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評価:4.5
2024年9月20日発売したiPhone 16 Pro。
色々考えて今回は見送ってiPhone 17 Proまで待とうと思ったのですが、iPhone 15 Proの下取りが思った以上に高くなっていたので、結局、2025年6月に購入してしまいました。
私はケースもガラスフィルムも使う派なので、今回もかなりのリサーチを重ね、「これだ!」というフィルムを購入したので、レビューしたいと思います。
〇 ここがよかった
- 指紋が全くつかない
- 貼り付けがめちゃくちゃ簡単
- 透明度が高く、画質も色彩も変化なし
- 反射が少なく日光下でも画面が見やすい
△ ここがイマイチ
- 値段は高め
- 予備はなくてもいい

ガジェットブロガー
バビ
東京在住のガジェット好き会社員ブロガー。 デザイン性の高いガジェット・スマホ・PC周辺機器を、実体験にもとづき200本以上レビューしています。 経験を活かした専門的かつ正直なレビューをお届けします。
TORRAS GlassGo Ultraの特徴・スペック・同梱品

特徴
TORRAS(トーラス)は、中国深圳発のスマホアクセサリーブランド。
「GlassGo Ultra」は、同社のハイクラスのガラスフィルムで、iPhoneだけでなくGalaxyやGoogle Pixel向けのGlassGo Ultraが販売されています。
このGlassGo Ultraは、硬度が高く衝撃や摩擦に強いのはもちろんのこと、特殊なコーティングや構造による指紋防止や高透過&色再現などの高い機能を有しています。
それらの特徴をわかりやすくまとめると以下のとおりです。
- 航空宇宙グレードの日本製ガラスを採用し、硬度9H超・Hv673で衝撃や摩耗に強い。
- Na⁺/K⁺イオン交換+1200℃二次強化など30種以上の加工でMIL-STD-810Gを突破し、2 m落下36回でも端割れゼロ。
- 第5世代「Just One Pull」ガイド枠で誰でも気泡なしのワンタッチ貼り付けが可能。
- 超精密ラウンドエッジと12 g±0.2 gの軽量設計で本体と一体化するフィット感。
- 蓮の葉由来AFコーティングが1年間続く指紋防止と滑らかな指滑りを実現。
- 蛾の目構造フィルターで高透過&色再現を保ち、屋外でもクリアな視認性を確保。
最近は当たり前になったフィルム貼り付けの時の「ガイド枠」。
その技術は年々進歩していて、不器用な人でもディスプレイに合わせてピッタリの位置に貼り付けることができるようになりました。
TORRASのガイド枠「Just One Pull」も第5世代へと進化。

このままiPhoneにガイド枠を乗せて、「Just One Pull」の文字どおり矢印のところを引っ張るだけでズレも気泡もなく、簡単に貼り付けられます。
さらにすごいのが、クリーニングで除去しきれなかったチリやホコリを、引き出し時の静電気によって除去することができること。
フィルム貼り付け前に一生懸命クリーニングしてチリやホコリを除去したのに、いざフィルムを貼り付けたら変な気泡が消えなくて、よく見たら一粒のチリがついてる、なんてことを私は過去に何度も経験しました。
100%除去できるわけではないでしょうが、そんなイライラが起こりにくいというだけでも嬉しい機能です。
パッケージ内容

- ガイド枠×1
- ガラスフィルム×2
- 空気抜き専用ヘラ×1
- ウェットシート×2
- クリーニングクロス×2
- ホコリ除去シール×2
- ホコリ除去ラベル×2
ガラスフィルムのうちの1枚は、最初からオレンジのガイド枠にセットされています。
また、空気抜き専用のヘラは、スペースの都合なのか、ガイド枠が収まっているプラ箱の裏面に収まっているので油断してると見落としそうでした。


説明書も日本語表記があるので、貼り付けの手順などもわかりやすいです。



TORRAS GlassGo Ultra レビュー
iPhone 16 Proにフィルムを貼り付けてみた

まずは手順通りクリーナーやステッカーでディスプレイの汚れや細かなゴミを取り除きます。

続いてガラスフィルムがセットされたガイド枠をiPhoneにセット。
ガラスフィルムを貼る時、画面が暗い方がやりやすいのですが、画面に触れてしまってディスプレイがオンになってしまって、でも枠のせいでボタンが押せなくてイラッとすることがあります。


ですが、TORRAS GlassGo Ultraは、ガイド枠にもサイドボタンがついているので、画面のオン・オフができるのがめちゃくちゃ便利!

