ESR Xtend 45W巻き取り式充電器レビュー|最大60Wの実力と95cmケーブルの使い勝手

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iPhone 18 Proの速い充電を活かすには、最大60W・AVS対応の充電器が必要です。
Apple純正なら「40Wダイナミック電源アダプタ」がありますが、ケーブルは別に用意しないといけません。

今回レビューする「ESR Xtend 45W巻き取り式充電器」は、純正と同じように最大60Wまで出力を上げられて、さらに充電ケーブルが本体に収納できる充電器です。
充電器とケーブルをひとつにまとめられるので、持ち歩きにはかなり便利。

とはいえ、「45W」と書いてあるのに「最大60W」とはどういうことなのか。60Wはどのくらい続くのか。ノートPCも充電できるのか。
気になるところも多い製品です。

そこで実際に使ってみて、テスターで出力も測ってみました。
純正の充電器と迷っている人や、巻き取り式の充電器を探している人の参考になればと思います。

4.5 / 5.0
良い点
  • 通常最大45W、最大60Wまでブースト
  • マット×フロストのコンパクトデザインがおしゃれ
  • フラット編み込みの95cm巻取り式ケーブル
  • 2台同時でもそれぞれ約20Wの急速充電
気になる点
  • 2ポート同時使用時はノートPCの充電はできない
  • 最大60Wでの充電は最初の数分だけ
  • 単ポート・ケーブルなしの充電器よりはスペースをとる

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器を実際に使って感じた結論

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 使用シーン

Apple純正のダイナミック電源アダプタと同じように使えて、しかもケーブルを持ち歩かなくていい。
ESR Xtend 45Wのいちばんの良さはここです。

テスターで60W出力を続けてみると、約57Wが5〜10分ほど続き、その後は45W前後に落ち着きました。
純正は定格40Wなので、ブーストが終わってからはESRの方が少し高い出力で充電できることになります。

iPhone 17 Proは22分で50%まで、M2 MacBook Airも約45.7Wで充電できました。

2台同時だとそれぞれ約20Wになるので、MacBookとiPhoneを一緒に充電するのは厳しいです。
ただ、1台ずつなら不満はありません。
iPhone 18 Pro用に純正の充電器を買おうとしているなら、先にこっちを見ておいて損はないと思います。

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器がおすすめな人 / おすすめしない人

おすすめな人
  • iPhone 18 Pro / Pro Maxを最速で充電したい人
  • Apple 40Wダイナミック電源アダプタを検討していて、ケーブルまでひとつにまとめたい人
  • iPhoneもMacBook Airも、充電器1つで済ませたい人
  • 70cm前後の内蔵ケーブルでは短いと感じていた人
  • 充電器もデザインで選びたい人
おすすめしない人
  • ノートPCとスマホを同時に充電したい人
  • MacBook Proなどで、60W以上を継続して出したい人
  • ケーブルは別でいいから、とにかく小さい充電器が欲しい人

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器の特徴とスペック

  1. 最大95cmの巻き取り式USB-Cケーブル内蔵で、ケーブルを別に持ち歩く必要がない
  2. 定格45W・最大60Wのダイナミック出力に対応
  3. USB PD 3.2 AVS・PPS・QC5対応で、幅広い機器を急速充電できる
  4. USB-Cポート×1で2台同時充電可能(合計最大45W)
  5. 巻き取り20,000回・折り曲げ10,000回の耐久試験をクリアした編み込み式ケーブル
  6. TÜV認証取得。過電圧・低電圧保護やリアルタイム温度監視機能を搭載
項目仕様
製品名ESR Xtend 45W 巻き取り式充電器
定格出力45W
最大出力60W(ダイナミック出力)
USB-C端子2系統(内蔵ケーブル×1、USB-Cポート×1)
充電規格USB PD 3.2、AVS、PPS、QC5、UFCS、FCP、SCP、AFC、DCP、Apple 2.4A
USB-C出力・単独
(ポート/内蔵)
5V⎓3A / 9V⎓3A / 12V⎓3A / 15V⎓3A / 20V⎓3A
AVS:9~20V⎓3A, PPS:5〜21V⎓3A
USB-C出力・2ポート使用時
(ポート/内蔵)
5V⎓3A / 9V⎓2.22A / 12V⎓1.67A / 15V⎓1.33A / 20V⎓1A
PPS:5〜11V⎓2A
2ポート同時使用時合計最大45W
内蔵ケーブルUSB-C巻き取り式、最大95cm
サイズ約64 × 53 × 29.5mm
重量約145g
電源プラグ折りたたみ式
安全機能過電圧・低電圧保護、温度監視、TÜV認証
カラーホワイト、ブラック、バーガンディ
ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 同梱品
  • ESR Xtend 45W本体
  • サポートカード

