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【ガンダム考察】地上用MSが人型である必要性なくない?


MSが人型である理由は、ガンダムWの「戦争の中に美学を求めた結果」というのが一番好きです。

これ以上の理由はないでしょう。

で、宇宙世紀でMSが人型になった理由でよく説明されるのが、AMBACの存在です。

確かに宇宙空間でのAMBACの有用性は分かるのですが、じゃあ、地上で人型にする理由って何でなんでしょう?

MSが人型であることの一般的な理由

MSが必要になったそもそもの要因は、ミノフスキー粒子の発見です。

ミノフスキー粒子は、一定濃度以上になると電波を遮断する特性があるため、レーダーや電波制御されたミサイルなどが使えなくなります。

ボタン一つでミサイルを打って終わりということができなくなり、レーダーで位置情報を把握しながら戦う戦闘機の運用も難しくなりました。

戦場が目で見える範囲に限定されることになるので、必然的に白兵戦に近い戦闘が想定されることになり、小回りの利く汎用性の高い兵器の開発が急がれました。

そこで登場するのがMSです。

マニピュレータ(手)で武器を持ち返ることができるという汎用性だけでなく、AMBACによって姿勢制御に必要な推進剤を節約できるという利点があります。

AMBAC(アンバック)は、Active Mass Balance Auto Control = 能動的質量移動の略で、要するに自動姿勢制御のこと。

簡単に言うと手足を振り回して姿勢制御することでスラスターの使用を最小限に抑えることができます。

AMBACの細かな解説は↓このサイトが参考になります。

参考 AMBACという幻機動戦士ガンダム 技術研究概論 序説

地上用MSに足はデメリットが大きい

宇宙空間ではAMBACのために足が必要なのは分かるのですが、地上用MSに足というのはかなりのデメリットに感じます。

最大のデメリットは、足関節への負担がとんでもなく大きいという点です。

あれだけの大きさと重量を支えて動き回るとなると、特にひざ関節への負担はかなりのものです。

そうなると足の関節部には装甲以上に高い硬度の素材が求められますし、整備にもかなりの手間がかかったはず。

つまり、推進剤が節約できる云々以前に運用コストがめちゃくちゃ高いってことです。

地上用MSに足があることのメリット

もちろんメリットもあって、

  1. 活動する地形を選ばない
  2. パーツの流用性がある
  3. 俊敏性が高い

という点があげられます。

これは、ジオンが地球侵攻作戦を行う上では大きなメリットと言えます。

ガンタンクのようなキャタピラの場合だと、平地以外での運用が難しく、MSに比べると瞬発力に劣るため、ゲリラ戦的な短期決戦に向きません。

当初短期決戦を想定していたジオンとしては、ジャングル地帯のジャブローへの侵攻を目標としていたため、地形を選ばず運用できる地形適応性の高さはかなりのメリットと言えます。

宇宙空間での戦闘の後、急いで地上へ攻撃を仕掛ける必要性から、人型のMSは必然だったということです。

短期決戦が前提である以上、多少の運用コストの高さは無視できることになります。

戦争が長期化することが想定されていたなら地上戦には「ヒルドルブ」のような機体が量産されていたかもしれません。

戦術的連携運用から局地的小規模戦闘へ

一年戦争のような大規模な戦争においては、一機ずつの個別単位ではなく、小隊を一単位として戦術的に運用するほうが効率的です。

つまり、汎用性も運用コストも高いMSだけで戦闘を行うよりは、戦車のように使い勝手は悪くとも運用コストの低い機体も合わせて連携運用するほうが利に適っています。

こうした考え方から、連邦軍はガンタンクやボールといった兵器も量産しています。

ただ、一年戦争以降は戦術レベルでの大規模戦闘の機会が減り、ジオン残党をはじめとするレジスタンスとの局地的な小規模戦闘が増えていきます。

そうなってくると、MSよりも俊敏性と地形適応性の低いキャタピラタイプは逆に邪魔になってきます。

MSパイロットの練度も上がり、運用法も効率化していく中で、次第に地上用兵器は二足歩行がメインになっていったのでしょう。

まとめ

運用コストが高いにも関わらず地上用MSに足が必要だったのは、ジオンが短期決戦でジャブローへ侵攻して勝利するためと考えられます。

一年戦争以降、「ヒルドルブ」とか「陸戦強襲型ガンタンク」なんかの、MA以外の二足歩行しない兵器が減っていくのはなんだか寂しい気もしますね。

ほんとの理由は人型じゃないとプラモデル売れないからだけどね!

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