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評価:4.5
ガジェット好きこそポータブル電源を持つべきなんじゃないですかね。
キャンプに行くときも車中泊するときも、果ては停電中だって私たちはMacBookに、iPhoneに、スマホに、タブレットに、ワイヤレスイヤホンを使いたいんですから。
そんなガジェット好きにおすすめしたいのが今回レビューするBLUETTIのポータブル電源EB55です。
容量537Wh / 168,000mAhで最大13デバイスの同受充電が可能。
最大100WのUSB-Cポート付きでMacBook Proへの急速充電ができて、さらに上に乗せるだけでスマホを充電できるQi認証ワイヤレス充電機能付きと、ガジェット好きにはたまらない機能を搭載しています。
しかもリチウムイオン電池の中でも安全性が高く超寿命のリン酸鉄リチウム電池を採用。
BMS(バッテリーマネジメントシステム)によってバッテリーを安定的に保つため、充放電サイクルは2500回以上という、とんでもない長寿命を実現しています。
値段が高めかと思いきや、かなりの高コスパのポータブル電源なのです。
ということで今回は、大容量のガジェット好きにおすすめなポータブル電源BLUETTI EB55をレビューします。
ポータブル電源に興味があるけどまだ持っていない人は参考にどうぞ。
〇 ここがよかった
- 安全&超寿命のリン酸鉄リチウム電池を使用
- 照明ライト内蔵
- 最大100WのUSB-Cポート付き
- スマホをワイヤレス充電できる
△ ここがイマイチ
- 大出力だと駆動音がうるさい
- 付属の充電器のみだと充電が遅め
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BLUETTI EB55の特徴・スペック・同梱品
BLUETTI EB55の特徴をまとめるとこんな感じです。
- 大容量537Wh / 168000mAh&定格出力700W
- 純正弦波で家電を傷付けない
- 最大13台の同時給電が可能
- デュアル/マルチ急速充電で最短2時間で充電可能
- 高い安全性と長寿命のリン酸鉄リチウム電池を使用
- BMS安全管理システム搭載でさらに安全
- ソーラーパネル充電、カーチャージ、発電機充電に対応
容量 | 537Wh / 168,000mAh |
定格出力電力 | 700W 純正弦波 |
バッテリータイプ | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
重量 | 7.5Kg |
サイズ | 278 × 200 × 198mm |
充電温度 | 0〜40℃ |
動作温度 | -20〜40℃ |
入力 | AC充電:12V-28V,200W Max PV充電:12V-28V,200W Max カー充電:12V/24V |
出力 | AC出力 100-120V,Max 700W(サージ1400W)×4 5521出力 12V/10A × 2 シガーソケット12V/10A × 1 USB-A出力 5V/3A × 4 USB-C Max 100W × 1 ワイヤレス充電 Max15W × 1 |
メーカー | BLUETTI |
- 本体
- ACアダプター充電器(90W)
- 車載用充電ケーブル
- MC4ケーブル
- 取扱説明書
- 保証カード
BLUETTI EB55 レビュー
537Wh / 168000mAhの大容量で定格出力700Wの高出力
BLUETTI EB55のバッテリー容量は537Wh。
スマホなどに使うモバイルバッテリーと同じmAhで言うと168,000mAhにもなります。
一般的なモバイルバッテリーの容量が5,000〜10,000mAhくらいなので、凄まじい容量なのが分かります。
デバイスや家電を使用できる時間・回数は以下の表のとおり。
スマホ | 約45回 |
ノートPC | 約6回 |
デスクトップPC | 約6時間 |
LEDライト | 約23時間 |
液晶テレビ | 約5時間 |
電動工具 | 約5時間 |
ミニ冷蔵庫 | 約8時間 |
スロークッカー | 約2時間 |
スマホを40〜50回も充電できるので、毎日充電したとしても1月以上使えてしまいます。