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 使用レビュー

洗練されたマット×フロストのコンパクトデザイン

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器は、ホワイト、バーガンディ、ブラックの3色展開。
私はホワイトを購入しました。

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 のサイズ感

サイズは非常にコンパクト。
45Wクラス充電器でこの中に95cmもの長さのケーブルが入っているとは思えません。

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 内蔵ケーブル・ポート面
ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 電源プラグ面

巻取り式ケーブルはコンセントにさした時に正面にくる面に配置。
そのすぐ横にはUSB-Cポートも備えます。

電源プラグは折りたたみ式なので持ち運びにも向きます。

同クラスの他のケーブル内蔵充電器と比べると幅が薄く、よりコンパクトな設計。

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 の重さ

重さも約145gなのでバッグに入れっぱなしでも気にならない重さです。

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器

本体のベースはサラサラとした感触のマットカラーの樹脂素材で、サイドだけフロストガラスのパネルを差し込んだようなデザインです。
サイドのパネルは光の当たり方で見え方が変わり、全体として洗練された雰囲気に仕上がっています。

形状は全体的に丸みを帯びた形状ですが、ちょっと面白いのがプラグ面だけ、グッと押し潰したようにフラットになっているところ。

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 側面

コンセントに差し込んだ時にしっかりと設置して、内蔵ケーブルを引き出すときの安定感を生み出しています。

フラット編み込みの95cm巻取り式ケーブル

ESR Xtend 45Wは、95cmの巻取り式ケーブルを内蔵。

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 ケーブルの長さ

70cm程度の長さの製品が多いのですが、この+25cmがあると、電源と反対側にノートPCのUSBポートがあるときなどの取り回しに余裕が生まれて地味にありがたい。

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 フラット編み込みケーブル

しかもケーブルは丈夫なフラット編み込み式ケーブルを採用。
巻き取り20,000回・折り曲げ10,000回の耐久試験をクリア。

頑丈さもそうですが、巻きぐせがつかず、何よりデザイン的にも高級感があります。

内蔵ケーブル1本で最大45W。ノートPCもこれで充電できる

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器は通常最大45W出力。
iPhone 18 Proなどの対応機種で、必要とする場面では一時的に60Wまで出力を引き上げます。
内蔵ケーブル単体でも、USB-Cポート単体でも、どちらでも同じ出力で充電できます。

まずはテスターで対応規格を確認してみました。

※測定機器や詳しい検証手順は、「USB充電器・モバイルバッテリーの検証方法」で公開しています。

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 単ポートの急速充電のリスト
急速充電のリスト
  • PD3.2(60W、AVS、PPS、QC5)
  • QC3.0
  • UFCS
  • FCP
  • SCP
  • AFC
  • DCP SAM
  • Apple 2.4A

最新のPD3.2に対応し、AVS、PPS、QC5まで幅広くカバー。
PPSやQC、UFCSなどにも対応しているので、Androidスマホも急速充電できます。

続いてPDO(供給できる電圧と電流の組み合わせ)を確認します。

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 単ポートでのPDO
PDO
  1. Fix:5V = 3.0A
  2. Fix:9V = 3.0A
  3. Fix:12V = 3.0A
  4. Fix:15V = 3.0A
  5. Fix:20V = 3.0A
  6. AVS:9.0 ~ 20.0V = 3.0A
  7. PPS:5.0 ~ 21.0V = 3.0A

15V = 3.0Aで45W。
ブースト時の最大60Wは、固定20V = 3.0A、AVS、PPSの時に出力されるようです。

内蔵ケーブルとUSB-Cポートの両方で確認しましたが、急速充電のリストもPDOも、まったく同じ結果でした。

実際にデバイスをつないで、出力を計測してみます。

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器でiPhone 17 Proを充電

iPhone 17 Pro

14.89V×2.223A ≒ 33.10W

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器でのM2 MacBook Air

M2 MacBook Air 13インチ

19.74V×2.317A ≒ 45.74W

40W以上の充電器推奨のiPhone 17 Proではおよそ33Wで高速充電。
MacBook Airでは45.74Wと、45Wを超える出力で充電され、ブースト時の片鱗を確認することができました。

次に、iPhone 17 Proを0%から80%まで充電して、10%ごとにかかった時間を測ってみました。
(※私はバッテリー保護のため、最大80%までしか充電しない設定にしています。)

