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評価:4.5
掃除しなくてよくなるけど、代わりにロボット掃除機の掃除をしないとけないのがイヤです。バビです。
普段は2日に1回くらいモップをかけて、週1回くらいロボット掃除機を使うんですが、掃除の後はダストボックスのゴミ捨て、ブラシにからんだ髪やほこりの除去など、ロボット掃除機自体の掃除をしないといけないのが物凄くストレスです。
最近は充電スタンドに自動ゴミ収集機能がついていて、ダストボックスにゴミをためてくれるから1~2か月に1回しかゴミ捨てしなくていい、めちゃくちゃ便利なロボット掃除機も出てきていますが、どれも10万円以上の高級品ばかり。
そんな中で、今回紹介する「Neabot NoMo Q11」は、自動ゴミ収集に水拭き機能までついたハイエンド製品なのに6万円台という、高コスパの最新ロボット掃除機です。
さらに、ロボット掃除機の吸引力は2,000~3,000Paが一般的と言われる中で、最大4,000Paというとんでもない吸引力を誇ります。
もちろん高精度のレーザーマッピング搭載で、お部屋に合わせたより効率的な掃除が可能。
今回は、そんな「マジで床掃除何もしたくない」という人におすすめのハイエンドロボット掃除機「Neabot NoMo Q11」をレビューします。
塩コショウをまき散らして掃除する実験や、他社製品との分かりやすい比較表などもあるので、ロボット掃除機選びの参考にどうぞ。
〇 ここがよかった
- 1回の掃除でかなりキレイになる
- センサー内蔵で薄型だから狭いところにも入っていける
- マッピング精度が高く、エリアごとの設定ができる
- 髪の毛がからみづらい気がする
- 性能が高いのに安い
△ ここがイマイチ
- 設置の場所をとる
- ゴミ袋のランニングコストがかかる
- ゴミ収集時の音がうるさい
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Neabot NoMo Q11のスペック・外観・付属品
サイズ | 350×350×87mm(本体) 397×275×315mm(ゴミ収集ボックス) |
重さ | 3.3kg (本体) 4.6kg(自動ゴミ収集ボックス) |
吸引力 | 最大4,000Pa |
ダストボックス | 250ml |
水タンク | 300ml |
紙パック | 2.5L |
最大稼働時間 | 150分 |
乗り越え | 2cm |
アレクサ連携 | 〇 |
メーカー | Neabot(ニーボット) |
- 1台で掃除+水拭き+自動ゴミ収集
- 最大4000Pa、最強レベルの吸引力。
- 超大容量ダストボックスでゴミ捨ては1〜2か月に一回だけ
- スマートマッピング機能搭載
- 5200mAh大容量バッテリーで110畳まで掃除できる
- 専用アプリで設定・操作。アマゾンアレクサで音声操作も
- 同機能のルンバの半額くらいと、コスパが高い
- 1年保証&日本語カスタマーサポートあり
- 自動ゴミ収集ボックス/充電ボックス×1
- ロボット掃除機×1
- サイドブラシ×2
- ダストパック×2
- HEPAフィルター×1
- モップクロス×2
- クリーニングブラシ×1
- 取扱説明書
Neabot NoMo Q11本体は、ルンバのような円型タイプのロボット掃除機です。
操作はアプリから行いますが、掃除の開始/停止と自動充電は本体上部のボタンから操作することもできます。
大きさは直径35cm。
ロボット掃除機としては大きくも小さくもない、標準的な大きさです。
マッピング機能のある高級機のルンバ以外のロボット掃除機は、レーダーやLiDAR(レーザー計測器)が本体の上から飛び出している製品が多いのですが、Neabot NoMo Q11はLiDARを内部に搭載しているため、高さが8.7cmと低めの設計。
なので、ソファーやベッドの下といった、手では掃除しにくい狭い隙間にも入っていくことができます。
隅にあるゴミをかき出すブラシは1つだけ。
なので、部屋を外側から左回りに掃除していくことになります。
ゴムと毛の2重のブラシでゴミをキャッチしてしっかり巻き込みます。
背面にはダストボックス。
上の写真左に見えるのが排気口です。
↑こちらは同じように見えますが、右背面にあるスピーカーです。
すぐ下にある「RESET」の穴は、掃除機を強制終了したいときに使用します。
ダストボックスは給水タンクも兼ねています。
また、充電時の接点も背面に設置されているので、なにげにダストボックスめちゃくちゃ大事な気がします。
Neabot NoMo Q11本体メンテナンス用のブラシもダストボックスに備え付けられているので、どこにしまったから分からなくなる、なんてこともありません。
ダストボックス内のフィルターは、使用頻度にもよりますが、週に1回程度のケアが必要です。
そして、自動ゴミ収集ボックス&充電スタンドがこちら↓
思った以上の大きさで驚きました。
