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ワイヤレス充電の弱点といえば、充電中の発熱。
特に高出力のマグネット式モバイルバッテリーでは、本体がかなり熱くなることも珍しくありません。
そんな発熱の問題に、なんと液冷システムで挑んだのが、今回レビューするUGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーです。
独自のCryoPulse液冷システムに加え、Qi2 25Wワイヤレス充電と最大45WのUSB-C有線充電に対応。
10,000mAhモデルとしては、かなり充実したスペックを備えています。
実際にiPhone 17 Proで充電速度を計測してみたところ、発熱の少なさも含め、なかなか興味深い結果になりました。
今回は、そんなUGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーを実際に使い、充電性能や冷却効果、使い勝手などを詳しくレビューします。
- 液冷システムにより、ワイヤレス充電中も発熱が少ない
- Qi2 25W対応でワイヤレス充電が高速
- USB-Cケーブル内蔵で最大45Wの有線充電にも対応
- 充電出力やバッテリー残量がわかるディスプレイが便利
- 複数台同時充電では合計最大15Wに制限
- 高機能だがその分高額
PR この記事はメーカーから商品提供を受けて作成しています。とはいえ、使って感じたことは良い点も気になった点も含めて正直に書いています。
INDEX close
- UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーを実際に使って感じた結論
- UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーはこんな人におすすめ/おすすめしない人
- UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーの特徴とスペック
- UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーの外観と使い勝手
- Qi2 25Wワイヤレス充電と液冷システムの実力を検証
- UGREEN Nexode Wavyとの違いを比較
- UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーの気になった点
- UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーレビューまとめ
UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーを実際に使って感じた結論
先に結論からお伝えすると、最も印象に残ったのは、ワイヤレス充電中の発熱の少なさです。
これまでさまざまなマグネット式モバイルバッテリーを使ってきましたが、充電中でも待機時とほとんど変わらないような温度感だったのには驚きました。
iPhone 17 Proの0〜80%充電も91分で完了。
以前に測定した別のQi2 25W対応モデルより19分短く、充電速度にも満足しています。
最大45Wの有線充電やUSB-Cケーブル内蔵など、基本性能も申し分ありません。
一方、通常価格18,980円は10,000mAhモデルとしては高価格帯で、重量もやや重め。
それでも、Qi2 25Wと最大45Wの有線充電に加え、液冷システムまで搭載した、充電性能と冷却性能を重視する人には魅力的なモバイルバッテリーだと感じました。
UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーはこんな人におすすめ/おすすめしない人
- ワイヤレス充電中の発熱が気になる人
- Qi2 25WでiPhoneを急速充電したい人
- ワイヤレスと最大45Wの有線充電を使い分けたい人
- USB-Cケーブル内蔵のモバイルバッテリーが欲しい人
- 液冷システムなど、新しい技術に魅力を感じる人
- 価格の安さを最優先する人
- 軽量・薄型のモバイルバッテリーを探している人
- ワイヤレス充電を使わない人
- 複数台を同時に急速充電したい人
UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーの特徴とスペック
- 独自のCryoPulse液冷システムとTEC冷却技術で、充電時の温度を最大約10℃低減(メーカー公称値)
- Qi2 25W対応で、マグネット式ワイヤレス急速充電が可能
- 10,000mAhの容量と最大45WのUSB-C有線出力に対応
- ストラップ型USB-Cケーブル内蔵で持ち運びにも便利
- 冷却液の循環を目で確認できるユニークなデザイン
- バッテリー残量や充電出力、温度などがわかるスマートディスプレイを搭載
- ATL製高密度セルと13層の保護機能を搭載。メーカー公称で800サイクル後も容量80%以上を維持。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 型番 | PB793(SKU:65062) |
| バッテリー容量 | 10,000mAh / 7.84V / 39.2Wh |
| 定格容量 | 6,000mAh(5V/3A) |
| バッテリーセル | ATL製リチウムイオンセル(Dymondcell 2.0) |
| ワイヤレス出力 | Qi2 25W(最大25W) |
| USB-C出力・単独(ポート/内蔵ケーブル) | 5V⎓3A、9V⎓3A、10V⎓2.25A、12V⎓3A、15V⎓3A、20V⎓2.25A(最大45W) |
| 最大入力(USB-Cポート/内蔵ケーブル) | 5V⎓3A、9V⎓3A、12V⎓2.5A、15V⎓2A(最大30W) |
| 急速充電規格 | Qi2 25W / PD 3.0 / QC 4.0 / PPSなど |
| 複数台同時充電 | 対応(有線+ワイヤレス時は最大10W+5W) |
| USBポート | USB Type-C ×1 |
| 内蔵ケーブル | USB Type-C、ストラップ型 |
| 冷却システム | CryoPulse™ 液冷システム(マイクロポンプ式) |
| 温度管理 | Thermal Guard(毎秒240回の温度監視) |
| ディスプレイ | スマートディスプレイ (バッテリー残量、入出力電力、充電サイクル数、冷却状態など) |
| サイズ | 約108.4 × 70.5 × 16.2mm |
| 重量 | 約230g |
| カラー | グレー |
| その他 | マグネット吸着(最大8N)、13層の多重保護機能、低電力デバイス充電対応 |
| 参考価格 | 18,980円(税込) |


- UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリー本体
- 専用ポーチ
- 取扱説明書 等
ATL製バッテリーセルと13層の保護機能
UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーには、ATL製の高密度バッテリーセルを採用。
Dymondcell難燃技術と13層の保護機能を搭載し、安全性にも配慮された設計となっています。

安全性に関する試験では、2Tの圧壊試験や釘刺し試験、140℃の加熱試験で発火・爆発が発生しなかったという結果が示されています。
さらに、800回の充放電サイクル後もバッテリー容量の80%以上を維持するなど、耐久性にも配慮されています。
※試験結果と耐久性能はUGREENの公表資料に基づきます。
UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーの外観と使い勝手
液冷システムが見えるユニークなデザイン
冷却液が流れるという特殊な構造ですが、実物は意外とシンプルなデザインです。


冷却液が見える部分以外はフラットで、さらりとしたマットな金属のような質感。
指紋もほとんど目立ちません。
一方、透明部分はガラスのような質感で、こちらは少し指紋がつきやすいです。

そして、やはり面白いのが、充電中に冷却液が流れる様子を観察できること。
デジタルのようで、アナログなのがわかる、不思議な動きです。
冷却液が循環するのは、スマートフォンなどのデバイスを充電しているときと、モバイルバッテリー本体を充電しているときだけ。
充電中につい眺めたくなる、遊び心のあるデザインだと感じました。
サイズ・重量とiPhone装着時の使用感
本体サイズは約108.4×70.5×16.2mmで、重量は実測231.2gでした。

10,000mAhモデルとしてはやや重めで、手に持つとずっしりします。
ただ、サイズは標準的で、バッグに入れて持ち歩くにはちょうどいい大きさです。

iPhone 17 Proに貼り付けてみると、下側へのはみ出しもほとんどなく、なかなかいい収まり具合。
クリアケースを装着した状態でもカメラ部分との干渉はなく、マグネットの吸着力も十分。
ちょっとやそっとではズレません。

ただし、貼り付けたままの片手操作はかなり厳しいです。
これは本製品に限らず、10,000mAhクラスのマグネット式モバイルバッテリー全般に言えることですが、重さが増えるうえに画面上部まで指が届きにくくなります。

両手なら問題ありませんが、個人的には充電しながら長時間操作するよりも、必要なときに貼り付けて充電する使い方が向いていると思います。
内蔵USB-Cケーブルとスマートディスプレイが便利
本体には、最大45W出力・最大30W入力に対応したストラップ型USB-Cケーブルが内蔵されています。

ケーブルはUSB-Cコネクタをケーブル自体に引っ掛けて収納する仕組み。


引っ張るだけで取り出せるタイプと比べると若干面倒ですが、iPhoneの背面に貼り付けたまま有線充電するには、ちょうどいい長さです。

ストラップとして使う機会はあまりありませんが、ひょいと引っ張って本体を手元に寄せたり、持ち上げたりできるのは地味に便利。

内蔵ケーブルとは別にUSB-Cポートも1基あり、こちらも最大45W出力に対応しています。



本体のスマートディスプレイはボタンで表示を切り替える方式で、バッテリー残量や充電時の出力、温度などを確認できます。
特に便利だと感じたのが、ワイヤレス充電中の出力が見えること。

