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うさぎを飼っていると、ある日突然「強制給餌が必要です」と獣医さんから言われることがあります。
わたしもその一人でした。
うちのうさぎは、晩年うっ滞を起こしてから食欲不振が続いて、斜頸気味に。
寝たきりに近い状態になってほとんど食べないので強制給餌が必要になりました。
初めて強制給餌をすることになったとき、あまりの不安で頭が真っ白になったのを今でも覚えています。
特にうさぎは、具合が悪いと自ら食べることをやめてしまう繊細な生きもの。
食べない時間が長引くほど命に関わる事態に陥ります。
だからこそ、事前に準備と正しい知識を持っておくことが大切です。
この記事では、初めて強制給餌に直面した飼い主さん向けに、必要な道具からやり方、量と回数、さらには私の体験談をまじえながら、できる限りわかりやすく解説します。
不安な気持ちを少しでも軽くし、あなたとうさぎさんの力になれることを願っています。
うさぎに強制給餌が必要なタイミングとは?原因と注意点を解説
まず大前提として、強制給餌は「獣医師の指導のもと」で行うことが鉄則です。
うさぎは体調不良になると「食べない」→「胃腸が止まる」→「さらに食べなくなる」という悪循環に陥ります。
特に「うっ滞」「斜頸」「高齢による衰弱」などで自力で食事ができないときに、強制給餌が必要となることが多いです。
私のうさぎも晩年、斜頸が悪化して寝たきりに近い状態になり、強制給餌を始めました。
最初は戸惑いだらけでしたが、正しいやり方を身につけることで少しずつ上手に与えられるようになりました。
初めての強制給餌で用意すべき道具と事前準備
準備がすべてと言っても過言ではありません。
焦って始めると飼い主も緊張し、うさぎにもストレスを与えてしまいます。
■ シリンジ(注射器)
まず必須なのがシリンジです。
一般的には20〜40ccくらいの容量が適していますが、私は最初、10ccを複数本用意して練習しました。
ポイントは「使い分け」。
流動食用と水分補給用でシリンジを分けることで衛生面でも安心です。
また、シリンジの先端は必要に応じてカット。ペレットなどの繊維質が詰まることを防ぎます。
私はペット用のカット済みタイプをいくつか用意して、常に清潔を保つようにしていました。準備がすべてと言っても過言ではありません。
焦って始めると飼い主も緊張し、うさぎにもストレスを与えてしまいます。
シリンジ(注射器)
まず必須なのがシリンジです。
一般的には20〜40ccくらいの容量が適していますが、私は最初、10ccを複数本用意して練習しました。
ポイントは「使い分け」。
流動食用と水分補給用でシリンジを分けることで衛生面でも安心です。
また、シリンジの先端は必要に応じてカット。
ペレットなどの繊維質が詰まることを防ぎます。
私はペット用のカット済みタイプをいくつか用意して、常に清潔を保つようにしていました。
パウダータイプの流動食
私は「いつものペレットを粉砕すればいいかな」と思ってすり鉢で粉にしようとしましたが、繊維が残ってしまい失敗…。
結果的に、市販されている流動食パウダーを使うのがベストでした。
固めのだんご状にして薬を混ぜて食べさせたりすることもできますが、うちは固めの状態では全く食べませんでした。
水を少しずつ混ぜて固さを調整しながら流動食を作ります。
どうしても食べなければりんごジュースなどの好きなジュースで溶かすと食べてくれたりもします。
また、強制給餌が必要なときは、お腹の調子が悪いことがほとんどです。
お腹が冷えるのはよくないので、水よりもお湯で溶いてあげたほうがいいかもしれません。
私は試していないのですが、いつものペレットをコーヒー用の電動ミルで粉状にする方法もあるようです。
いつも食べているペレットと同じ味なのでうさぎも食べやすくていいかもしれません。
アクアコール(動物用電解質補給水)
簡単に言うとウサギ用のポカリスエットです。
電解質を効率的に摂取できます。
食欲不振で一番怖いのが水分不足からくる脱水症です。
脱水状態が長く続くと腎臓に負担がかかり、病気になることがあります。
アクアコールがあると、自力で水を飲めないときに、普通の水よりも効率的な水分補給ができるので、いざというときに便利です。
うさぎの強制給餌に必要なもの、あったほうがいいもの
私は試していませんが、いつも食べているペレットと同じ味なのでうさぎも食べやすくていいかもしれません。
■ 栄養補助サプリや乳酸菌
食欲不振だと間違いなく盲腸糞も食べていないので、必要な栄養素(特にビタミン群)が不足しがちになります。
我が家ではビタミン補給にアニマストラス(液体)を活用していました。
少し高価ですが、うさぎの回復力を高めるために毎回欠かさず追加。
強制給餌のたびに少量混ぜていましたが、飲ませ続けるうちに毛並みがツヤツヤになってきたのが印象的でした。
顆粒と液体があるので、強制給餌には液体が便利です。
ただ、アニマストラスの液体は、顆粒とちがって微量のアルコールを含んでいます。
瓶から出した後、数分~10分放置してアルコールを気化したほうがより安全です。
また、食欲不振になると、腸内環境も悪化するので、乳酸菌のサプリをすりつぶして入れてあげるのもおすすめです。
すり鉢
小さなすり鉢もあると便利です。
