FOSMET R1 レビュー|ステンレスボディが映えるスマートウォッチ。AOD対応で通話・通知も手元で完結

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評価:4

“スマート”だけじゃなく、腕時計らしさが欲しい。

――FOSMET R1は、そんな気分に刺さる一本でした。

ステンレスの冷んやりした質感とサファイア風防のキリッとした光沢。

見た目はしっかり大人、でも中身は通話・通知、心拍/血中酸素/睡眠の24時間トラッキング、AOD対応AMOLED、そして良好な電池持ち

日常の相棒としての“ちょうどよさ”を狙った設計です。

一方、タッチ決済(NFC)なし/単体GPSなし/防水はIP68の日常用途寄りという割り切りも。

この記事では、デザインと装着感、各種機能の使い勝手、スポーツ記録やアプリ連携から弱点まで正直にレビュー。

デザイン重視派毎日充電は避けたい人通勤・散歩を快適にしたい人の参考になれば幸いです。

記事の最後には10%オフで購入できるクーポンコードもあるので、ぜひ最後までご覧ください。

〇 ここがよかった

  • ビジネスシーンでも使えるステンレススチールの丸型デザイン
  • 心拍・血中酸素・睡眠などを“4PD”センサーで24時間計測
  • メタル+シリコンの2本バンド同梱
  • ウォッチフェイスデザインが多くAODも対応
  • 電池持ちが良い

△ ここは注意

  • 電子決済(NFC)は非対応
  • 本体にGPS機能はなく、位置記録は“スマホ連動”前提
  • IP68は日常防水レベル(温水・水泳は非推奨)
  • バイブレーションが弱め

PR この記事はメーカーから商品提供を受けて作成しています。が、忖度なく本音で自由にレビューさせてもらっています。

この記事の著者

ガジェットブロガー

バビ

プロフィール

東京在住のガジェット好き会社員ブロガー。 デザイン性の高いガジェット・スマホ・PC周辺機器を、実体験にもとづき200本以上レビューしています。 経験を活かした専門的かつ正直なレビューをお届けします。
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FOSMET R1の特徴・スペック・同梱品

「FOSMET(フォスメット)」は、中国で2016年に生まれたスマートウェアラブルブランド。

クラシックな腕時計の意匠とデジタル技術を融合し、日常を「便利で健康的」にすることを掲げています。

主力はスマートウォッチ/スマートリングで、公式アプリ「FOSMET FIT」「FOSMET RING」と連携し、心拍・睡眠・活動量の記録やアプリ通知・着信リマインドなどを提供します。

FOSMETにはいくつかのスマートウォッチがありますが、ざっくり言うと、R1は“丸型メタル系の上位モデル。

サファイアガラス×金属ボディ×4PDセンサー×通話対応で、デザインと質感・計測精度・実用機能のバランスを高めた位置付けです。

FOSMET R1の特徴・スペック・同梱品は以下のとおりです。

  1. プレミアムな質感と耐傷性(サファイア×メタル)
  2. 手元で完結する通話・通知
  3. 24時間の健康モニタリング(心拍・血中酸素・睡眠を継続記録)
  4. 100以上のスポーツを記録し、スマホGPSと連動して軌跡・距離を残せる
  5. 音楽コントロールやカメラリモコン、アラーム・タイマー・天気など日常ツールを搭載
  6. 常時表示(AOD)に対応し、表示を見やすくキープできる
  7. iOS/Androidの「FOSMET FIT」アプリで設定・文字盤変更・データ管理ができる
項目内容
本体サイズ / 厚み約45 × 45 × 11.2 mm
重量約47.9 g(ストラップ除く)
本体素材亜鉛合金+ステンレススチール
画面1.32インチ AMOLED(466×466)/サファイアガラス
防水・防塵IP68(日常生活防水/温水・海水・サウナは非推奨)
センサーVC9201+VP66A “4PD”統合センサー(心拍/血中酸素/睡眠 等)
ワークアウト100種以上のスポーツモード
通知・通話スマホ通知の受信/Bluetooth通話(連絡先・履歴・ダイヤル・SOS)
位置情報本体GPS:非搭載/スマホ連動でルート・距離記録対応
駆動時間通常使用:最大14日/省電力:最大25日/AOD有:3〜4日/待機:最大25日
充電磁気充電/約2〜3時間で満充電
対応OS / アプリAndroid 8.0以上 / iOS 10.0以上 / FOSMET FITアプリ
機能心拍、血中酸素、ストレス、呼吸トレーニング、歩数計、距離、カロリー、睡眠、音声アシスタント、ゲーム、アラーム、アラーム、タイマー、長時間座りすぎ通知、リモート撮影、音楽コントロール、スマホ検索、パスワードロック、女性生理予測、通話応答/発信、通話履歴、手首を上げて画面点灯、天気
文字盤選択11種類固定文字盤 + 4種類カスタマイズ文字盤 + 20種類常時表示文字盤
(その他アプリから適用可能)
保証メーカー保証2年
FOSMET R1同梱品
同梱品
  • 本体(メタルバンド装着)
  • シリコンバンド
  • ストラップリムーバー
  • 充電ケーブル
  • ウォッチイヤーピン
  • 取扱説明書