残量(%)時間(分)
0
104
207
3011
4017
5022
6028
7035
8048

50%までおよそ22分、80%までは48分で充電できました。
夜寝る前じゃなく、朝起きてからの充電でも、朝の支度をしている間に使える状態まで戻る速さです。

最初の高出力区間は60WにブーストでiPhone 18 Proに最適

残念ながら私はiPhone 18 Proを持っていないので、60Wブーストの実力を確認するため、テスターで60W出力を継続してみました。

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 最大60Wテスト

19.517V = 2.9436Aで約57W。
ほぼ最大の60Wに近い出力が継続することを確認。

ですが、10分もしないうちに出力は45W前後に減速しました。

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 ブースト終了後の出力

この時点で充電器本体を触ってみると、側面、ケーブルの内側の面がかなり熱を持っていました。
発熱が制御の条件なのかは不明ですが、とにかく5〜10分程度は60Wでのブーストが継続できるようです。

2台同時充電時もそれぞれ最大20W

別途ケーブルを用意すれば、内蔵ケーブルとUSB-Cポートの同時充電も可能です。
仕様上はこの場合も合計最大45Wでの出力が可能とのこと。

2台接続時の、それぞれの対応規格とPDOを確認しました。

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 2台同時充電時の急速充電のリスト
2台同時の急速充電のリスト
  • PD3.0(20W、PPS、QC4+)
  • QC3.0
  • UFCS
  • FCP
  • SCP
  • AFC
  • DCP SAM
  • Apple 2.4A
ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 2台同時充電時のPDO
2台同時のPDO
  1. Fix:5V = 3.0A
  2. Fix:9V = 2.22A
  3. Fix:12V = 1.67A
  4. Fix:15V = 1.33A
  5. Fix:20V = 1.00A
  6. PPS:5.0 ~ 11.0V = 2.0A

内蔵ケーブルもUSB-Cも同じ結果でした。

固定での最大出力はそれぞれ20Wのようです。
PPSでは22W出せそうではありますが、合計最大45Wというより、それぞれ最大20Wと考えた方が良さそうです。

20WならノートPCは難しいですが、スマホ2台や、スマホ+タブレットなどの充電にも十分使える出力です。

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器の気になった点

最大60Wでの充電は最初の数分だけ

ESR Xtend 45Wの最大出力は、通常45Wで、最大60Wとなるのは対応デバイスが必要とする場面で最初の数分だけ。

iPhone 17 Proで充電テストをしている時、最大速度で充電されるのは大体最初の5〜8分くらいだったので、おそらくiPhone 18 Proでも同じくらいになるだろうと予想されます。
だとすれば、60Wブーストは最初の数分だけでも十分。

普通の最大45WクラスよりもESR Xtend 45Wを選ぶべき理由になります。

2ポート同時使用時はノートPCの充電はできない

2ポート同時充電時の最大出力はそれぞれ約20W。
スマホ×2や、スマホ+タブレットの充電には十分ですが、ノートPCの給電・充電には厳しい出力です。

MacBook Airクラスのラップトップでも同時に使いたいのであれば、TORRAS FlexLine Pro 60Wのような通常最大60W以上のタイプがおすすめです。

単ポート・ケーブルなしの充電器よりはスペースをとる

45Wクラスの充電器はかなり小型化が進んでいて、単ポートでケーブルのない充電器の方がよりコンパクトです。

ケーブルをプラスしても軽くて省スペースなので、「充電器とケーブルが一体じゃなくていい」という人は、例えば「UGREEN Nexode Air 45W」のような超コンパクトな45W充電器でもいいかもしれません。

販売ページの写真とデザインが違う

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 販売ページの画像

これがAmazonなどでの商品画像なのですが、すでにご覧いただいたように、側面の表示は左下に「45W GaN」と書いているだけで、「60W」とは書いていません。

むしろこの商品画像の方がカッコ悪いので、損してるんじゃないかなーと思います。

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 レビューまとめ

ESR Xtend 45W巻き取り式充電器 など

「45W」という名前なので見落とされがちですが、iPhone 18 Proの最速充電に対応したダイナミック出力で、しかもケーブル一体型というのはまだ珍しいです。
純正とほぼ同じ値段で、95cmのケーブルとUSB-Cポートまで付いてくる。
そう考えると、純正を買うよりこちらの方が満足度は高いと思います。

2台同時充電ではノートPCが充電できない点だけ、自分の使い方と合うか確認しておいてください。

あと、実物は商品画像よりずっとおしゃれです。
画像だけ見てスルーするのはもったいない充電器です。

公式サイト:https://esrtech.jp/

Amazon公式ストア:https://link.amazon/B003EXl85

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