あとはこの矢印を引っ張っるだけ。


矢印を引くことでディスプレイと接している面のフィルムがはがれていき、自然とiPhoneのディスプレイに吸着していきます。

保護フィルムが吸着したらガイド枠を取り外すのですが、なんと、ガイド枠を取り外すときに一緒に保護フィルム表面の台紙も一緒に剥がれていく設計なんです。
簡単すぎて驚きました。

取り外した後で気泡が残っているようなら専用のヘラで端に押し出して完了です。
めちゃくちゃクリアで指紋がつかない!

ガラスフィルム貼り付け後のiPhone 16 Proがこちら。
パッと見だと、貼り付けていないようにも見えますが、ディスプレイの縁から0.5mmほど内側にフィルムの縁が見えます。


画面カバー率99%は伊達ではありません。
エッジも柔らかい丸を描くラウンド加工されているため、滑らかにiPhoneのディスプレイと一体化しています。

正面からだとガラスフィルムの存在を忘れてしまいそうですが、側面から見ると、意外とガラスフィルムに厚みがあることが分かります。
ガラスフィルムの硬度がどれだけ高くても、割れるときは割れるもの。
これだけの厚みがあれば、万が一のときにもiPhone本体のディスプレイはしっかり守られることでしょう。

それから驚きなのが、指の腹で画面をベタベタ触っても全くと言っていいほど指紋がつきません。
他のフィルムを貼っている別のスマホだとついてしまう指紋が、なぜか全くつかないのが不思議です。
指紋がつきにくい、という感じなんだと思っていたので、これには驚きを通り越して感動すら覚えました。
また、ガラスフィルムの透明度も恐ろしく高く、反射も抑えた構造になっているのか、フィルムなど貼っていないかのように画面の見た目に変化がありません。
画質や色彩に変化はなく、反射が少ないため、昼間の太陽の下でもクリアで鮮明に画面表示を確認することができます。
指ざわりも安価なフィルムには出せない滑らかさ。
ガラスフィルム一つで快適さにここまで差があることに、今さらながら気付かされました。
GlassGo Ultraガラスフィルム レビューまとめ
ということで、TORRASのGlassGo Ultraガラスフィルムをレビューしました。
実際に貼ってみて、しばらく使用したみた感想はこんな感じです。
〇 ここがよかった
- 指紋が全くつかない
- 貼り付けがめちゃくちゃ簡単
- 透明度が高く、画質も色彩も変化なし
- 反射が少なく日光下でも画面が見やすい
△ ここがイマイチ
- 値段は高め
- 予備はなくてもいい
ガイド枠を付けて引っ張るだけで保護フィルムを貼り付けられる簡単さは、革命的だと思いました。
ですが、それ以上に、指紋が全くつかないこと、ガラスの透明度の高さ、反射の少なさに感動しました。
クオリティのレベルはもの凄く高いと感じます。
ただ、その分お値段はお高め。
同じくらいの硬度の安いガラスフィルムなら1,500円も出せば買えてしまうことを考えると、約4,000円は、ガラスフィルムの中でも高級品と言えます。
ですが、今回このガラスフィルムを使ってみて、今まで使っていたガラスフィルムとの間に大きな差を感じたことを考えると、本当に買って後悔のないフィルムだと思いました。
よほどのことがない限り、次回以降のiPhoneはTORRASのガラスフィルムを使用すると思います。
今まで安価なフィルムしか使っていない人にこそ試してほしいガラスフィルムです。