こういうガジェットは、複数言語対応の説明書が多いのですが、FOSMET R1は日本語のみの説明書で、安心感があります。

FOSMET R1取扱説明書

FOSMET R1の外観レビュー

FOSMET R1の外箱
FOSMET R1の外箱開封

1万円台のスマートウォッチとは思えない、高級感のある凝った外箱。

最近買ったGoogle Pixel 10の箱よりもワクワクする開封体験でした。

FOSMET R1

本体素材には高品質なSUS304ステンレススチールを使用し、スマートウォッチとは思えない高級感あふれるデザインです。

丸型の文字盤ディスプレイはiPhoneのカメラレンズカバーや高級モデルのApple Watchと同じサファイアクリスタル製。

傷つきにくく透明度が高い特徴があり、画面表示がとてもクリアです。

カラーはブラックとシルバー2種類がありますが、私はブラックをチョイス。

ブラックステンレスは全体がより引き締まった印象で、より落ち着いた雰囲気に見えます。

FOSMET R1メタルバンドのブランドロゴ

デフォルトで装着されているメタルバンドもステンレス製。

光沢が抑えられ、鈍くしっとりした艶めきがラグジュアリーな雰囲気を演出しています。

FOSMET R1のボタン

正面向かって右側に3つのボタンがあり、それぞれ以下の操作が可能。

  • 上ボタン:画面オン/オフ、電源オフ(長押し)
  • 中ボタン:画面オン、メニューに戻る、ダイヤル選択
  • 下ボタン:運動リスト(短押し)、音声アシスタント(長押し)

さらに、設定で他の機能を割り当てることもできます。

FOSMET R1のスピーカーとマイク

反対側にはスピーカーとマイクを配置。

驚きほどクリアで大きな音が鳴ります。

FOSMET R1の裏面

手首に触れる裏面には、心拍や血中酸素濃度などを計測する4PD(=4つのフォトダイオード)搭載のPPGセンサーと、磁気充電用のコネクタが付いています。

FOSMET R1と2種類のウォッチバンド

デフォルトではメタルバンドが装着されていますが、シリコンバンドへの付け替えも可能です。

FOSMET R1付属のストラップリムーバー

メタルバンドが長すぎる場合は、付属のストラップリムーバーで調節することができます。
(私もぶかぶかだったので調節しました。)

しっかり肌に密着していないと、心拍数などがきちんと計測できないので、この調節は重要です。

FOSMET R1メタルバンドを装着(外側)
FOSMET R1メタルバンドで装着(内側)

実際に装着してみてわかりますが、ものすごい高級感があります。

やっぱりブラックメタルはカッコいい。

シックな文字盤との相性も◎。

FOSMET R1メタルバンドの重さ

メタルバンド装着時の総重量は111gとやや重め。

とはいえ普通の腕時計もこのくらいはあるので、特別重いというわけではありません。

FOSMET R1シリコンバンド(外側)
FOSMET R1シリコンバンド(内側)

付属のシリコンバンドもウォッチの高級感に負けない、硬質で重厚な作り。

スポーツ系やデジタル系の文字盤にはシリコンバンドの方が合いそうです。

FOSMET R1シリコンバンドの重さ

シリコンバンド装着時のウォッチ全体の重さは58.7gと、メタルバンドと比べて半分近い軽さ。

平日のビジネスシーンではメタルバンドを、週末のランニングやウォーキングではシリコンバンドに付け替える、なんて使い方も良さそうです。

FOSMET R1の初期設定は3ステップだけ

FOSMET R1の初期設定は数分で完結する、たったの3ステップだけ。

  1. アプリのインストール
  2. アカウント登録
  3. デバイスの追加と接続

まずは上のボタンを長押しして電源オン。

FOSMET R1言語を選択

最初に言語設定が出てきますが、デフォルトで日本語になっているのでそのまま進みます。

FOSMET FIT iOS

専用アプリ「FOSMET FIT」ダウンロード用の二次元コードが表示されるので、スマホ(iPhone/AndroidどちらでもOK)カメラからアプリをインストールしましょう。

