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評価:4.5
机の上にそっと置いた瞬間、スマホが自立してくれたらどれだけ楽か。
「TORRAS Ostand Q3 レザートーン」は、その“ちょっと助かる”を日常に足すiPhoneケースです。
しっとりしたレザー調の表面に、背面一体型の回転スタンドを組み合わせ、卓上では縦横どちらもすばやく固定。
MagSafeにも対応するので、対応のモバイルバッテリーやアクセサリも使用可能。
金属スタンドのカチッとした手応えと、レザー調の静かな質感は、派手さよりも“使いやすさ”を優先する人に向いたもの。
厚みは増すけれど、机に置いたままの視聴や通話が多いなら、日々の小さな面倒を確実に減らしてくれます。
今回は、そんなTORRAS Ostand Q3 レザートーンを、画像多めでレビューしたいと思います。
〇 ここがよかった
- 回転して縦横どちらでも高さ調整できるリングスタンド
- 手触りがよく手に馴染むレザースキンタッチ
- 細かなディティールまで作り込まれている
- 重厚すぎない適度な高級感
△ ここは注意
- 厚みがある
- 熱がこもりやすい
- 価格は高め
PR この記事はメーカーから商品提供を受けて作成しています。が、忖度なく本音で自由にレビューさせてもらっています。

ガジェットブロガー
バビ
東京在住のガジェット好き会社員ブロガー。
デザイン性の高いガジェット・スマホ・PC周辺機器を、実体験にもとづき200本以上レビューしています。
経験を活かした専門的かつ正直なレビューをお届けします。
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TORRAS Ostand Q3レザートーンの特徴とスペック

項目 | 内容 |
---|---|
対応機種 | iPhone 16 Pro/Pro Max、iPhone 15 Pro/Pro Max |
カラー | 黒曜ブラック/アンバーブラウン/パールグレー |
素材(背面) | PC+シリコンレザー(Organic Silicone Fabric) |
素材(フレーム) | TPU+防汚コーティング |
素材(スタンド・レンズフレーム・ボタン) | アルミニウム合金 |
重さ | iPhone 16/15 Pro:約47g、iPhone 16/15 Pro Max:約54g |
受賞 | Red Dot Award: Product Design 2025 iF DESIGN AWARD 2025 |
機能・特徴 | MagSafe対応背面スタンド、汚れに強い防汚コーティング、内側マイクロファイバー、iPhone 16の「カメラコントロールボタン」に対応 |
まるで本革のシリコンレザーの上品でミニマルなデザイン

TORRAS Ostand Q3レザートーンを見てまず思ったのが、「これ、本革じゃないの?」ということ。
イタリア製カーフレザーを思わせる細かなシボで、本革に近いしなやかさとツヤ感があります。
が、こちらは本革ではなく、シリコンレザー製。
本革に比べて温度変化や経年劣化に強く、元々の撥水性の高さに加え、表面の防汚コーティングによって、汚れや指紋がつきにくい仕上がりに。
もしも汚れてもサッと拭き取るだけで美しさを保てます。

本革レザーに合わせるメタル部分は、軽量で剛性に優れたアルミ合金製。
黄色すぎない、ブロンズ・シルバーに近いゴールドなので、品のある高級感を演出しています。

スマホ本体に触れる内側はふわりとしたマイクロファイバー。
手触りもよく、こちらも上質なスエードのような質感です。
本題とは少し逸れますが、シリコンレザーでここまでの質感が再現できることに驚きました。

重さは約47g。
フェイクとはいえレザーだし、メタルリングもあるからもっと重いかと予想していたのですが、手に持つと想像より軽いです。
iPhone 16 Pro(ナチュラルチタニウム)に装着するとこんな感じです。

ブラック×ゴールドなので、もう少しどぎつい印象になるかと思ったのですが、高級感とシャープさと共に、ソフトな印象も増している気がします。
おそらく、元々のiPhoneは背面とサイドのエッジはパキッと直角なのですが、TORRAS Ostand Q3は大きなラウンドになっていて、さらに柔らかなレザーの雰囲気がそのように印象づけているんだと思います。