LEDライトも連続20〜30時間も使えるから災害などの停電の備えにも安心。
冷蔵庫などの家電も数時間使用できるため、車での1泊2日のキャンプで気兼ねなく電気を使うのにちょうどいいサイズ感です。
また、BLUETTI EB55は、家庭用コンセントから流れている電流と同じ波形(純正弦波)の電気で、最大700W(瞬間1,400W)までの電力を使用できるため、照明やPC、プロジェクターなどはもちろん、電気毛布や冷蔵庫、スロークッカーなども使うことができます。
試しに片方450Wのカーボンヒーターを付けてみましたが、問題なく使用することができました。
ただ、ここまでの高い電力を使用すると、内蔵のファンの音がかなりうるさくなります。
室内だとさすがに放っておけない轟音ですが、キャンプやレジャーなど屋外で使用するならそこまで気にはならないと思います。
大容量ながらコンパクトなサイズ感
537Whと大容量で最大13もの機器を同時充電できるというと、かなりの大きさなのかと思いきや、BLUETTI EB55のサイズ感は想像していたよりもコンパクトです。
形は一般的なポータブル電源と同じく横長の四角いデザインで、持ち運び用のハンドルを折りたためば上部がフラットになるため、さらに省スペースに使用することができます。
以前使っていたのがJackeryの240Whタイプだったので、倍くらいの大きさになるのかと思ったんですが、大きさ的には二回りくらいの差しかありませんでした。
サイドには排熱のためのファンの排気口が隠れていました。
底面の滑り止め用のシリコンゴムはかなりしっかりしたもので、床に置いてちょっと足をぶつけたくらいではビクともしません。
車の荷台に積んでも横滑りすることもなさそうです。
重量はおよそ7.5kgなので持ち上げるのにそこそこ力がいりますが、男性なら問題なく片手で持ち運べるくらい。
ただ、流石にこのまま長い距離を持ち運ぶのはつらいので、長距離持ち運びたい人は、専用の収納バッグもあるので購入を検討した方がいいかも。
(2023年3月現在は在庫切れで予約受付中みたいです。)
最大13台のデバイスを同時充電できる
BLUETTI EB55で同時に充電できるデバイス・家電は最大で13機器。
まずはUSBポートがUSB-C×1とUSB-A×4の5つ。
左側の電源ボタンを押してLEDランプが点いたら電源オンの合図です。
USB-Cポートはガジェット好きには嬉しいMAX100W出力。
MacBook Proも急速充電することができる出力なので、たいていのデバイスの急速充電が可能です。
続いてUSBポートの右側にあるコンセントが4つ。
しかも上の2つは3Pコンセント対応なので、冷蔵庫やデスクトップPCなどを3P→2Pコネクタを用意しなくても使うことができます。
USBポートとは独立して電源のオン/オフができるので、無駄だ電力消費を減らせる嬉しい設計となっています。
ガジェット好きとしては、やっぱりここにはUSB充電器を繋げたくなりますが、もちろん安定して使用することができました。
個人的に1番のお気に入りが、本体上部に備え付けられたQi認証対応のワイヤレス充電。
なんと、スマホなどのワイヤレス充電対応デバイスをここに置くだけで充電することができます。
しかも、最大15W出力と、最新のワイヤレス充電器と同等以上の出力。
屋外のレジャー中に、いちいちケーブルを取り出さなくてもここに置くだけでスマホを充電できるのはかなり便利ですよね。
それからあんまり用途はないかもですが、5521出力 12V/10A× 2とシガーソケット12V/10A×1も搭載しています。
少し専門的な話をすると、直流電源の12V/10A対応できるデバイスなら、システム等の電力ロスがない分、こちらを使用した方が電気を節約できます。
便利なLEDライト付き
BLUETTI EB55は、2段階の明るさ調整と点滅するSOSモードが備わったライト機能を搭載。
本体背面にそこそこの大きさのLEDライトが付いていて、「LIGHT」のボタンを押すと点灯します。
ボタンを押すごとに、弱→強→SOS→OFFと切り替わります。
SOSモードでは点滅して遠くからこちらを見つけやすくしてくれる機能。
