仕事なんて今すぐに辞めたいですけど、それが無理ならせめて早期リタイアして悠々自適な生活を送りたいと思いませんか?
そうした少し先の資産形成を目指すなら投資信託がおすすめ。
すぐに大きな利益が得られるわけではありませんが、確実に資産を増やすなら投資信託が一番です。
ブログのアフィリエイトや他の投資で、ある程度の利益が出たら投資信託にお金を入れるというのが私の理想のカタチです。

今回はなぜ投資信託がおすすめなのか、簡単にご紹介したいと思います。
CONTENTS
確実な資産形成のためには分散投資が必要
分散投資とは、1つの投資対象に資金を集中するんじゃなく、色んな投資対象に資金を分散して投資することです。
分散投資のメリット
例えば株式投資の例でいうと、少し前にJALが経営破綻してJALの株だけを買い続けていた人は資産を失うという事態に陥りました。
JALだけでなく、ANAとか、全然関係ないSONYとか、他の株式にも分散して投資していればすべての資産を失うというリスクを避けることができます。
株式投資の中だけに限らず、株式以外の債権も買ったり、国内株だけでなく、国外の株を買ったりと、資産を細かく分散することで様々なリスクを分散することができ、確実なリターンを目指します。
また、株式市場と債券市場は相関関係にあることがよく知られています。
株式が好調だと債券価格は下落して、株式が下落すると債券は上昇する傾向にあります。
両方に投資していればそうした個別の上下動を気にする必要がなく、バランスよくリターンを得ることができます。
分散投資のデメリット
リスクが分散する分、大きなリターンの可能性も少なくなります。
1つの株だけを買っていれば、その株が大きく値上がりしたときに大きな利益を得られますが、複数に分散すると、その分そうしたチャンスも分散されることになります。
また、分散投資をするためには膨大な資金が必要です。
個人で日本中の株を1株ずつ買って、更にアメリカ中の株も1株ずつ買うというようなことをするには、何億円ものお金が必要になります。
それから、分散投資をするとかなりの手間がかかります。
分散投資は、リスクとリターンを安定させるめに、資産全体のリバランスの作業も必要になりますが、資産を細かく分散すればするほど、このリバランスの作業も大変になってきます。
海外資産の売買もするのであれば手続きもかなり面倒です。
投資信託なら簡単に分散投資できる
投資信託は、ざっくりいうと、国内外の株や債券などの複数の投資商品を合わせたセットを作って、個人でも少額で分散投資ができる仕組みです。
国内の証券口座などで簡単に売買ができ、資産のリバランスなどの運用もプロが代わりにやってくれるので、分散投資のメリットを得つつ、デメリットをカバーしてくれるという、投資商品です。
その分多少の手数料はかかりますが、商品にもよりますが年1%前後と安く済むものもあるので、プロが代わりに管理してくれると考えればそれほど高くはありません。
どのくらい儲かるの?
投資信託は、1年や2年といった短期で大きなリターンを求めるには不向きな商品です。
その代わり、長期になればなるほど利益が得やすくなります。
過去の例でいうと
80年以上前から存在するアメリカの投資信託は、なんと平均利回りが12%という運用実績なのだそうです。
また、仮に30年前から国内株・国外株・国内債券・国外債券を4分の1ずつ持っていた場合、平均利回り6%の利益が出せたそうです。
同じように投資すれば、30年後には同じような結果を出せる可能性が高いとうことです。
今後も儲かると言えるか
今後も同じような利益が出せるかと言えば、その可能性は高いです。
なぜなら世界経済はまだまだ拡大する余地が大きいからです。
日本やヨーロッパなどの先進国は、30年前に比べれると成長が鈍化してきているので、「今後必ず30年右肩上がりに成長する」とは言えないですが、世界の半分は現在も急激な勢いで成長を続ける発展途上国です。
発展途上国がどこまで成長するかは分かりませんが、少なくとも現在の先進国と同水準まで経済が拡大するのはまず間違いないでしょう。
経済が不安定なので発展途上国だけに投資するのはやや危険ですが、発展途上国を含む世界経済全体に投資すれば、間違いなく利益を得ることができるはずです。
そして、投資信託であれば、まさにそうした投資が可能になります。
利回り6%のパワー
たった6%じゃ大して儲からないと思うかもしれませんが、毎月3万円ずつ10年間購入し続けたとすると、利子に利子がついていくので、最終的には購入費用360万円に対して、トータル494万円にもなります。
30年で計算すると購入費用1,080万円で3,028万円にもなります。
私がアフィリエイトなどの副収入を投資信託に回したいと考えている理由がまさにこれなんです。
投資信託はどうやってやる?
どこで買う?
最近は銀行やゆうちょの窓口なんかでも購入できてしまうのですが、証券会社も含めて窓口での購入は避けましょう。
投資信託は商品が数千種類もあって、きちんと選ばないと手数料ばかり取られる意味のない商品を買わされることになります。
窓口で担当者が出してくるのは、まず間違いなくその銀行や証券会社が一番利益を出しやすい商品や、売れ残ってどうしようもない商品です。
損をすることは少ないかもしれませんが、その代わり利益もほとんど出ないと考えていいでしょう。
なので、投資信託を買うなら絶対にインターネットで取引できる証券会社に限ります。
どれを買えばいいの?
以下の条件をクリアしたものの中から選ぶのがいいと思います。
- 購入時手数料が無料
- 運用管理費用率が低い(1%前後)
- 自動積立ができる
- 純資産残高が高い
- 信託期限が無期限
- 分配金が再投資できる
できればその中でも世界中の株・債券へ投資できる内容の商品がおすすめです。
毎月決まった日に自動で購入する、「自動積立」で購入しましょう。
また、商品によっては、運用で得た利益を定期的に「分配金」として支払うものもありますが、分配金は受け取らずに再投資に回したほうが利益を大きくできます。
証券会社ごとに扱う投資信託も違うので、複数の証券会社に口座を開設して比較してから購入することをおすすめします。
ロボアドバイザーがおすすめ
最近注目され出し、確実な利益を出しているのがTHEOやWealthNaviなどのロボアドバイザーによる投資信託です。(WealthNaviは、沢村一樹さんがCMしてるあれですね。)
資産や簡単なアンケ―トだけで自分に合った投資リスクをロボアドバイザーが判断して、入金するだけでそれに合わせて自動で投資してくれます。
投資の学習、投資商品の選定、資産配分、運用、リバランス、これらすべてをロボアドバイザーがやってくれます。
開始からこれまでの運用成績も一番低いリスクをとったとしても年利6%を超えています。
普通の投資信託を選ぶかロボアドを選ぶかはあなた次第なのでどちらでもどうぞ。
まとめ
まとめることこんな感じです。
- 安定的に資産を形成するなら「分散投資」が必要
- 投資信託なら個人でも簡単に分散投資することができる
- 世界経済は今後も成長を続けるので、投資信託で世界経済全体に投資する
- 投資信託はネットで申し込む
投資信託は時間をかけることで利益がどんどん増えていきます。
つまり、早く始めれば早く始めた分だけ利益に繋がるということなので、少しでも興味があるなら口座開設だけでもしておきましょう。

最終的には投資信託の利息だけで暮らしていくのが目標です。