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評価:4.5
外出時や旅行中のスマホやカメラの充電てどうしてますか?
最近は私もiPhoneやOsmo PocketでVlog動画を撮影するので、休日はバッテリーが1日持ちません。
モバイルバッテリーは必須なのですが、悩ましいのが充電のタイミングと方法です。
食事やカフェの休憩中に充電できるのがベストですが、時間が足らずに十分充電できないこともあります。
そんな時はポケットの中でモバイルバッテリーとカメラを繋いで充電しておいて、動画を撮りたい時はケーブルを抜いて取り出す、みたいな使い方をしているのですが、めちゃくちゃ面倒。
そんな場面の最適解が、今回レビューする「TORRAS FlexLine Pebble」です。
カラビナ付きで、「外にぶら下げて使える」という、新発想のモバイルバッテリー。
巻き取り式のケーブルが内蔵されているので、バックパックにぶら下げてケーブルをサッと引き出すだけでスマホやカメラを充電することができます。
しかも最大35Wの高出力&10,000mAhの大容量なので、複数デバイスの高速充電にも対応可能。
さらに、あえて最近流行りの薄型ではなく、頑丈な円筒形のバッテリーセルを採用することで、衝撃による破損などによる発火リスクも低減。
まさに、外出時、アウトドアを始めとする屋外で歩きながら、撮影しながら、の充電に最適なモバイルバッテリーと言えます。
実際にしばらく使ってみた感想ベースでレビューしていきます。
記事の最後に10%オフで購入できるAmazonのクーポンコードもあるのでお見逃しなく。
〇 ここがよかった
- カラビナと巻取り式内蔵ケーブルで手を塞がずサッと充電できる
- 衝撃に強くアウトドア向き
- 最大35W出力 & 10,000mAhの大容量で色んなデバイスを高速充電
- 川石のような丸く優しいフォルム
△ ここは注意
- 価格がやや高め
- サイズが大きい
- 2台同時充電は合計15W止まり
- PPS非対応
PR この記事はメーカーから商品提供を受けて作成しています。が、忖度なく本音で自由にレビューさせてもらっています。

ガジェットブロガー
バビ
東京在住のガジェット好き会社員ブロガー。
デザイン性の高いガジェット・スマホ・PC周辺機器を、実体験にもとづき200本以上レビューしています。
経験を活かした専門的かつ正直なレビューをお届けします。
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TORRAS FlexLine Pebbleの特徴とスペック
- 70cmの巻き取り式USB-Cケーブル内蔵
- カラビナ一体の外掛け設計でバッグ外側や自転車・ベビーカー等に装着可能
- 最大35W急速充電×10,000mAhで、スマホ〜小型タブレットまで高速充電
- Pebble(小石)ライクな手に馴染む丸みのある優しいフォルム
- 円筒形バッテリーセル採用で安全性が高い
- 各国の認証取得で世界中の飛行機へ持ち込み可能
- 36か月のメーカー保証付き
- 鉛、水銀、カドミウムなどの有害物質を含まない環境配慮設計
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カラー | クリームホワイト |
| バッテリー容量 | 10,000mAh / 36Wh |
| 定格容量 | 5,800mAh(5.0V⎓2.0A) |
| バッテリーセル | 5,000mAh×2(直列) / 7.2V / 36Wh |
| 変換効率 | ≧60% |
| USB-C出力 (ポート/内蔵) | 単ポート:5V⎓2A、9V⎓3A、12V⎓2.92A、15V⎓2.33A(最大35W) 2ポート:5V⎓3A(最大15W) |
| USB-C入力 (ポート/内蔵) | 5V⎓3A、9V⎓3A、12V⎓2.5A(最大30W) |
| 対応プロトコル | QC3.0、PD2.0、PD3.0、Apple5V/2.4A、Samsung 2.1A、BC1.2、AFC、FCP、PPS※、SCP |
| サイズ | 125×89.6×34.8 mm |
| 重さ | 約270 g |
| 型番 | PB21 |
| メーカー | TORRAS |
※PPSは実測では確認できず。

- モバイルバッテリー本体
- 取扱説明書
- 36か月メーカー保証
TORRAS FlexLine Pebble レビュー
Pebble(小石)のような優しいスタイリッシュなデザイン

Pebble=小石の名前のとおり、河原で拾ってきた丸石にカラビナをくっつけたような特徴的なデザイン。
表面もスベスベとしたマットな質感で、クリーム系のホワイトカラーで、まさに綺麗な石。
それもそのはずで、デザインは自然の川石から着想を得ているんだとか。
外装シェルは難燃性で耐衝撃性の強いポリカーボネート素材。
大きさは、125mm×89.6mm。
最近のモバイルバッテリーの小型とは逆をいく、かなり大きめのサイズ感です。
見た目よりは軽く、内部空間に耐衝撃性能を高めるためにあえて余裕を持たせていることがわかります。