乳酸菌やうさぎのチカラなどのタブレット状のサプリをすりつぶしてエサと混ぜて入れてあげることができます。
いざというとき慌てない!強制給餌の直前準備リスト
- 流動食を入れたシリンジ
- 水(アクアコール)を入れたシリンジ
- 口をふくためのティッシュなど
- タオル(必要な場合)
- ご褒美のおやつ
流動食はあまり水っぽくせず、どろどろの状態にします。
水っぽいと量と回数が増えることになってしまい、うさぎにとっても負担です。
水(アクアコール)は食べてしばらくした後に口の中に残った流動食を流すためにあげます。
成功率アップ!強制給餌に最適な場所の選び方とポイント
場所選びも大事なポイントです。
暴れずに食べてくれる子ならいいのですが、大抵のうさぎが最初は暴れると思います。
一番危ないのは、暴れてケガをしてしまうこと。
床で暴れてしまう子は、つるつる滑る机の上だと、案外警戒して飛び出さなくなります。
また、うさぎの知ってる場所=テリトリー内だと逃げることができると思って暴れるので、うさぎが普段入らないキッチンや洗面所、お風呂などでも緊張して委縮するのでおすすめです。
私はうちのうさぎの暴れるタイミングと制し方を把握していたので、普通にケージの中であげてました。
タオルで優しく包むと、安心して落ち着いてくれることが多かったです。
初心者でも安心!強制給餌のやり方とコツをわかりやすく解説
文章よりは動画で見るほうが分かりやすいと思います。
以下の2つの動画はとても参考になりました。
重要なポイントは以下のとおりです。
- 暴れる場合はタオルで包む
- 胸のほうを少し高くしてあげる
- 横の前歯と奥歯の隙間からシリンジを入れる
- 口に入れたシリンジを縦(斜めくらいでOK)にして少し奥に入れる
- 1回の咀嚼で1~2ccずつ流し込む
- 流動食を食べ終わったら水をあげる
- 最後は口周りをキレイに拭いてあげる
- べた褒めして、必要ならご褒美のおやつをあげる
仰向けにして与える動画も出てきますが、おすすめしません。
仰向けだと気道に流動食が入るリスクがあるため、避けた方がいいと思います。
うさぎによってもベストなあげかたは違ってくるので、こればかりは練習してみるしかありません。
私の場合は、ゲージの中で頭を前から固定して普通に前から与えていました。
左手の中指を額から後頭部にかけておいて、親指と小指で両あごの端を支える感じです。
ちょうどうさぎにアイアンクローをかましてる感じになります。
親指をちょっとずらして前歯と奥歯の間を狙って、口の端からシリンジを挿入していました。
ときどき何故か前に突進して逃れようとするので、シリンジが口の奥に入りそうになって焦りました。
いっぺんに与えると口からぼとぼと出てきてしまうので、少量を数回に分けて少しずつ入れてあげます。
最初は嫌がりましたが、慣れてくると普通にもぐもぐ食べてました。
水の場合はやや口の奥に入れてあげないと口の端からこぼれてしまいます。
少し上を向かせてあげると飲みやすいようでした。
終わったら口周りを拭いてあげてください。
うちのうさぎは体調が悪いと自分で口まわりを掃除することもできなかったので、ほっといたらあごの毛についた流動食が乾いてかぴかぴになってて、後で取るのが大変でした。
うさぎの強制給餌|適切な量と回数は?実体験から解説
うさぎの体重や病状にもよりますが、一般的な目安は次のとおり。
- 1回 20〜40cc
- 1日 3〜4回
ただ、ネザーランドドワーフ程度の重さならこのくらいでいいとしても、1.5kg以上のうさぎの場合は、これでも足りないのはないかと思われます。
1回に与える量は20cc~40ccくらいが適量だと思うので、1日の必要量から逆算して最低でも1日3回はあげたほうがいいでしょう。
水は体重100gに対して5~10mlくらいが1日に必要な量なので、1.5kgのうさぎの場合は75~150mlは必要です。
体重や病状にもよるので、獣医さんに相談して決めましょう。
無理に一気に与えるのではなく、数回に分けて少しずつ。
「食べるのが辛そうだな」と思ったら、無理せず様子を見ながら調整することが大切です。
強制給餌の最終目標は自力で食べられること
強制給餌は、あくまでも一時的なサポート。
目指すべきは「自分で食べる」ことです。
1回強制給餌を行うと、それが呼び水になって少し自分でも食べだすことがあります。
自分からは食べに行かないけれど、口元にもっていくと食べることがあります。
最初少し強制給餌した後は、一応ふやかしたペレットや牧草を口元までもっていってあげて、自分で食べられないか試してみましょう。
うさぎは一度くわえると吐き出すことができないので、牧草を口の端から無理に押し込むと食べてくれることもありました。
まとめ|焦らず、一歩ずつ。あなたとうさぎさんにエールを
強制給餌は決して簡単なことではありません。
でも、うさぎさんに寄り添いながら一歩一歩進めば、必ずその努力は報われます。
不安や戸惑いは誰しも抱くものです。
この記事が、あなたの手助けとなり、うさぎさんの回復への一歩になればこれほど嬉しいことはありません。
繰り返しになりますが、強制給餌を行う場合は、必ず獣医師と相談しながら進めてください。
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