ConoHa WINGの無料ドメインはどれがいい?2つ目(LITE)の選び方と注意点【5ドメイン運用者の結論】

ConoHa WINGのWINGパックには独自ドメインが2つまで無料でついてきます。

ただし、一度設定すると変更ができません。

特に2つ目の「無料独自ドメインLITE」は選べるTLDが8種類に限られるうえ、用途によって向き不向きがはっきり分かれます。

私は現在5つのドメインをお名前.com・ムームードメイン・ConoHa WINGの3サービスで管理しています。

この記事では、その経験をもとに「どのTLDを選ぶべきか」「そもそも今すぐ取るべきか」の判断基準をまとめます。

結論:1つ目は本命ドメイン、2つ目は用途が決まってから

先に結論を書きます。

1つ目の無料ドメインは、長く使う本命サイトのドメインに使うのが鉄板です。

.comか.netを選んでおけばまず間違いありません。

2つ目(LITE)は用途で判断してください。

  • 用途がまだ決まっていない → 今は取らない。WINGパック契約中ならいつでも追加できるので、焦る必要はありません
  • EC・物販サイトを作る予定 → .shopを取る。通常の更新料が高めのTLDなので、無料で持てるメリットが大きいです
  • 東京のローカル情報サイト → .tokyo
  • 汎用の情報サイトやブログ → .siteか.online。ジャンルを問わず使いやすいTLDです

私自身の話をすると、1つ目の無料枠はfukuusagi.comに使いました。

もともとメインブログ(shikamori-p.com)のサブディレクトリで運営していたウサギの飼育ブログを、独立したドメインに分離するタイミングで取得したものです。

サブディレクトリのままだとメインブログのジャンルと混在してしまうため、別ドメインに切り出す判断をしました。

ちょうどWINGパックの無料枠が残っていたので、追加コストなしで.comドメインを新規取得できました。

2つ目のLITEはまだ使っていません。

明確な用途が決まるまで温存しています。

「とりあえず取っておく」こともできますが、後述する通り一度設定すると変更できないため、私は急がない判断をしました。

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無料ドメイン2つの仕組みを整理する

WINGパックの無料ドメインは2種類あり、それぞれ選べるTLDが違います。

1つ目(無料独自ドメイン) は.com、.net、.org、.blogなど20種類から選択可能です。

メジャーなTLDが揃っているので、メインサイト用として使うのが自然です。

2つ目(無料独自ドメインLITE) は.online、.space、.website、.tech、.site、.fun、.tokyo、.shopの8種類に限定されます。

.comや.netは選べません。

どちらも新規取得だけでなく、他社からの移管やConoHaで取得済みのドメインを設定することもできます。

押さえておくべき注意点は2つです。

1つ目も2つ目も、一度設定すると別のドメインへの変更はできません。

また、WINGパックを解約したり通常料金に変更した場合、翌年以降の更新費用は有料になります。

なお、WINGパック申込時に「今は追加しない」を選んで、後から設定することも可能です。

無理に決める必要はありません。

取得の手順自体はConoHa公式サポートに詳しく載っています。

参考ConoHa公式サポート無料独自ドメインの設定方法

参考 ConoHa公式サポートの無料独自ドメインLITE設定方法

2つ目(LITE)の8種類を用途別に整理する

ここがこの記事の本題です。8種類を並べて「好きなのを選んでください」では判断できないので、用途別に整理します。

EC・物販なら「.shop」、東京ローカルなら「.tokyo」

「.shop」はオンラインショップやハンドメイド販売、サービス販売など、物を売るサイトに最も向いています。

URLを見ただけで「販売サイトだな」と伝わるのが強みです。

通常の更新料が高めのTLDなので、無料で持てるメリットも大きいです。

「.tokyo」は東京のグルメ情報やイベント情報など、東京に特化したサイトに合います。

ただし、東京以外の情報を扱いたくなったときに名前が足かせになるので、汎用性は低めです。

なお、公式では、LITE対象8種類のうち移管の取り扱いがあるのは.shopと.tokyoと記載されています。

参考 ConoHa公式サポートの無料独自ドメインLITE設定方法

これは、他社で管理している.shopや.tokyoのドメインをConoHaのLITE枠に移管して無料で設定できるということ。

ちなみに、無料独自ドメインに設定されている状態ではConoHaから他社への移管(持ち出し)はできません。

LITEに限らず1つ目の無料ドメインも同様です。

参考ConoHa公式サポート無料独自ドメインの設定方法

汎用の情報サイト・ブログなら「.site」か「.online」

「.site」はジャンルを問わず使いやすく、URLとしても違和感が少ないTLDです。

「○○.site」という形は情報サイト全般に馴染みます。

「.online」はWebサービスやオンライン系のコンテンツサイトに向いています。

教育コンテンツやツール紹介サイトなどと相性が良いです。

IT・開発系なら「.tech」もあり

「.tech」は一般的なブログ用途での優先度は低めですが、開発系のポートフォリオサイトやSaaSの試験サイトなど、テクノロジーに関連するサイトなら用途が立つTLDです。

