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評価:3.5
iPhoneのMagSafe対応スタンド&ウォレットといえば、MOFT Snap-On スマホスタンドがめちゃくちゃ便利です。
縦横どちらにも対応した薄くて軽いスタンドな上に、カードケースとしても使用できる優れもの。
どちらかというとMOFT Snao-ONはウォレットとしての使用がメインで、スタンドはときどき動画を見るときくらいしか使いません。
私は普段クレジットカードを収納して、交通系ICを設定しているので、iPhoneが財布も兼ねる感じになってます。
会計のときはポケットからiPhoneを取り出すだけなので、スムーズでとても楽ちんです。
ただ、少し前にクレジットでタッチ決済(VISAタッチ)を使うようになって、いちいちカードを取り出すのがちょっとめんどくさいなぁと感じてきていました。
そんな折、登場したのが今回レビューする新作のMOFT Flash Wallet & Standです。
ウォレットに収納したままでもタッチ決済やICカードの読み取りができるようにアップグレード。
さらに、スタンドも角度調整ができるようになりました。
さすが、MOFT。時代の変化に合わせた素晴らしい製品です。
ということで、今回は、MOFTの2つ折りスタンド「MOFT Flash Wallet & Stand」をレビューします。
(余談ですが、アメリカのMOFT公式の通販のプレ・オーダーで予約したのですが、なぜか発売日として表示されている8/15より前に手元に届いてしまいました。謎です。)
〇 ここがよかった
- マグネットがかなり強力
- カードを出さずにタッチ決済できる
- スタンドの角度を自由に変更できる
△ ここがイマイチ
- やや厚みがある
- たぶんカードの磁気対策はない
- iPhone 12/13 mini非対応
- iPhone 14 Proでは使えない
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MOFT Flash Wallet & Standスペック
カラー | ナイトブラック、ハローイエロー、オックスフォードブルー、ウインディブルー |
サイズ | 100×65×9 mm |
重さ | 60g |
素材 | ヴィーガンレザー、グラスファイバー、マグネット、メタルシート |
対応機種 | iPhone 13/13 Pro/13 Pro Max、iPhone 12/12 Pro/12 Pro Max |
メーカー | MOFT |
今回発売されたFlash Wallet & Standのカラーバリエーションは4色。
私はナイトブラックをチョイスしたのですが、届いた箱にはなぜか「Jet Black」というシールが貼ってあってちょっと混乱しました。
素材は本革かと思うほど上質に作られたヴィーガン・レザー。
2つ折りのためのヒンジなどがあるため、重さ60gと、このタイプのスタンド&ウォレットとしてはやや重めになっています。
MagSafe対応製品のため、対応するのは基本的にはiPhone 12以降。
ただし、サイズの問題からかiPhone12/13 miniには非対応のようです。
また、iPhone 11以下や他のスマホで使用したい場合は、別途マグネットシールなどを使用する必要があります。
MOFT Flash Wallet & Standの外観
見た目はApple純正のレザーウォレットに似ています。
違いはMOFTのブランドロゴの刻印と、本革ではなく、ヴィーガンレザーであること。
しっとりとした上質な触感と細かなシボは、なめされた本革にしか見えず高級感があります。
今までいくつかのMOFT製品を使用してきましたが、今までで一番本物のレザーに近い質感に感じました。
iPhoneと接触する裏面には、MagSafe対応製品特有のリングマークになっています。
iPhone 12 Proに装着するとこんな感じ。
デザインもシンプルで素材も上質なので、上品な印象になっています。
本体よりひとまわり小さいくらいなので、たぶんiPhone 12/13 miniだとカメラに干渉してしまうんじゃないかと。
2つ折りになっているので厚さは9mmと、MOFTの他のスタンドと比べるとやや厚め。
内部は芯の入ったしっかりした作りで、折れ曲がることはありません。
MOFT Flash Wallet & Standはこんな風に180度まで開閉することができます。
開いた内側は、外側とは違いさらりとした乾いた質感で、カラーもダークグレーになっています。
ふたになるウォレット側は、内側が額縁のようにくり抜かれているので、カードを取り出すことなく中身を確認することが可能に。
この内側も閉じたときにマグネットでピタっとくっつくようになっているので、iPhoneの使用中にパカパカ開くことはありません。
2枚をつなぐのは頑丈な金属のヒンジ。
自由に好きな位置で固定できるので、スタンドとして使用しても自然に倒れてしまうことはありません。
ウォレットにはカードを2枚まで収納することができます。
1枚だけでもゆるいわけではないので、逆さにして振ってもカードが出てくることはありません。
マグネットもかなり強力で、ポケットからiPhoneを出し入れするときに引っかかってポロっと落ちてしまう、なんて心配もなし。
実はMOFT Flash Wallet & Standを180度まで開くとヒンジが本体に干渉して、iPhone本体との間に隙間ができて若干不安なのですが、マグネットが強力なおかげで簡単には剝がれ落ちません。
タッチ決済などICカード読み取り・身分証の提示に対応
このMOFT Flash Wallet & Standで何より良かったのが、クレジットカードのタッチ決済でいちいちカードを取り出さなくてよくなったこと。
タッチ決済は、クレジットカードをリーダーに差し込まなくても、端末にタッチするだけで決済できる機能のこと。
対応カードには、Wi-Fiみたいなこんなマークがついてます。
最初はコンビニくらいでしか見かけなかったのですが、徐々に使えるお店が増えてきて、いちいちカードを出し入れするのが面倒になってきたところだったので、これは本当に嬉しい。
タッチ決済以外でも、ICカードを入れておくことでオフィスのセキュリティドアを簡単に通れるようになります。