ボタンは上から覆うタイプで、こちらもリングと同じアルミ合金製。
押し心地も軽く、ケースなしの状態と差はありません。

iPhone 16 Proから搭載されたカメラコントロールのセンサーにも対応していて、こちらも感度は良好で、違和感なく使用することができます。
また、サイドフレームが凹面デザインになっていて、iPhoneを手に持った時に絶妙にフィット。

この凹面デザインは、手のひらの曲線を測り込んだ精密な計算によって作られているんだとか。
ケースの素材感はサラリとしてグリップ力は中程度なのですが、このわずかな湾曲に指が密着することで抜群の持ちすさになっています。

USB-Cポート周りも余裕を持って大きめに開けてあるので、太めのケーブルでも挿し込むことができます。


カメラガードもアルミ素材。
背面はそもそも全体が厚めなので、カメラガードの立ち上がりは控えめです。
ブランドロゴは、一番面積の少ないカメラとサイドの隙間に申し訳なさそうに印字してあるのが好印象。
デザインへの気遣いを感じます。

ディスプレイ側へ包み込むようにせり出していて、画面を下にして置いたときも、ガラスがデスクに直接当たることはありません。
私は同じくTORRASのGlassGo Ultraというガラスフィルムを使っているのですが、ケースからフィルムへの傾斜が絶妙で、全体の一体感が凄いです。
MagSafe対応360°回転ゼンマイ式スタンドで縦・横・角度自由自在


TORRAS Ostand Q3 レザートーンのリングスタンドは、360°回転可能なゼンマイ式。
回転させると90°ごとにカチっとロックされるのが気持ちいいです。

リングの内側はプラ素材になっていて、メッセージがデザインの一部として印字されています。
リングが磁石にくっつくことから、アルミとプラの間にスチールを挟んでいるんだと思われます。


もちろんスタンドの角度は自由に変えることができ、どの位置でも好きな角度で固定が可能。

iPhoneで動画を見るなど、横向きで使う時はスタンドをくるっと90°回転。


もちろんこの時も角度は自由に設定することができるので、状況に合わせて快適に視聴が可能です。

個人的にスマホスタンドは写真や動画撮影の時の落下防止にも使っているのですが、TORRAS Ostand Q3 レザートーンは、リングスタンドをかなり深くまで倒すことができて、しっかりロックできるのが良いなと思いました。


もちろんMagSafeにも対応しているので、MagSafe対応のワイヤレスモバイルバッテリーや、その他のMagSafeアクセサリーも使用することもでき、まさに死角なしです。
まとめ:TORRAS Ostand Q3レザートーンがおすすめな人

ということで、TORRAS Ostand Q3 レザートーンをレビューしました。
使用してみて全体をまとめるとこんな感じです。
おすすめ度 4.5
〇 ここがよかった
- 回転して縦横どちらでも高さ調整できるリングスタンド
- 手触りがよく手に馴染むレザースキンタッチ
- 細かなディティールまで作り込まれている
- 重厚すぎない適度な高級感
△ ここは注意
- 厚みがある
- 熱がこもりやすい
- 価格は高め
なんといってもまずは質の高いレザー調のデザインが魅力です。
ゴールドの色味も控えめなので、重厚でありながらも上品で洗練された高級感があります。
サイドを内側に窪ませた凹面デザインなど、細かなディティールまで作り込まれ、隙のないiPhoneケースだと感じました。
そして何より、回転可能で縦横どちらでも角度調整自在なリングスタンドが便利です。
あえてデメリットを挙げるとするなら、リングをしまい込むために背面に厚みが出ていることと、その厚みとシリコンレザーによって熱がこもりやすいということ、の2点が挙げられます。
とはいっても、実用面で気になるほどではありません。
以上を踏まえて、TORRAS Ostand Q3レザートーンがおすすめな人はこんな人です。
- 縦横どちらも自立するスタンド一体型ケースが欲しい人
- 動画視聴・ビデオ会議が多い人
- レザー調の上質感を重視する人
- MagSafeアクセをよく使う人
- 汚れにくさ&手入れの楽さを求める人
価格は高めですが、その分クオリティはかなり高く、リングスタンドも便利なので、デザインが好みに合うなら間違いなく買いのケースだと思います。