ワイヤレス充電はUSBテスターで計測しにくいため、何Wで出力しているのか確認できるのはありがたいところです。
※表示されるのはモバイルバッテリー側の出力で、iPhoneが実際に受け取る電力とは異なります。
Qi2 25Wワイヤレス充電と液冷システムの実力を検証
iPhone 17 Proを0〜80%まで充電するのに何分かかる?
iPhone 17 Proを使って、Qi2 25Wワイヤレス充電の速度を計測してみました。
今回は室温約27℃、クリアケース装着、画面を消した状態で、0%から充電上限に設定している80%まで測定しています。
| iPhoneの残量 | 経過時間 |
|---|---|
| 0% | 0分 |
| 10% | 7分 |
| 20% | 15分 |
| 30% | 25分 |
| 40% | 37分 |
| 50% | 49分 |
| 60% | 62分 |
| 70% | 77分 |
| 80% | 91分 |

結果は、0〜50%まで49分、0〜80%まで91分でした。
充電開始時のディスプレイ表示は約23.6W。
その後は徐々に下がり、20%以降はおおむね10〜13W程度で推移していました。

私が今までに使用した製品だと、Qi2 25Wであっても、充電開始後しばらくすると発熱で10W以下まで低速となるワイヤレスモバイルバッテリーもあるので、測定した範囲では、おおむね10W以上の出力を維持できていたのは十分に高速だと感じました。
※ディスプレイの出力は測定時点の瞬間値であり、区間全体の平均値ではありません。
また、充電終了時のモバイルバッテリーの残量は46%でした。
今回の消費割合から単純換算すると、iPhone 17 Proを約1.5回フル充電できる計算です。
CryoPulse液冷システムの仕組みと冷却効果
本製品最大の特徴であるCryoPulse液冷システムは、マイクロポンプで冷却液を循環させ、発生した熱を移動・拡散する仕組みです。

TEC冷却技術も採用しており、一定の試験条件ではピーク温度を最大約10℃低減できるとのこと。
(※メーカー公称値。周囲温度25℃での試験に基づき、比較基準の約48℃に対する低減値です。)
実際にiPhone 17 Proをワイヤレス充電してみると、驚いたのが本体の発熱の少なさです。
ひんやり冷たいわけではありませんが、充電中でも待機時とほとんど変わらないような温度感でした。
温度計による測定はしていないものの、これまで使ってきたマグネット式モバイルバッテリーとの違いはかなり大きい印象です。
動作音も特に気になりませんでした。
さらに、以前測定した別のQi2 25W対応モバイルバッテリーと比較すると、充電速度にも差が出ました。

| 製品 | iPhone 17 Proの0〜80%充電時間 |
|---|---|
| UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリー | 91分 |
| 比較用Qi2 25W対応モデル | 110分 |
同じQi2 25W対応でも、19分の差が出ています。
もちろん、充電速度は室温やスマートフォンの状態などにも左右されるため、すべてが液冷システムのおかげとは言い切れません。
また、比較用モデルとの測定条件を完全に揃えた試験ではないため、あくまで参考比較です。
それでも、発熱の少なさと充電速度の両方で、液冷システムのメリットを感じられる結果でした。
最大45WのUSB-C有線充電性能
ワイヤレス充電が注目される製品ですが、有線も最大45Wとなかなかの高出力です。
まずはUSBテスターで、対応する急速充電規格とPDOを確認してみました。
内蔵USB-CケーブルとUSB-Cポートは、どちらも同じ仕様でした。

- PD3.0(最大45W)
- QC4+
- PPS
- FCP
- SCP
- AFC
- Apple 2.4A / DCP
PD3.0をはじめ、QC4+やPPS、FCP、SCPなどにも対応。
主要な急速充電規格は一通りカバーしています。

- Fixed:5.00V/3.00A
- Fixed:9.00V/3.00A
- Fixed:12.00V/3.00A
- Fixed:15.00V/3.00A
- Fixed:20.00V/2.25A
- PPS:5.00〜11.00V/3.00A
PDOは20V/2.25Aまで対応しており、最大45Wを出力できる仕様。PPSにも対応しています。
では、実際にどれくらいの出力が得られるのか、iPhone 17 ProとM2 MacBook Airで試してみました。

iPhone 17 Proでは14.96V×2.155Aで約32.2Wを記録。
30Wを超える出力がしっかり出ており、充電速度を優先するならワイヤレスよりも内蔵ケーブルを選びたくなります。