FOSMET FIT

FOSMET FIT

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FOSMET FITパスワードログイン画面
FOSMET FIT初期画面
FOSMET FITデバイス検索中

アプリを開いてまずは会員登録をして、身長・体重・生年月日などを登録。

トップ画面の上の方にある「追加」のボタンから、FOSMET R1を追加してペアリングできれば、初期設定は完了です。

FOSMET FITとFOSMET R1をペアリング

各種通知やGPSなどの使用をFOSMET FITに許可しておくのもお忘れなく。

基本的には新しい機能を使用すると、許可するかどうか通知されるので、その都度許可していけばOKです。

FOSMET R1音と振動の設定

個人的に、他に最初にやっておくべき設定として、

設定>音と振動

で、「サイレントモード」をオンにしておくことをおすすめします。

これがオフのままだと、スマホの着信時にスマートウォッチから盛大に着信音が鳴り響きます。

テスト時に大音量で着信音が鳴った時は、仕事中じゃなくて良かったと、本気で思いました。

FOSMET R1のメリット

サファイアガラス×メタルボディで傷に強く高級感もある

FOSMET R1のサファイアガラス

外観レビューでもすでに触れましたが、FOSMET R1は、文字盤ディスプレイに傷つきにくく透明度の高いサファイアガラスを使用。

フレームは精密加工が施された高品質ステンレス仕上げで、高級感と品質を兼ね備えた外観です。

スマートウォッチの多くは機械式の腕時計と比べると軽い印象を受けますが、FOSMET R1はスポーツタイプの機械式腕時計のような重厚なデザインが魅力。

ボタンも3つあるので、クロノグラフの文字盤との相性も抜群です。

手元から操作できる豊富な機能

最近のスマートウォッチは機能が豊富。

FOSMET R1もその例に漏れず、すぐには使いこなせないほど多数の機能が搭載されています。

FOSMET R1 アプリリスト一覧
  • 通話 — Bluetooth経由でウォッチから発着信(連絡先・履歴・ダイヤルに対応)。
  • 日頃の活動 — 歩数・消費カロリー・移動距離などの1日の合計を表示。
  • 運動 — 種目を選んでワークアウト計測を開始。
  • 運動記録 — これまでのワークアウト履歴と詳細を確認。
  • 心拍数 — 現在値と推移を計測・表示(安静/高心拍の把握)。
  • 睡眠 — 就寝/起床時刻や浅/深い睡眠などを記録。
  • 血中酸素 — SpO₂の測定と過去データの確認。
  • ストレス — ストレス指標を推定し、変化を可視化。
  • 音楽 — スマホの再生/一時停止・曲送り戻し・音量を操作。
  • 音声アシスタント — スマホのSiri/Googleアシスタントを起動。
  • 天気 — 現在の天気と予報を表示。
  • 呼吸訓練 — ガイドに合わせて深呼吸し、リラックスを促す。
  • 世界時計 — 複数都市の時刻を一覧表示。
  • お知らせ — 端末側からのリマインドやシステム通知を表示。
  • ストップウォッチ — 経過時間を計測。
  • アラーム — 指定時刻にバイブでお知らせ。
  • タイマー — カウントダウンで時間管理。
  • 計算機 — 簡単な計算をその場で実行。
  • リモートシャッター — スマホのカメラ撮影を手元で操作。
  • 懐中電灯 — 画面を明るくして簡易ライトとして使用。
  • スマートフォンを探す — スマホから音を鳴らして所在を確認。
  • 女性の健康 — 生理周期・体調の記録とリマインド。
  • 設定 — 文字盤や明るさ、振動など本体の各種設定。

これらの機能はディスプレイの直接スワイプでサッと簡単に起動できます。

FOSMET R1下にスワイプ
下にスワイプ
FOSMET R1上にスワイプ
上にスワイプ

上から下にスワイプするとiPhoneでいうコントロールセンターのように、ショートカットが表示されます。

下から上へのスワイプでは、健康管理や音楽、ストップウォッチなどの機能を呼び出すことができます。

FOSMET R1右にスワイプ
右にスワイプ
FOSMET R1左にスワイプ
左にスワイプ

スマホで各アプリから表示された通知は、同時にFOSMET R1にも表示されます。

見逃した通知は、画面を左から右にスワイプすることで再確認することができます。

また、FOSMET R1の豊富な機能の全ては右から左へのスワイプで一覧表示が可能。

一覧の表示方法もいくつかのパターンから変更することができます。

FOSMET R1電卓モード

個人的に好きなのが計算機。

手元にスマホがあるんだから、スマホの電卓機能を使えばいいのでしょうが、時計の計算機って、なんだかワクワクしません?

