.5 mm | 約145 × 66.5 × 15 mm |
重量 | 約110g | 約198g |
容量 | 5,000mAh | 10,000mAh |
合計最大出力 | 10.5W | 18W |
Power Delivery | × | 〇 |
PowerIQ | 1.0 | 2.0 |
内蔵ケーブル | USB-C 10cm | USB-C 6cm |
サイズはPowerCore III Slim 5000が一回り小さい感じ。
ケーブルはPowerCore III Slim 5000のほうがやや長めなので取り回しよし。

厚みはPowerCore+ 10000の半分!重さもほぼ半分しかありません。

どっちもケーブル内蔵でコンパクトに使えるのは変わりませんが、目的で考えるとこんなイメージです。
- スマホだけしか充電しない
- 充電しながら手軽に使いたい
- USB-C対応の色んな機種を充電する
- 素早く充電したい

ケーブル内蔵好きの私的には平日はPowerCore III Slim 5000、休日はPowerCore+ 10000で使い分けたいですね。
Anker PowerCore III Slim 5000 with Built-in USB-C(Lightning) Cableレビューまとめ

というわけで待望のAnker製ケーブル内蔵モバイルバッテリー「Anker PowerCore III Slim 5000 with Built-in USB-C Cable」をご紹介しました。
Androidユーザーで、「スマホだけチャージできればいいし、ケーブルとかめんどくせ!」っていう私のようなずぼらな人にぴったりのモバイルバッテリーです。
今までなかったマーブル柄を急に入れてきて、結果なかなかおしゃれなのもいい感じ。

個人的にはデイリーのスマホ用に1番おすすめのモバイルバッテリーです。
4.5
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