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評価:3.5
ヨーロッパに行く用事があって、向こうはコンセントの形状が違うから、スマホとかを充電するのに変換プラグが必要だと思って、色々探していました。
Amazonで探してると怪しげな商品がズラりと並んでいます。
しかも”いかにも”な感じの安っぽい筐体。
コンセントに直接挿して使うものだから、トラブルが起きそうな変な製品を買うわけにはいきません。
で、色々調べて見つけたのがmomaxのこのミニ変換プラグ。
よくあるマルチ変換プラグに充電器が内蔵されているタイプの変換プラグの充電機能をAC差込口にした製品です。
今後EU以外の国に行くこともあるかもしれないので、全世界対応のマルチ変換プラグが欲しかったのと、これ1つで2個のAC差込口があるのが便利だなと。
これなら世界中どこに行っても、いつも自分が使っている充電器を使うことができます。
あとは他メーカーの同じような製品と比べてデザインが洗練されているのも選んだ理由の一つ。
というわけで、今回は2個AC差込口のマルチ変換プラグ「momax ミニ変換プラグ(1-World Universal Travel Charger with Dual AC)」をレビューします。
〇 ここがよかった
- 全世界対応の変換プラグ
- 1つで2つ電源を取れる
- ヒューズ内蔵で単体変換プラグより安全
- デザインがかわいい
△ ここがイマイチ
- 単一変換プラグと比べるとかさばる
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momaxについて

「momax(モーマックス)」は、2003年に香港で設立されたテクノロジー企業で、モバイルアクセサリーやスマートホーム製品を中心に展開するブランド。
洗練されたデザインと高い機能性を兼ね備えた製品づくりに定評があり、スマートフォン用の充電器やケーブル、ワイヤレスイヤホン、スマートプラグなど、幅広いジャンルでラインナップを揃えています。
現在は世界50カ国以上で製品が販売されており、日本国内でも一部のガジェット好きの間で注目されているメーカーのひとつ。
近年では、AppleのMFi認証やSamsungのSMAPP認証を取得するなど、安全性と品質へのこだわりも強く、国際的な安全基準にも適合した製品開発を行っています。
また、国際的なデザインアワードであるRed Dot Design AwardやiF Design Awardなどの受賞歴もあり、デザイン性でも高い評価を得ています。
momax ミニ変換プラグの特徴・スペック・同梱品
momax ミニ変換プラグの特徴をまとめるとこんな感じです。
- JP/US、AU、EU、UKのソケットを内蔵した全世界対応の変換プラグ
- 2個のAC差込口搭載で2台の機器を同時に使用可能
- ヒューズ内蔵・マルチ保護機能搭載の安全設計
- コンパクト&軽量設計
カラー | ブラック/ ホワイト / グレー / ピンク |
サイズ | 55.5 × 54.3 × 50 mm |
重さ | 約98g |
定格入力電圧範囲 | AC100-250V ~ 50/60Hz 10A 2500W最大 |
保護機能 | 過負荷ヒューズ保護 |
安全認証 | CE、FCC、RoHs |
材質 | 耐火PC |
メーカー | momax |

- 1-World Universal Travel Charger with Dual AC本体
- 取扱説明書
- 保証書
momax ミニ変換プラグレビュー
コンパクト&軽量設計の洗練されたデザイン

momax ミニ変換プラグには、ブラック、ホワイト、グレー 、ピンクの4色がありますが、日本のAmazonではブラックとホワイトのみが販売されています。
私はホワイトを購入しました。
筐体は全面同じスノーホワイト系の白色のプラ素材で、サラサラとした手触りのマットな質感です。
サイドの四辺が緩やかなアールを描いていて、キューブに近い形状と相まって可愛らしくも洗練されたデザインとなっています。


正面にはEU、イギリス、オーストラリア、中国など、さまざまな国のプラグを差し込めるユニバーサルソケットがついています。
また、サイドにはスライドすることで対応したプラグを突出させるスライダーボタンを3つ搭載。

スライダーの反対側の面には、2つ目のソケット、日本でも使われている標準的なAタイプのソケットがついています。


ちなみにメーカーロゴは使用しているときには見えない、正面向かって下の面についているのもデザインへのこだわりを感じさせます。

大きさは55.5 × 54.3 × 50 mmと、片手でしっかり握り込めるくらいの大きさ。
iPhone 15. Proと比べると写真のとおりのサイズ感です。

見た目よりも重さはなくて、公称スペックでは98gと、100gを切る軽さ。
荷物の容量と重さを気にしないといけない国際線の手荷物には、コンパクト&軽量なのでとても助かります。
世界180か国以上で使用可能な変換プラグ
USA(アメリカ)/JP(日本)、AUS(オーストラリア)、UK(イギリス)、EU(ヨーロッパ)の電源プラグの規格に対応。
(国名はこれだけですが、これらの国の規格があればほぼ全世界の電源に対応しています。)
それぞれの国のスライドレバーをスライドすると、対応するプラグがにょきっと出てくる仕組み。

