<!– アイキャッチ画像:検索結果にサムネイルが出ているサイトと出ていないサイトが並んでいるスマホ画面のスクリーンショット(旧記事のものを流用可) –>
スマホでGoogle検索したときに、検索結果の右側にサムネイル画像が表示されるサイトと、されないサイトがあります。

自分のサイトだけ画像が出ていないと、他のサイトに比べて目立たず、クリックされにくいのではないかと気になります。
この記事では、WordPressサイトでGoogle検索結果にサムネイル画像が表示されない場合に、確認すべきことと設定方法を解説します。
先に結論:「必ず出す方法」はない
最初にはっきり言っておくと、「このタグを入れれば必ずサムネイルが表示される」という方法は存在しません。
検索結果にサムネイル画像を表示するかどうか、どの画像を使うかは、Googleのアルゴリズムが自動的に判断しています。
サイト運営者が直接コントロールすることはできません。
ただし、Googleが画像を見つけやすく、選びやすい状態を整えることはできます。
条件を整えれば、サムネイルが表示される可能性は高くなります。
この記事でやるのは「条件を整える」ことです。
まず確認すること
設定を変える前に、自分のサイトの状態を確認します。
1. max-image-preview の設定を確認する
ここが最も重要です。
Googleは、ページに max-image-preview という設定がある場合、その指定に従って検索結果の画像プレビューの最大サイズを制御します。
この値が none(画像プレビューなし)だと、サムネイルは表示されません。
standard でも、表示されるサイズが制限されます。large に設定すると、Googleが大きな画像プレビューを表示することを許可した状態になります。
- 自分のサイトの記事ページをブラウザで開く
- 右クリック →「ページのソースを表示」
max-image-previewで検索(Ctrl+F または Cmd+F)
以下のような記述があればOKです。
<meta name="robots" content="max-image-preview:large">見つからない場合や、none や standard になっている場合は、後述の設定手順で修正します。
2. アイキャッチ画像が設定されているか確認する
意外と多いのが、そもそもアイキャッチ画像を設定し忘れているケースです。
WordPress管理画面で対象の記事を開いて、右サイドバーの「アイキャッチ画像」に画像が設定されているか確認してください。
3. 画像のサイズを確認する
アイキャッチ画像の幅が小さすぎると、Googleがサムネイルとして採用しにくくなります。
Googleは公式に、特にDiscoverで表示される大きな画像について幅1200px以上を推奨しています。
通常の検索結果のサムネイルでも、この基準を満たしている画像の方が選ばれやすいです。
アイキャッチ画像の幅が1200px未満の場合は、より大きな画像に差し替えることを検討してください。
WordPressで整えたい設定
確認で引っかかった箇所に応じて、以下を設定していきます。
max-image-preview:large を設定する
これが最優先です。
多くのSEOプラグインは、この設定を自動的に出力しています。
ソースに max-image-preview:large が入っていればすでに設定済みなので、何もする必要はありません。
入っていない場合は、使っているSEOプラグインの設定を確認してください。
Yoast SEO
→ デフォルトで max-image-preview:large を出力します。
もし出力されていない場合は、「検索での見え方」→ 各コンテンツタイプの設定を確認してください。
All in One SEO
→ 「検索の外観」→ コンテンツタイプの設定で、robotsメタの設定を確認してください。
SEO SIMPLE PACK
→ デフォルトで max-image-preview:large を含む robots メタを出力します。
SEOプラグインを使っていない場合は、子テーマの functions.php に以下のコードを追加することで設定できます。
// max-image-preview:large を出力
add_action( 'wp_head', function() {
if ( is_singular() ) {
echo '<meta name="robots" content="max-image-preview:large">' . "\n";
}
});注意: SEOプラグインがすでに robots メタタグを出力している場合、このコードを追加すると重複します。必ずソースを確認して、まだ出力されていない場合にのみ追加してください。
設定後、ソースを再確認して max-image-preview:large が出力されていることを確認します。