また、内側はカードが見えるようにくり抜かれているので、カードを取り出さずに身分証を提示することも。
「Wallet & Stand」のネーミングでも「ウォレット」が先にきていることから分かるように、ウォレットとしての機能に注力しているアイテムなんだと思います。
縦・横どちらでも使える角度調整可能なスタンド
ウォレットメインとは言いましたが、スタンドとしての機能ももちろん優秀です。
縦置きのスタンドとして使用するときはパカッと開いてそのまま置くだけ。
自由な角度で開くことができるので、見やすい位置で止めて使用することができます。
(さすがに開きすぎるとスマホの重みで全開になってしまいますが。)
動画を楽しむときなどの横置きにする場合は、MOFT Flash Wallet & Standを90度を回転させて使用します。
iPhoneが浮いた状態になって目線が上にくるので、平置きよりもちょっと見やすいかも。
マグネットが協力なのでズリ落ちるなんてこともありません。
iPhone 14 Proだと使いづらい
iPhone 14 Proを購入したので、早速試してみたのですが、カメラ部分が大きくなりすぎて、装着はギリギリできる感じになってしまいました。
開くと、60度くらいから浮いてきて、フルオープンだとかなり磁力が弱くなって簡単に剥がれ落ちてしまいます。
ケースを装着すると、レンズ保護のガードに完全に干渉してしまっていて、使用するのは難しいと思います。
ケースによっては使えるものもあるでしょうが、裸でもギリギリなので、多くのケースで干渉するんじゃないかと思います。
残念ながらiPhone 14 Proでの使用はおすすめしません。
ただ、14 Pro以外の、無印、Pro Max、Plusでは、サイズ的に干渉せずに使えるはずです。
MOFT Snap-On Phone Stand & Walletとの違いを比較
従来のMOFTのiPhone用MagSafe対応スタンド、「MOFT Snap-On Phone Stand & Wallet」と比較してみました。
Snap-On | Flash | |
---|---|---|
サイズ | 97×64×3 mm | 100×65×9 mm |
重さ | 37g | 60g |
収納カード | 3枚 | 2枚 |
スタンド角度 | 固定 | 変更可 |
対応機種 | iPhone 13/mini/Pro/Pro Max iPhone 12/mini/Pro/Pro Max | iPhone 13/Pro/Pro Max iPhone 12/Pro/Pro Max |
見た感じのサイズ感はほぼ一緒なのですが、2枚重ねで金属製の接続部(ヒンジ)がある分、Flash Wallet & Standのほうが1.5倍重くなっています。
ヴィーガンレザーの質感にも違いがあって、Snap-Onのほうはドライでシャープな印象ですが、Flashはウェットで上品な印象。
iPhoneに張り付く裏面は、Snap-Onには何もありませんが、FlashにはMagSafeのマーク兼ガイドが追加されています。
Flash Wallet & Standのほうがマグネットが強力になっている点も見過ごせません。
2枚重ねになり、構造も強化されたため、Flash Wallet & StandはSnap-Onの3倍の厚みに。
Flash Wallet & Standは、カードを取り出さずにICカードを使用することができますが、Snap-Onでは、iPhoneのウォレットと干渉するため、カードを取り出さないとタッチ決済などのICは使用することができません。
スタンド状態では、Snap-Onは角度が固定されていますが、Flash Wallet & Standは、角度を自由に変更することができます。
また、Snap-Onは横置き時にスタンドの向きを変えなくても平置きすることができますが、Flash Wallet & Standは、90度回転させないと使用することができません。
どちらにもそれぞれの良さがあるので、どちらがいいかは使い方次第だと思います。
- タッチ決済することが多い
- 身分証入れとしても使いたい
- スタンドを角度調整したい
- カードの磁気は気にしない
- カードを取り出すことが多い
- スタンド角度は固定で良い
- カードの磁気対策も必要
- 安いほうがいい
MOFT Flash Wallet & Standレビューまとめ
ということで、MOFTのiPhone用MagSafe対応ウォレット&スタンド「MOFT Flash Wallet & Stand」をレビューしました。
実際に使用してみた感想はこんな感じです。
3.5
〇 ここがよかった
- マグネットがかなり強力
- カードを出さずにタッチ決済できる
- スタンドの角度を自由に変更できる
△ ここがイマイチ
- やや厚みがある
- たぶんカードの磁気対策はない
- iPhone 12/13 mini非対応
- iPhone 14 Proでは使えない
なんと言ってもICカードを出し入れせずにタッチできるようになる便利さが素晴らしいです。
スマホで動画を見るときって、思ってるより上から覗き込むことが多く、固定の角度だとちょっと浅く感じていたので、スタンドの角度調整ができるようになっている点もめちゃくちゃ刺さりました。
ただ、ちょっと気になる点もいくつか。
まず、構造上仕方がないのですが、Snap-Onと比べるとやや気になる程度には厚みが出てしまいます。
また、折りたたんだウォレットの内側はカードが見えるように空洞になっているため、たぶん磁気対策はされていないんじゃないかと思われます。
(カードで磁気を使うことってほとんどないですけど。)
それから、Snap-Onでは対応していたiPhone 12/13 miniには非対応になっています。
以上を踏まえて私がMOFT Flash Wallet & Standをおすすめしたいのはこんな人です。
- クレジットカードでタッチ決済することが多い
- オフィスのセキュリティにiPhoneを使いたい
- iPhoneのウォレットを身分証入れとしても使いたい
- 角度調整できるスタンドが欲しい
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