このボタンのカラーもなんか好きです。

Bluetooth5.3で通話+通知が手元で完結

FOSMET R1通話
FOSMET R1通話履歴
FOSMET R1電話番号入力

FOSMET R1はBluetooth 5.3に対応。

接続の安定性と省電力性が高く、スマホを鞄に入れたままでも“通話+通知”が手元で完結します。

内蔵マイク/スピーカーで腕から発着信でき、連絡先・履歴・ダイヤルにも素早くアクセス可能。

腕時計で通知とか、子どもの頃に憧れた特撮の通信機みたい。

通知はFOSMET FITでアプリ別に受信可否を細かく設定でき、重要なアラートだけに絞れます。

会議や運転中はおやすみモードやワンタップ拒否で即対応、通話中は音量調整もOK。

着信はバイブと画面で気づきやすく、スマホを取り出す回数を減らせます。

屋内の壁や金属、電波干渉が多い環境では到達距離が短くなる場合がある点だけ留意を。

心拍・血中酸素・睡眠の24時間計測で体調の変化を見える化

FOSMET FITヘルス画面

FOSMET R1は心拍・血中酸素(SpO₂)・睡眠を24時間見守り、日々の体調の“変化”を可視化します。

光学式センサーで安静時から運動時までの心拍推移を記録し、いつもより高い/低いタイミングがひと目で把握できます。

FOSMET FIT心拍数
FOSMET FIT血中酸素
FOSMET FIT睡眠

SpO₂は自動&手動で測定でき、深夜の落ち込みや日中の回復もチェック可能。

睡眠は就寝〜起床を自動検知し、合計時間や中断の多さ、寝つき・目覚めのリズムを振り返れます。

今日は少し早く寝ようかな?——そんな小さな改善のきっかけづくりに最適。

週・月単位の傾向も見えるので、無理しないコンディション管理に役立ちます。

FOSMET FITストレス

また、ストレスチェックは、心拍変動(HRV)と心拍のゆらぎから日中の負荷度を推定し、スコアで可視化します。

時間帯ごとの増減が分かるので、会議後や移動中の“山”も一目で把握。

数分の「呼吸訓練」と組み合わせれば、その場でクールダウンも可能です。

※ヘルスケアの参考指標であり、医療診断を代替するものではありません。

100以上のスポーツ×スマホGPSで軌跡を記録

FOSMET FIT運動管理

FOSMET R1は100種以上のスポーツ(運動)に対応。

ウォーキング/ラン/サイクリング…種目を選んでスタートすれば、スマホのGPSと連携して地図上に軌跡・距離・ペース・消費カロリーを記録します。

※単体GPSは非搭載のため、スマホ同伴と位置情報の許可が必要です。

実際に少しだけ屋外ウォーキングをしてきました。

FOSMET R1で屋外ウォーキング

走行中(歩行中)は腕元で心拍やラップを確認、信号待ちや給水はワンタップで一時停止することもできます。

FOSMET FIT屋外ウォーキング記録

トレ後はアプリでルートの色分け(ペース)や高低差を振り返り、次のコースづくりにも◎。

また、室内(トレッドミル等)モードも用意されています。

ウォッチフェイスデザインが多くAODも対応

FOSMET FITのR1文字盤市場
FOSMET FITのR1文字盤カスタマイズ
FOSMET FIT R1のAOD盤面

FOSMET R1はウォッチフェイスのバリエーションがめちゃく豊富です。

アナログのクラシックからデジタル、スポーツ、ミニマルまで気分とシーンで着せ替えOK。

FOSMET R1機械式文字盤
FOSMET R1スポーツ系文字盤
FOSMET R1デザイン系文字盤

アプリから数タップで切り替えられるので、朝は落ち着いた盤面、夜はワークアウト向けの視認性重視──そんな使い分けも楽しいです。

FOSMET R1にAOD文字盤を設定

さらにAOD(常時表示)対応で、画面が消灯していても時刻や基本情報を“ちら見”できます。

腕を上げて点灯を待つストレスが減り、まさに“時計らしさ”が戻る感覚。

※AODは電池消費が増えるため、必要に応じてオン/オフを切り替えるのがおすすめです。

電池持ちが良く、充電も2〜3時間

FOSMET R1をマグネット充電
FOSMET R1充電中画面

FOSMET R1は電池持ちがよく、普段使いなら1回の充電で約12〜14日

AOD(常時表示)をオンにしても3〜4日は余裕があり、毎日充電の習慣から解放されます。

実際私は心拍、血中酸素、睡眠、ストレスの計測をオンにして1週間使用していますが、バッテリー残量は50%弱もあります。

