高齢うさぎがトイレでしなくなったときの対処法

高齢のうさぎさんは、突然トイレを使わなくなります。

我が家のうさぎは若いころは、8割のおしっこはトイレでしたが、うんちはどこでも自由にしていました。

10歳を超えたあたりでおしっこをどこでもするようになってしまいました。

色々な方のお話しを聞くと、若いころはトイレでしていたうさぎさんも、高齢になるとトイレでしなくなる子がほとんどのようです。

この記事では、高齢になってトイレでしなくなったとき、どう対処すべきかについてまとめました。

高齢うさぎがトイレでしなくなる理由

そもそもなぜうさぎは高齢になるとトイレでしなくなるのでしょうか?

その理由はよく分かっていませんが、考えられる理由は以下の4つです。

  1. トイレでする習慣を忘れる
  2. トイレがどこにあるか分からない
  3. トイレにいくのがめんどくさくなる
  4. 足腰が弱ってトイレに上がるのがつらい

①か②なのかな?と思って、においでトイレが分かるように、おしっこを拭いたティッシュを入れてみたりしましたが、あまり効果はありませんでした。

我が家の場合は何となく③ぽい感じでしたw

うさぎさんの様子を見ていても、さすがに理由の特定は難しそうです。

どれかひとつの理由ではなく、いくつかの理由が相まってトイレを使わなくなるのではないかと思います。

もうトイレではしないものだと受け入れて、それに合わせて対策をしてあげるようにしましょう。

うさぎがトイレでしなくなったときに注意すること

大事なのは足元を清潔に保つこと

一番大事なことは、ケージ内、特に足元を清潔に保つことです。

床のおしっこをうさぎが踏んで足が濡れてしまうと、皮膚が弱ってソアホックになってしまうことも。

そのまま傷口から雑菌が入ると骨髄炎や滑膜炎になって歩けなくなってしまうこともあります。

うさぎのソアホック対策と予防法(なかなか治らないときの自宅での治療法)

ですので、まめに掃除をしてあげることはもちろん、うさぎさんがおしっこをしても汚れないような対策をすることが必要です。

まずは床にはこうしたペット用シーツを敷いてあげてください。

おしっこを一瞬で吸収してくれるので、その上をうさぎさんが歩いても足が汚れることはありません。

ちなみにこの商品は8枚入りですが、1枚で4、5日分のおしっこを吸収できるので、これだけで1か月使えます。

毎日変えるとなると大変なのでおすすめです。

ペットシーツ選びのポイント

裏面も吸水性のあるものを選びましょう。

裏側がツルツルのものを選ぶと、はじのほうでおしっこをしたときにそれが裏面を伝ってびちょびちょになってしまいます。

それからこうした吸水性の高いマットを敷くのもおすすめです。

私はどちらも使っていましたが、これも一瞬でおしっこを吸収してくれます。

高齢になると足腰が弱ってくるので、ソアホック対策にもこうした柔らかいマットは最適です。

マットの場合は毎日取り換えた方がいいので複数枚用意したほうがいいでしょう。

トイレは一応残しておく

うさぎは気まぐれなので、突然トイレでしたくなることもあります。

ほとんどしなくなったとしても、トイレは残しておきましょう。

もしかしたら加齢で臭いを感じにくくなっているのかもしれません。

おしっこを拭いたティッシュを入れておくと、その臭いでトイレを思い出すこともあるので、試してみてください。

三角形のトイレの場合、狭くてバランスが取りづらいから上りたくないのかもしれません。

四角形の広いタイプのトイレに変えてみるのもおすすめです。

【2021最新】うさぎのトイレおすすめランキング(三角・四角それぞれ)選び方のポイントも解説しています。

フラットなトイレにしてみる

うさぎさんは綺麗好きなので、本当はトイレでしたいのに、上り下りが辛くてトイレに行けないのかもしれません。

そんなときはトイレを一段下に入れられるようなケージを使用する方法もあります。

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段差がなくなるので上り下りすることでの足腰の負担を軽減できます。

この記事でも書いたように、高齢になると足腰が弱ってくるので、そういう意味でもケージ内の段差はないほうが望ましいです。

こうした対策も検討してみましょう。

高齢うさぎにおすすめのケージ。住環境の整え方のコツやポイントを紹介。

高齢うさぎがトイレでしなくなったときの対処法:まとめ

うさぎは本来綺麗好きな生き物ですし、本能的にも同じ場所をトイレにすることを好みます。

ただ一方でめんどくさがりでわがままなので、ちょっとでも体がしんどかったりするとどこでもトイレにしてしまいます。

清潔な環境を保つことが第一ですが、なるべくならうさぎさんの好きな方法でできるようサポートしてあげたいところ。

うさぎさんの様子をよく観察して、そのうさぎさんに合った方法で対策してあげるようにしましょう。

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