裏面のスペックと各種認証の印字が、外装の丸みに沿うようにカーブしているのが洒落ています。

上部のカラビナのすぐ横に、USB-Cポート、巻取り式USB-Cケーブル、マルチボタンが配置されています。

ボタンを1回押すと、USB-Cケーブルの側にあるLEDライトが点灯してバッテリー残量を確認することができます。
最近はディスプレイタイプが増えてきたので、ライトで表示されるのタイプは珍しくなってきました。
(個人的にはディスプレイは別にいらないと思っています。)

厚みも34.8mmと、かなり分厚め。
カラビナの反対側、ぶら下げた時に下になる側には、滑り止め兼、衝撃吸収のための分厚いシリコンが埋め込まれています。
シリコンバンパーの端の方に、肉眼では見づらいですが、エンボス加工で「Be Here Now(今、ここの在れ)」と印字されています。
たぶん、「電池切れを気にしてソワソワせず、ちゃんといまを楽しめ」という、TORRASのメッセージなのでしょう。
こういう見えない部分へのこだわりが素晴らしい。

公称重量は約270g。
10,000mAhクラスのモバイルバッテリーとしては重い部類に入りますが、使用シーンや耐衝撃性能を考えればこんなものでしょう。
70cm巻取り式USB-Cケーブル内蔵 & USB-Cポート×1を設置

TORRAS FlexLine Pebbleは、巻取り式のUSB-Cケーブルを内蔵。
また、USB-Cポートも1つ付いていつので、どちらも利用することができます。

内蔵USB-Cケーブルの長さは70cm。
引き出すと、好き長さでロックされ、もう一度軽く引くと自動で巻き取られて収納することができます。
「巻取り式ケーブルって壊れやすくないの?」という心配もありますが、20,000回以上の伸ばし・巻取り試験を行なっているので、耐久性もバッチリです。
カラビナ付きで外にぶら下げて使える(最高)


カラビナは上に引っ張って横に回転させるタイプ。
かなり固めにロックされるし、紐も太く丈夫なので、相当ハードに振り回しても外れることはなさそうです。

バックパックのショルダーストラップにぶら下げるとこんな感じ。
丸みのあるフォルムはアウトドアウェアとの相性も良いです。
やはり大きめではあるので、日常使いというよりは、旅行とかレジャーで使うのが良さそう。

ぶら下げたまま、片手でケーブルをサッと引き出して、Osmo Pocket 3に装着することができました。
ポケットの中からケーブルを伸ばすやり方と比べて、この外付けでぶら下げる方法の方が、圧倒的に取り回しが良いです。
充電しながらの操作だと、デバイスだけじゃなく、モバイルバッテリー側にも多少意識がいってしまって、それが地味にストレスなのですが、それがないのが快適すぎました。
最大出力35W、10,000mAh大容量で複数デバイスを高速充電
さらに、TORRAS FlexLine Pebbleは、最大35Wの高速充電が可能で、容量も10,000mAhと大容量。
35Wクラスというと、MacBook Airへの充電できる出力で、容量10,000mAhならiPhone Proを2回フル充電できるほどの容量なので、複数デバイスの充電もこれ1つで対応することができます。
テスターで、簡易的に充電性能をチェックしてみました。
ますは、使用可能な急速充電プロトコルです。

- USB BC DCP
- PD3.0
- QC3.0
- Apple2.4A
- Samsung AFC
- Huawei FCP / SCP
内蔵USB-Cケーブルで計測しましたが、USB-Cポートでも同じ結果でした。
基本的な高速充電規格に対応しているのですが、公称スペックにあったPPSが確認できませんでした。
「PPS(Programmable Power Supply)」は、電流・電圧を状況に応じて細かく調整することで、より効率的に充電することができる機能。
GALAXYなどの対応スマホで利用されています。
PPSがないからといって実用面で困る場面はありませんが、最近の充電器・モバイルバッテリーは対応しているものが多いので、非対応は珍しいです。
また、これも大きな影響はないですが、QCという規格も4+ではなく3.0止まりなのも、気になりました。
次に利用可能なPDO(電圧と電流の範囲)も確認してみます。

- Fix:5V=3.0A
- Fix:9V=3.0A
- Fix:12V=2.92A
- Fix:15V=2.33A
- Fix:20V=1.75A
こちらも内蔵ケーブル、ポートとも同じです。
12V、15V、20Vの時に最大35W出力となります。
対応していればPPSも表示されるはずですが、ないのでやはり非対応なのでしょう。
試しにOsmo Pocket 3とiPhone 16 Proを充電してみました。

Osmo Pocket 3
11.96V×2.802A ≒ 33.51W
ほぼ最大出力で充電されています。
というか、オズポケ3が35W充電に対応していることに驚きました。

iPhone 16 Pro
15.10V×1.163A ≒ 17.56W
大体20W前後で推移していました。
バッテリー残量は40%だったのですが、思ったより速くないです。
他にも手持ちのデバイスを充電してみると、Google Pixel 10で20W程度、iPadでは25W程度でした。
バッテリー残量によって充電出力は変わるのでなんとも言えませんが、スマホだけ謎に遅めな気がします。
とはいえ体感で大きな差が出るほどの影響はありません。