積極的にはおすすめしにくいTLD

「.space」、「.website」、「.fun」は日本での認知度が低く、読者やユーザーから「見慣れないURLだな」と思われる可能性があります。

ブランドとして長期運用するサイトには向きにくいTLDです。

以下に8種類の比較をまとめます。

TLD向いている用途LITE枠への移管設定更新料備考
.shopEC・物販・サービス販売7,018通常更新料が高めのため無料の恩恵大
.tokyo東京ローカル情報2,178汎用性は低い
.site汎用(ブログ・メディア)×5,918ジャンルを問わず使いやすい
.onlineWebサービス・オンライン系×5,918IT系サイトに馴染む
.techIT・テクノロジー系×10,318開発系ポートフォリオ向き
.space×5,918認知度が低い
.website×3,938認知度が低い
.fun×6,908認知度が低い

※「LITE枠への移管設定」は、他社で管理しているドメインをConoHaのLITE枠に移管して設定できるかどうかを示しています。新規取得の場合は8種類すべてから選べます。
なお、無料独自ドメインに設定されている状態ではConoHaから他社への移管(持ち出し)はできません。

「変更できない」のリスクを正しく理解する

繰り返しますが、1つ目・2つ目のどちらも、一度設定すると別のドメインへの変更はできません。

これは「取ったドメイン名を後から変えられない」という一般的なドメインの話ではなく、無料枠に紐づけたドメインを別のドメインに差し替えられないという意味です。

たとえば「とりあえず.funで取っておいて、あとで.shopに変えよう」はできません。

.funが不要になっても、無料枠は.funに使い切った状態のままです。

だからこそ、用途が決まっていないなら「今は追加しない」を選ぶのが正解です。

WINGパック契約中であれば、いつでも後から追加設定できます。

急いで取ってしまうことのほうがリスクです。

実質的に無料枠の差し替えはできないため、別のドメインを使いたくなった場合は有料での通常取得や、新たなWINGパック契約を検討することになります。

最初の選択を慎重にするのが一番です。

複数サイト運営者の私のドメイン管理

参考までに、私のドメイン管理状況を共有します。

現在5つのドメインを3つのサービスで管理しています。

お名前.comでshikamori-p.com(このブログの本体)と他1ドメイン、ムームードメインで2ドメイン、ConoHa WINGの無料枠でfukuusagi.com(ウサギ飼育ブログ)です。

shikamori-p.comはお名前.comで管理していますが、ConoHaの無料枠はすでにfukuusagi.comで使い切っているので、仮にConoHaに移管しても無料にはなりません(無料枠は変更不可のため)。

結果的にお名前.comのまま管理を続けています。

ドメインの管理先を分散させておくメリットは、リスク分散です。

万が一どこかのサービスに障害があっても、全ドメインが同時に影響を受けることがありません。

一方で、管理先が増えると更新時期の管理やログイン情報の管理が煩雑になるというデメリットもあります。

自分にとってどちらが大事かで判断すれば問題ありません。

もし外部のドメインをConoHaに移管して無料枠に入れる場合は、以下の点を事前に確認してください。

  • 移管元で移管ロックが解除されているか
  • WHOIS公開代行が解除されているか(公開代行中は移管できません)
  • AuthCode(認証コード)が取得できるか

よくある質問

2つ目の無料ドメインは後から取得できる?
WINGパック契約中ならいつでも追加可能です。急ぐ必要はありません。
2つ目で.comは選べない?
選べません。LITEは8種類限定です。.comが追加で欲しい場合はConoHaで有料取得するか、外部のドメインサービスで取得してConoHaに追加できます。
サブドメインとどっちがいい?
完全に別サイトとして運営するなら独自ドメイン、同じサイトの派生ならサブドメインかサブディレクトリが適しています。サブディレクトリの作り方はこちらの記事で解説しています。
3つ目以降のドメインはどうする?
ConoHaの管理画面から有料で取得するか、お名前.comやムームードメインなど外部で取得したドメインをConoHaに追加して使うこともできます。

まとめ

ConoHa WINGの無料ドメインは、1つ目は本命サイトの「.com」か「.net」に、2つ目(LITE)は用途が明確になってから選ぶのが失敗しないコツです。

EC系なら「.shop」、東京ローカルなら「.tokyo」、汎用的な情報サイトなら「.site」か「.online」、といった具合に用途から逆算して選んでください。

何より大事なのは、変更ができない以上「とりあえず取る」は避けること。

後からいつでも追加できるので、用途が決まるまでは温存しておくのも立派な選択です。

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