「FXってハイリスク・ハイリターンで結局儲からないんでしょ?」
と思っていませんか?
確かに、株なんかに比べると値動きが激しく、素人には利益を上げるのが難しいのがFXです。
ですが、そんな中、あるサービスによって顧客の7割が利益を上げているFX会社があります。
それが、今回ご紹介するマネースクエアのトラリピです。
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トラリピとは?
↓トラリピが90秒で分かる公式の動画です。とても分かりやすいです。
トラリピは、マネースクエアが提供している、FXの自動売買ツールです。
「トラップリピートイフダン」が正式名称で、その仕組みで2007年に特許も取得しています。
FXは参加者の8~9割が1年以内に市場から撤退していくと言われている中で、マネースクエア利用者のおよそ7割が資産を増やしているというから驚きです。
トラリピの特徴と仕組み
「トラップ+リピート+イフダン」という3つの売買の仕組みをまとめたものです。

要するに「安く買って高く売る」または「高く売って安く買う」ことで利益を出して、それを繰り返すように設定する仕組みですね。
トライリピートイフダンについて、次の3ステップで解説します。
- イフダン注文(IFD)
- リピートイフダン注文(RIFD)
- トラップリピートイフダン注文
1.イフダン注文(IFD)
まず基本になるのはイフダン注文(IFD)です。
イフダン注文とは、もし〇〇円で買えたら(新規注文)、××円で売る(決済注文)、という「新規注文」と「決済注文」がセットになった注文のことです。
2.リピートイフダン注文(RIFD)
1のイフダン注文を自動的に繰り返し続けるので、
リピート+イフダンで、「リピートイフダン注文(RIFD)」といいます。
新規注文成立後、セットで発注していた決済注文が成立すると、自動的にまた新規注文と決済注文が発注されます。
リピートする条件は、「決済注文」が成立することです。
「決済注文」が成立しないとリピートはしません。

マネースクエアは、この「リピートイフダン注文(RIFD)」でも特許を取得しています。
3.トラップリピートイフダン注文
ある値幅内に2の「リピートイフダン注文(RIFD)」を罠(トラップ)のように等間隔に複数本仕掛けるのが「トラップリピートイフダン注文」です。
FX自動売買すべてに言えることですが、トラリピも、為替相場の上下を予想する必要なく、「このくらいの範囲で相場が動きそう」と予想するところにいくつもの罠(トラップ)を仕掛けていくだけです。
あとは自動売買が繰り返されて、相場が休みの土日を除く24時間、働いている間も、寝ている間も、遊んでいる間も自動的に売買が行われて、ほったらかしで資産が積み上がっていきます。
トラリピにかかる手数料は?
トラリピは他に比べて手数料が高いとの声があったのですが、2018年9月29日から手数料は無料になりました。
ただし、スプレッドはかかります。
買値と売値の差。実質的に手数料と同じで、トラリピに限らずFXの売買には必ずかかるもので、各社値段が違う。
スプレッドは通常のFXに比べれば高いですが、他のFX自動売買の手数料+スプレッドの値段と比べると、安めです。
通貨ペア | スプレッド |
USD/JPY | 3.0pips |
EUR/JPY | 4.0pips |
AUD/JPY | 5.0pips |
AUD/USD | 5.0pips |
NZD/JPY | 7.0pips |
NZD/USD | 4.0pips |
CAD/JPY | 6.0pips |
GBP/JPY | 7.0pips |
TRY/JPY | 8.0pips |
ZAR/JPY | 3.0pips |
例えばトライオートFXのUSD/JPYの手数料+スプレッドの価格は4.3円ですから、1回の取引で13円も違ってきます。
トラリピのメリットとデメリット
トラリピのメリット
- 取引手数料が無料
- 相場の上下を予想する必要がない
- FX失敗の最大の原因である感情に左右されない
- 「らくトラ」で簡単にはじめられる
- すでに稼いでいる人の設定を真似できる
- 「決済トレール」で更に利益を増やせる
取引手数料が無料
トライオートFXなどの他のFX自動売買の場合はスプレッドに加えて取引手数料がかかる会社がほとんどですが、トラリピは取引手数料が無料です。
わずかではありますが、その分利益を出しやすいと言えます。
相場の上下を予想する必要がない
まず、価格が今よりも上がるのか下がるのかという相場予想を一切する必要がありません。
普通のFXは売買のグラフ(チャートといいます)が、どのように動くのか分析を行ったり、価格が大きく上下動すすアメリカの経済指標の発表のニュースを勉強したりする必要がありますが、その手間がいらないので、投資初心者でも簡単に始めることができます。
FX失敗の最大の原因である感情に左右されない
FXの利点であり欠点の1つは、市場が土日を除いて24時間常に稼働していること。
私もそうでしたが、ポジションを持つ(通貨ペアを買うor売ること)と、仕事をしているときや寝ているときに大きな価格変動があるんじゃないかと気が気じゃありません。
FX自動売買全般に言えることですが、こうした心配をする必要がなくなります。
また、売買の投資判断はただでさえ難しい上に、感情に左右されてしまいます。
損をしているときは「また元の価格に戻るんじゃないか」と根拠のない期待をして売ることができずに損失が膨らんでいきます。
逆に利益が出たときは「早く利益確定しないと価格が下がるんじゃないか」と、もっと得られたはずの利益を得られません。
多くの場合、FXの失敗はこうして感情のコントロールを失敗することにあります。