連続使用しても20時間以上は使えるので、災害時の照明としての使用はもちろん、キャンプ泊での夜の明かりにも活用することができます。
ソーラー充電やカーチャージもできてデュアル急速充電にも対応
BLUETTI EB55への充電は付属のACアダプタを使用します。
充電時間は6〜7時間。
ACアダプタ以外にも、ソーラーパネル、カーチャージ、発電機等からの充電にも対応しています。
さらに、別売りオプション品のACアダプタやソーラーパネルも併用するデュアル急速充電にも対応。
ACアダプタ×2またはACアダプタ+ソーラーパネルの最大400W充電で、わずか2時間ほどで満充電することができます。
付属のACアダプタだけでも、寝る時に充電を始めれば朝には終わっているくらいなのでわざわざデュアル充電の必要はないと思いますが、もしもの備えにソーラーパネルはあったほうがいいかもしれません。
内閣府による首都直下地震等の場合、電気復旧には6日程度の時間がかかるとのこと。
ポータブル電源と合わせてソーラーパネルを持っておけば、バッテリーを使い切っても充電して使い続けることができます。
BMS安全管理システム搭載&リン酸鉄リチウム電池採用の高い安全性
ポータブル電源でもう一つ気になるのが安全性と使用できる寿命です。
従来のポータブル電源は、三元系のリチウムイオン電池が主流でしたが、BLUETTIでは、一般的に使用される中で最も安全性が高いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用。
バッテリーの安全性に加えてBLUETTI EB55には、
- 高温保護
- 過電圧保護
- 低電圧保護
- 放電低温度保護
- 過電流保護
- 過負荷保護
- ショート保護
- 充電過電圧保護
などの安全対策も施しているため、より安全に使用・持ち運びすることができます。
また、リン酸鉄リチウムのもう一つのメリットとして、長寿命であることも挙げられます。
これに加えて、BLUETTI EB55は内部にBMS(バッテリーマネージメントシステム)を搭載。
電圧のばらつきを制御して、バッテリーを安定的に保ちバッテリー寿命を伸ばします。
バッテリーを空の状態からフル充電するのを1サイクルとすると、BLUETTI EB55の充電サイクルは2,500以上。
毎日使ったとしても6年半以上使える計算です。
BLUETTI EB55 レビューまとめ
ということで、ポータブル電源BLUETTI EB55をレビューしました。
私の個人的な評価はこんな感じです。
4.5
〇 ここがよかった
- 安全&超寿命のリン酸鉄リチウム電池を使用
- 照明ライト内蔵
- 最大100WのUSB-Cポート付き
- スマホをワイヤレス充電できる
△ ここがイマイチ
- 大出力だと駆動音がうるさい
- 付属の充電器のみだと充電が遅め
MAX100WのUSB-CポートとQi認証ワイヤレス充電を備えているのが、私のようなガジェット好きにピッタリです。
試しにフル充電状態で毎晩MacBook Airへの給電とiPhoneやワイヤレスイヤホンなどデバイスへの充電に使ってみましたが、1週間以上使い続けることができました。
純正弦波の最大700W出力で3PだからデスクトップPCが使えなくもないし、BLUETTI EB55があればどこでも電源のない場所でも作業環境を作ることができそう。
キャンプとかアウトドアをする人は、BLUETTI EB55を持っていけば、1泊くらいなら普通に家にいるみたいな生活ができる気がします。
もしもの時の備えとして、防災用に用意するにしても最低限これくらいの容量・機能性の製品は持っておきたいところ。
しかもBLUETTI EB55は充電中に給電もできる、いわゆるパススルーにも対応しているそうです。
バッテリー経由での給電にはなるのですが、バッテリーの劣化にはほぼ影響が出ない作りになっているとのこと。
そもそも2500サイクルもの長寿命だと考えると、普段からデスク用の電源にして、停電時の非常用電源としての使い方もありな気がしますね。
ポータブル電源をまだ持っていない人は、とりあえずこれを押さえておけば間違いないでしょう。
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