モバイルバッテリー本体への充電も最大30Wに対応しているので、0%からでも1時間半ほどでフル充電することができます。
内蔵ケーブルとUSB-Cポートがあるので2台のデバイスの同時充電が可能ではあるのですが、その場合の最大出力は合計15W。

急速充電プロトコルを確認してみると確かにPD(パワーデリバリー)対応ではなくなっています。

実際にOsmo Pocket 3とiPhone 16 Proを同時充電してみると、iPhoneは約10W、オズポケ3は約6Wでした。
この出力だと2台同時充電には向きません。
用途を考えてもUSB-Cポートを使うと、「外付けでぶら下げてケーブルをサッと取り出せる」というFlexLine Pebbleの良さが損なわれるので、USB-Cポートは本体を充電する入力用と考えるのが良さそうです。
(ケーブル内蔵充電器から充電するときとか。)
耐衝撃性の高いシェル設計と高品質円筒型バッテリーセル採用の高い安全性

TORRAS FlexLine Pebbleは、外にぶら下げて持ち歩くことを前提に、落下や衝撃を想定した安全設計がされています。
まず、本体シェルは厚みのあるバンパー形状になっており、内部と外側のあいだにクッションとなる空間と樹脂壁を作ることで、いわば「エアバッグ」のように衝撃エネルギーを逃がします。
これにより、内部のセルや基板が直接つぶれたり曲がったりしにくく、内部短絡や破損を抑制。

さらに電源の心臓部には、高品質な円筒型リチウムセルを採用。
円筒セルは金属缶で個別に密閉され、圧力が高まると安全弁からガスを逃がす構造を持つため、薄いパウチ型セルに比べて機械的な強度が高く、発火や膨張リスクを低減できます。
これらの物理的な守りと、過電流・過熱を監視する保護回路を組み合わせ、持ち歩き中も安心して使える設計に。
「鞄の外にぶら下げて移動しながら充電する」という使い方でも、衝撃・圧力・発熱のそれぞれに備えた多層の安全マージンが用意されています。
さらに、保証期間は他メーカーでは見たことがない、36か月。
3年という保証期間の長さにも、安全対策への自信を感じます。
各国の認証取得で世界中の飛行機へ持ち込み可能

日本のPSEをはじめ、中国のCCC、EUのCE、アメリカのFCCなどの世界各国の各種安全認証も取得。
世界中の飛行機への機内持ち込みが可能なので、海外旅行や出張にも持って行くことができます。
まとめ:TORRAS FlexLine Pebbleがおすすめな人

ということでTORRAS FlexLine Pebbleをレビューしました。
実際に使用してみた私の評価はこんな感じです。
4.5
〇 ここがよかった
- カラビナと巻取り式内蔵ケーブルで手を塞がずサッと充電できる
- 衝撃に強くアウトドア向き
- 最大35W出力 & 10,000mAhの大容量で色んなデバイスを高速充電
- 川石のような丸く優しいフォルム
△ ここは注意
- 価格がやや高め
- サイズが大きい
- 2台同時充電は合計15W止まり
- PPS非対応
カラビナでバックパックに吊り下げて、巻取り式ケーブルを「シュッ」と引き出して充電するという使い方が、外で動画撮影する私にはドンピシャでした。
普通に歩くだけでも、モバ充が揺れてガシャガシャぶつかることもありますが、耐衝撃性の高い設計なので安心感があります。
最大35Wの高速充電でオズポケ3も超高速充電ができ、容量も大きいので電源のない自然の中でも複数デバイス充電できるのもよかったです。
外に出して使うガジェットなので、他にはない、川石のようなスタイリッシュなデザインなのも気に入っています。
一方で、安全設計のためににサイズはやや大型で、価格も気持ちお高めです。
また、内蔵ケーブルとUSB-Cポートの両方を備えるのですが、2台同時充電時では出力が著しく低下するので、基本的には1台ずつ順番に充電したほうが良さそうです。
まあ、吊るしてサッとケーブルを引き出す使い方がFlexLine Pebbleの本領なので、わざわざ別途ケーブルを繋ぐ必要もないのかなと思います。
以上を踏まえたTORRAS FlexLine Pebbleがおすすめな人はこんな人です。
- バックパックやバッグ、ベビーカーのハンドルなど「外にぶら下げて」充電したい人
- アウトドアや撮影をしながらデバイスの充電をしたい人
- モバイルバッテリーの安全性も重視したい人
- 「持ち物として見せても嫌じゃないガジェット」を探している人
個人的に旅行やアウトドアで使うモバイルバッテリーなら、TORRAS FlexLine Pebbleが今のところの最適解じゃないかと思います。
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