私もそうでした。ここが一番難しいんですよね。
ですが、自動売買の場合は、そうした投資判断をする必要がないため、機械的に淡々と利益を積み重ねていくことができます。
「らくトラ」で簡単にはじめられる
トラリピで心配なのは、「自動売買の設定なんてうまくできるのかな?」というところですよね。
トラリピには、初心者向けに「らくらくトラリピ(らくトラ)」というツールが用意されています。
「らくトラ」は、現在レートを考慮することなく、仕掛けたいレンジに仕掛けたい本数を指定するだけで簡単にトラリピ注文をすることができる機能です。


要するに、今の価格にから上がった場合と下がった場合の両方を想定して注文を出す必要があったものを、1回の注文で済ませることができるようになっているんです。
すでに稼いでいる人の設定を真似できる
「トラリピ 設定」なんかで検索すると、現在既にトラリピで収益を上げている人がご自身の設定を公開していることが多いです。
例えばトラリピで有名なのが、「不労所得でセミリタイアを目指す30代のブログ」の鈴さん( @semiritaia_suzu)です。
他にも利益を上げているご自身の設定を公開されている方は多いのでそのまま真似するだけで、同様の利益を上げることができます。
「決済トレール」で更に利益を増やせる
これもマネースクエアの特許です。
トラリピは同じ価格内を上下動する「レンジ相場」で有効ですが、レンジから外れて価格が大きく動く「トレンド相場」では儲け損ないが出てしまうことが弱点でした。
「決済トレール」は、それを補い、トレンドが発生したときにトレンドを追いかけるように決済額を少しずつ上げて(下げて)いき、利益の極大化を狙うトラリピの機能です。
これがあることで、他のレンジ相場向き自動売買以上の利益を狙うことができます。
トラリピのデメリット
- 含み損を抱えて運用される
- マイナススワップがかかり続ける場合がある
- レンジから大きく外れた場合の損失リスク
含み損を抱えて運用される
FX自動売買全般に言えることですが、ポジションをとった直後はほぼ必ず最初は含み損を抱えることになります。
一定の価格まで下がったら買い注文を行いますが、その後すぐに価格が上昇していけばいいですが、普通はそのまま下落することのほうが多いでしょう。
トラリピは設定した利益確定額まで決済されないので、その額に達するまではそのまま持ち続けることになります。
その後、価格が再び上昇に転じた後、設定したところで決済を行う仕組みなので、どうしても含み損を抱えがちになるんです。
なので、最初はじめてしばらくは決済によって積み上がった利益よりも、含み損のほうが大きい状態が続いてちょっと不安になります。
ですが、時間が経つにつれて決済により利益が積み上がり、含み損を超えていくことになるので、長期で続ければ続けるほど利益が大きくなる仕組みになっています。
マイナススワップがかかり続ける場合がある
「スワップ」は、「スワップポイント」の略で「通貨を取引することで得られる金利のようなもの」のことです。
ドル/円で言うと、買いのときはスワップはプラスになるので、持っている間少しだけ利息をもらえますが、逆に売りのときはマイナスになるので、持っている間少しずつ利息を払うことになります。
このスワップは、売買の決済時に合わせて清算されます。
トラリピは、売買益で利益を積み上げることを目的にしているので、買い(売り)の新規注文をした後は、一定の利益に達するまで決済されません。
その間、マイナススワップがかかるポジション(買いor売り)をとっている場合は、決済されるまでスワップを払い続けることになります。
ただ、通常はスワップは微々たる額なので決済で得られる利益の方が大きいのでそれほど気にする必要はないと思います。
また、買いと売り両方で運用する「両建て」であれば、逆にプラススワップも同時に発生するので、相殺されてそれほど大きな不利益にはなりません。
レンジから大きく外れた場合の損失リスク
トラリピはレンジ相場内の価格の上下動を利用して利益を得るものです。
ですが、レンジから大きく外れてしまった場合、例えば買い注文の後に価格が突然大きく下落した場合、大きな損失が出る可能性があります。
最悪の場合、損失が自己資金を超えてしまい、強制的に決済される「ロスカット」になってしまうことも。
ただ、これもFX自動売買全般に言えることですし、設定でリスクは自由に調整できるので、大きなデメリットとは言えないと思います。
トラリピに向いている人
トラリピに向いている人は、
- サラリーマンや主婦など取引の時間がない人
- FX(投資)初心者
- FXを昔やっていて一度諦めた人
です。
FXは24時間相場が変動するので、昼間働いている人や家事や育児で時間のない主婦の方には不向きです。
ですが、トラリピはほったらかしでも自動的に利益を積み上げてくれるので、時間のあるときにときどき確認するだけで取引ができます。
また、極端な話、FXを全く知らない初心者でも簡単に運用が可能です。
もちろん勉強をしたほうがいいですし、どういった取引が行われているかを把握できたほうが利益を上げやすく、リスクも減らすことができます。
個人的には、FX再挑戦者におすすめです。
私も何年か前にFXを1年くらいやっていましたが、仕組みやチャート分析の理論は分かっていても、やはり感情に左右されて思うように利益を出せませんでした。
ですが、自動売買であれば、売買判断をする必要がないため、感情に流されて決済のタイミングを誤ることもありません。
ポジションをとる前の冷静な状態で決済までの売買判断ができるため、着実に利益を積み重ねることができます。
これからFXで利益を上げたい方もFXで一度負けて悔しい思いをされている方も、是非一度挑戦してみてください。