M2 MacBook Airでは20.11V×1.458Aで約29.3Wでした。
このときMacBook Airのバッテリー残量はほぼ100%だったため、実際には本体への給電が中心だったと思います。
最大出力を測定できたわけではありませんが、MacBook Airにも問題なく給電できました。
モバイルバッテリー本体は最大30Wで充電可能
本体への充電は、内蔵ケーブルとUSB-Cポートのどちらも最大30Wに対応しています。
バッテリーを使い切っても、およそ2時間で満充電が可能とのこと。
実際に70WのUSB-C充電器を使って測定したところ、14.97V×1.975A=29.57Wでした。

UGREEN Nexode Wavyとの違いを比較
以前レビューしたUGREEN Nexode Wavyとは、サイズや形状がよく似ています。
どちらも10,000mAh・最大45W出力に対応し、USB-Cケーブルとディスプレイを内蔵しています。


主な違いは以下のとおりです。
| 比較項目 | 液冷モデル | Nexode Wavy |
|---|---|---|
| バッテリー容量 | 10,000mAh | 10,000mAh |
| USB-C出力 | 最大45W | 最大45W |
| ワイヤレス充電 | Qi2 25W | 非対応 |
| マグネット吸着 | 対応 | 非対応 |
| 冷却システム | CryoPulse液冷 | 液冷非搭載 |
| 本体への最大入力 | 30W | 36W |
| USB-Aポート | なし | あり |
| ディスプレイ | 残量・出力・温度など | 健康度・異常履歴なども確認可能 |
デザインは個人的にはNexode Wavyの方が好みです。
特にディスプレイは表示できる情報が多く、圧倒的に便利だと思います。
ただ、今回の液冷モデルはマグネットでiPhoneに貼り付けられるうえ、ワイヤレス充電中の発熱が少ないのも大きな魅力。
正直、どちらを選ぶかと聞かれるとかなり迷います。
有線充電が中心でバッテリーの状態管理を重視するならNexode Wavy。
ワイヤレス充電も使いたいなら液冷モデルという選び方がよさそうです。
私自身はどちらも気に入っているので、気分や用途に応じて使い分けることになると思います。
UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーの気になった点
複数台同時充電では合計最大15Wに制限
単独では最大45Wの有線充電と最大25Wのワイヤレス充電に対応しているものの、複数台同時充電では合計最大15Wまで出力が制限されます。
実際にUSB-CポートにiPad mini、内蔵ケーブルにiPadを接続して計測してみました。

| 接続方法 | 充電デバイス | 実測出力 |
|---|---|---|
| USB-Cポート | iPad mini | 10.02W |
| 内蔵USB-Cケーブル | iPad | 4.73W |
| 合計 | 2台 | 14.75W |
公称仕様どおり、合計約14.75Wという結果でした。
2台同時に充電できるのは便利ですが、速度はかなり控えめ。
高出力を生かすなら、基本的には1台ずつ充電した方がよさそうです。
充電性能と液冷システムは魅力的だが高価格
UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーの通常価格は18,980円(税込)。
10,000mAhのモバイルバッテリーとしては、なかなかの高価格帯です。
ただ、Qi2 25Wのワイヤレス充電に最大45Wの有線充電、さらに液冷システムまで搭載。
これだけのスペックを備えていることを考えれば、価格にもある程度納得できます。
重量も実測231.2gと軽くはありませんが、これだけの機能を搭載しているなら十分コンパクト。
むしろ、よくこのサイズに収めたと思います。
価格や軽さよりも、充電性能や液冷システムに魅力を感じる人向けの製品だと思います。
UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーレビューまとめ

UGREEN MagFlow Pro 液体冷却式モバイルバッテリーをレビューしました。
独自の液冷システムを搭載したユニークな製品ですが、実際に使ってみると、単に面白いだけでなく、充電性能も十分。
Qi2 25Wのワイヤレス充電に最大45Wの有線充電、USB-Cケーブル内蔵と、普段使いでも便利な仕様にまとまっています。
一方で、複数台同時充電時の出力制限や、高めの価格には注意が必要です。
それでも、ワイヤレス充電中の発熱が気になる人や、充電性能と新しい技術を重視する人には、十分検討する価値のあるモバイルバッテリーだと思います。
冷却液が流れる様子を眺められるという、ガジェット好きにはたまらない楽しさも本製品ならではです。
液冷システムという新しいアプローチが、今後のモバイルバッテリーにどのように広がっていくのかも楽しみです。
公式サイト:https://ugreen.jp/
Amazon公式ストア:https://amzn.to/4duBDWM
UGREEN公式楽天市場店:https://a.r10.to/hP2hwT
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