充電は磁気ケーブルで約2〜3時間で完了。

待機中心の使い方なら最大約25日のロングスタンバイも狙えます。

長持ちさせたいときは明るさの自動調整やAODのスケジュール、不要通知のオフを活用。

連続ワークアウトや通話は消費が増えるので、遠出の前に“ひと息充電”しておくと安心です。

FOSMET R1のデメリット

タッチ決済(NFC)非対応

FOSMET R1はNFCによるタッチ決済に非対応

コンビニや改札で“腕だけ決済”(Apple Pay/Googleウォレット的な使い方)はできません。

外出時はスマホ決済(Suica/PayPay等)か物理カードの携行が前提に。

一方で決済用の常時通信や認証処理がないぶん誤作動の心配は少なく、電池持ちや操作はシンプル。

財布はスマホに任せて、R1は“通知と健康の相棒”――この割り切りが合うかが判断ポイントです。

単体GPS非搭載で位置記録はスマホ同伴が前提

R1は本体にGPSを搭載していないため、ランやウォークの軌跡・距離はスマホの位置情報と連携して記録します。

つまり外出時は“スマホ同伴”が前提

スマホを置いて身軽に走りたい派には不向きです。

逆に、散歩や街歩きで通知や音楽操作も一緒に使うなら実用十分。

初回はアプリで位置情報許可+バックグラウンド実行を有効化しておくと、記録の途切れを防げます。

IP68は日常防水止まりで水泳・温浴環境は非推奨

FOSMET R1の防水はIP68=日常生活防水

手洗い・雨・汗はOKですが、プールや海、温浴(風呂・サウナ)など長時間・高温・強い流水は非推奨です。

濡れたら真水ですすいで拭き取り、完全に乾いてから充電を。

水辺を主目的ならWR50/WR100などの耐水等級モデルを検討しましょう。

バイブレーションが弱め

あと、私が感じたのは、通知時のバイブレーションが少し弱めということ。

FOSMET R1バイブレーション設定画面

一応振動の強弱の設定とオンオフは可能ですが、強にしてもちょっと弱め。

特に何もしていなければ気づけるのですが、集中して何か作業をしているときには気づかないこともあるかな、という感じ。

そもそもBluetooth接続による通知も、通信環境によってタイムラグがあったりするので、どのスマートウォッチでも100%頼るのはやめた方がいいでしょう。

まとめ:FOSMET R1はこんな人におすすめ

FOSMET R1使用例

ということで、スマートウォッチFOSMET R1をレビューしました。

まとめるとこんな感じです。

おすすめ度   4.0

〇 ここがよかった

  • ビジネスシーンでも使えるステンレススチールの丸型デザイン
  • 心拍・血中酸素・睡眠などを“4PD”センサーで24時間計測
  • メタル+シリコンの2本バンド同梱
  • ウォッチフェイスデザインが多くAODも対応
  • 電池持ちが良い

△ ここは注意

  • 電子決済(NFC)は非対応
  • 本体にGPS機能はなく、位置記録は“スマホ連動”前提
  • IP68は日常防水レベル(温水・水泳は非推奨)
  • バイブレーションが弱め

私が今まで使った1万円前後や5千円前後のスマートウォッチと比べると、ウォッチ自体の作りも、センサーの精度もかなり高いと感じました。

安価なスマートウォッチは軽量でスポーティなデザインが多く、普段使いには良いのですが、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面ではミスマッチになりがち。

ですが、FOSMET R1は、ステンレススチール製で機械式腕時計のような高級感のあるデザインなので、スーツに合わせても安っぽくならない点もおすすめポイントです。

そんなFOSMET R1をスマートウォッチとして選ぶのにおすすめなのはこんな人です。

FOSMET R1がおすすめな人
  • 金属ボディ×サファイアの質感を重視する人
  • 仕事でも普段着でも馴染むデザインが好きな人
  • 通話と通知を手元で完結したい人
  • 睡眠・心拍・SpO₂を手軽に記録したい人
  • 屋外でも見やすい常時表示が欲しい人

このクオリティで1万円台はかなりの高コスパ。

スマートウォッチにメカニカルウォッチのようなタフさを求めるなら、買うべき製品だと思います。

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