一番上のEUをスライドすると出てくるのが、いわゆるユーロプラグと呼ばれる「Cタイプ」です。
ヨーロッパの多くの国ではCタイプが主流ですが、そのほかに「SEタイプ」という、Cタイプを少し太くした規格もあります。
CタイプでもSEタイプに差し込みむことはできて、ちょっとゆるいですが使用することが可能です。

真ん中のUSA / AUSのレバーでは、日本でも見慣れた、「Aタイプ」のプラグが出てきます。
Aタイプは、日本やアメリカのほか、カナダ、中国、台湾、韓国などの国でも採用されています。

また、オーストラリアの「Oタイプ」はAタイプをハの字にしたものなので、出てきたプラグを手で少し回転させることで対応が可能です。

一番下のスライダーはイギリスのコンセント「BFタイプ」に対応しています。

全面、ユニバーサルソケットに手持ちの充電器を差し込んでみるとこんな感じ。
特にコンセントがゆるすぎるとか、キツすぎるということもなく、日本のコンセントを使うのと同じように差し込むことができます。

両方のソケットに充電器をそれぞれ差し込んでみました。
一応これでスマホの充電をしてみましたが、どちらのソケットに繋いだ充電器も問題なく動作してスマホを充電することができていました。
ただし、このミニ変換プラグには、電圧変換器としての機能はないので、ドライヤーなどの小型家電で日本の100Vまでしか対応していない製品は使用することができません。
240Vまで対応している製品を選ぶか、別途変圧器を用意する必要があります。
ちなみに普通のUSB充電器なら100〜240Vに対応しているはずなので、一応本体に「100-240V」みたいな表記があるか確認して、持っていくのがいいでしょう。
マルチ保護機能搭載&10Aヒューズ内蔵で単一の変換プラグよりも安全に使用できる
momax マルチ変換プラグは、ヨーロッパとアメリカの安全基準の認証である、CE、FCCを取得。
加えて、過熱、過電流、過充電、短絡防止、過電力保護、過電圧保護、過放電保護といったマルチ保護機能を搭載。

また、マルチ変換プラグだからこその利点として、10Aヒューズを内蔵している点があります。
ヒューズは電気回路を過電流から守るための安全装置のこと。
電流が異常に流れたときに自ら切れて(溶けて)回路を遮断し、火災や機器の破損を防ぐ役割があり、特に旅行用の変換プラグや充電器では、安全性を高めるうえで非常に重要な機能です。
世界中の多くの家庭用電源(100~240V)では、最大10Aまでの電流に対応しているケースが多いため、10Aを超える異常な電流が流れた場合に、安全ブレーキとして機能してくれます。

何かの異常でヒューズが飛んでしまうと、変換プラグも充電器も使えなくなってしまいますが、スペアのヒューズが1本内蔵されているため、入れ替えてまた使用することができます。
単一の変換プラグではヒューズまで内蔵されていることはまずないので、momax ミニ変換プラグなら、海外での電気製品をより安全に使用することができます。
momax ミニ変換プラグレビューまとめ

ということで、momax ミニ変換プラグをレビューしました。
私の個人的な評価はこんな感じです。
3.5
〇 ここがよかった
- 全世界対応の変換プラグ
- 1つで2つ電源を取れる
- ヒューズ内蔵で単体変換プラグより安全
- デザインがかわいい
△ ここがイマイチ
- 単一変換プラグと比べるとかさばる
一々その国がどのタイプのプラグなのか確認して、それに合わせた変換プラグを用意するのは手間なので、これ一つカバンに入れておくだけで済むのは、色々な国に行く人にはとても便利だと感じました。
また、AC差込口が2つあって、電源タップのような使い方もできるので、普段使ってる充電器などを挿してそのまま使えるのも気が楽です。
マルチ変換プラグの中ではコンパクトで軽量な設計で手荷物の中でかさばらず扱いやすいのも良かったです。
あとはマルチ変換プラグだからこその保護機能やヒューズ内蔵による安全の高さ。
単一変換プラグには大きさと重さで負けますが、接続する電気製品をしっかり保護してくれる点でも、マルチ変換プラグを選ぶメリットは高いと思います
あとは、変換プラグに充電器を内蔵した製品もあるので、スマホなどのデバイスの充電目的なら、そちらを検討してもいいかもしれません。
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