アイキャッチ画像を適切に設定する
すべての投稿にアイキャッチ画像を設定してください。
画像のポイント:
- 幅1200px以上を目安にする(Googleが推奨する大きな画像の基準)
- アスペクト比は16:9、4:3、1:1のいずれかが扱いやすい(Googleの構造化データのベストプラクティスで推奨されている比率)
- テキストが多すぎる画像は避ける(Googleが画像の内容を判断しにくくなる)
OGP(og:image)を確認する
OGP(Open Graph Protocol)の og:image は、SNSでシェアされたときの画像指定が主な役割ですが、GoogleがDiscoverなどでサムネイルを選ぶ際にも参照される場合があります。
SEOプラグインを使っていれば、通常はアイキャッチ画像が自動的に og:image として出力されます。
- 記事ページのソースを開く
og:imageで検索- 意図したアイキャッチ画像のURLが入っていればOK
もし入っていない場合は、SEOプラグインのOGP設定を確認してください。
Article構造化データで画像を指定する(やれるとベター)
Article構造化データの image プロパティで画像を指定すると、Googleが記事と画像の関連性を認識しやすくなります。
多くのSEOプラグインやテーマが自動的にArticle構造化データを出力しています。
- Googleのリッチリザルトテストに記事のURLを入力
- 「Article」の項目がある場合、
imageが指定されているか確認
表示されていれば問題ありません。表示されていない場合、使っているプラグインやテーマが構造化データに対応しているか確認してください。
これは必須ではなく「やれるとベター」の設定です。
構造化データの詳細については「レビュー記事の検索結果に星★を表示する方法」でも触れていますので、参考にしてください。
設定後の確認方法
設定が終わったら、以下の手順で反映状況を確認します。
1. ソースで設定が反映されているか確認
記事ページのソースを開いて、以下が意図通りに入っているか確認します。
max-image-preview:largeがrobots メタタグに含まれているog:imageに意図した画像URLが入っている
2. Search ConsoleのURL検査でライブテストする
Google Search Consoleを開き、URL検査に対象の記事URLを入力します。
「公開URLをテスト」をクリックすると、Googleがリアルタイムでそのページを確認してくれます。
3. リッチリザルトテストで構造化データを確認する
リッチリザルトテストに記事のURLを入力して、Article構造化データの image が正しく読み取れているか確認します。
4. 反映を待つ
検索結果への反映には数日〜数週間かかります。設定を変えた直後に検索しても、まだ反映されていないのが普通です。
それでもサムネイルが出ない場合
上記をすべて整えても、サムネイルが出ない場合があります。以下を確認してみてください。
同じクエリで他のサイトにもサムネイルが出ていない
→ そのクエリでは、Googleが画像を表示しない方針の可能性が高いです。
クエリの種類によっては、画像サムネイルが表示されないパターンがあります。
これはサイト側の問題ではないので、気にする必要はありません。
画像URLがGoogleにブロックされていないか確認する
→ まれに、画像ファイル自体がrobots.txtでブロックされていたり、サーバーの設定で検索エンジンからのアクセスが制限されているケースがあります。
Search ConsoleのURL検査で、画像URLを直接テストして「Googleに登録可能」と出るか確認してみてください。
画像と記事内容の関連性を見直す
→ Googleは画像の主題を、ページの本文・画像のalt属性・キャプション・ファイル名などの周辺情報から判断しています。
アイキャッチ画像のalt属性に記事の内容を反映した説明を入れる、ファイル名を意味のある名前にする(例:IMG_1234.jpg → gadget-review-charger.jpg)といった工夫で、Googleが画像を認識しやすくなります。
最終的にはGoogleの判断
繰り返しになりますが、サムネイルを表示するかどうかはGoogleのアルゴリズムが決めています。
すべての条件を整えても表示されないことはありえます。「条件は整えたので、あとはGoogleに任せる」というスタンスが現実的です。
検索結果の見え方を整えるには、サムネイル以外にもタイトルやメタディスクリプション、構造化データなど複数の要素があります。
サイト名で検索した際に意図しないURLが表示される問題については「Google検索結果に「page」などの謎URLが出る原因と対処法」で解説しています。
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