隣にiPhoneを置くとサイズ感が分かりやすいと思います。
正面の一番おおきいところで幅39.7cm。
高さ31.5cmの奥行27.5cmで、さらにここにNeabot NoMo Q11本体が収納されるので、広めの設置スペースが必要です。
背面左下には電源プラグの差込口とスイッチを配置。
底面にはかなりしっかりしたラバーのすべり止めがあるので、多少の衝撃でズレ動くこともありません。
Neabot NoMo Q11がハウスに戻った状態だと50cm近い大きさに。
しかも、前面に1.2m以上、両脇に0.5m以上のスペースを設けることを推奨しているので、設置にはかなり広いスペースが必要です。
(私は推奨されているより狭いスペースに設置していますが、特に問題なく使えてはいます。)
他のロボット掃除機との比較
同じNeabotの旧機種N2と、機能が近い他社製品を比較してみました。
Neabot NoMo N2との比較
製品 | Neabot NoMo Q11 | Neabot NoMo N2 |
---|---|---|
価格 | ¥69,800 | ¥49,800 |
本体サイズ | 350×350×87mm | 350×350×98mm |
ゴミ収集ボックスサイズ | 397×275×315mm | 250×193×356mm |
最大吸引力 | 4,000Pa | 2,700Pa |
水拭き | 〇 | 〇 |
自動ゴミ収集 | 〇 | 〇 |
障害物回避 | 〇 | × |
進入禁止エリア設定 | 〇 | × |
LiDAR位置 | 内蔵 | 外部 |
アレクサ連携 | 〇 | 〇 |
Neabot NoMo Q11のほうが、センサー類が優秀な上に、内蔵されているため本体の高さが低いです。
最大吸引力にも大きな差があります。
自動ゴミ収集ボックスはNeabot NoMo N2のほうが小さく、一見設置スペースが小さく見えますが、実際はロボット掃除機とボックスの接点周りはデッドスペースになるため、設置スペースに大きな差はありません。
他社製品との比較
製品 | Neabot NoMo Q11 | ECOVACS DEEBOT N8+ | ECOVACS DEEBOT T9 + | ルンバ j7+ | ルンバ i3+ |
---|---|---|---|---|---|
価格 | ¥69,800 | ¥74,800 | ¥129,800 | ¥129,800 | ¥79,800 |
最大吸引力 | 4,000Pa | 2,300Pa | 3,000Pa | 非公開 | 非公開 |
水拭き | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
自動ゴミ収集 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
マッピング | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
障害物回避 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × |
進入禁止エリア設定 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
センサー類 | 内蔵 | 外部 | 外部 | 内蔵 | 内蔵 |
本体高さ | 8.7cm | 9.3cm | 9.36cm | 8.7cm | 9.2cm |
ルンバは、水拭き専用のロボット掃除機「ブラーバ ジェット」が別にあるため、水拭き機能を内蔵していません。
水拭き以外の、Neabot NoMo Q11と同じ機能の製品となると、価格は129,800円と、倍近い金額に。
ECOVACSのDEEBOT N8+は近い価格帯ではありますが、吸引力は半分ほどで障害物回避機能はなく、また、センサー類が本体上に突出しているため、高さもあります。
比べてみると、Neabot NoMo Q11はかなりコスパ良いことが分かります。
Neabot NoMo Q11機能レビュー
パチンコ玉さえも吸い込む超吸引力
一般的なロボット掃除機の吸引力は2,000~3,000Paですが、Neabot NoMo Q11の最大吸引力は4,000Pa。
吸引力が高いと、フローリングの溝などのゴミもしっかり吸い上げることができるため、掃除後の床がよりキレイになります。
また、何度も行き来しなくてもよくなり、効率的でもあります。
吸引力の確認のため、疑似ゴミを用意してみました。
リモコンモードにしたNeabot NoMo Q11を最大吸引力で通過させてみました。
最後、毛糸のところで一瞬止まるのは、私がリモコンから手を離してしまったからです。
手前の大きくて重いチョコをしっかり吸い上げ、小さなビーズもブラシなどで弾き飛ばしつつもしっかり吸い上げています。
最後の毛糸も吸い上げてはいたんですが、量が多すぎて、さすがにブラシにからんでしまいました。
ちなみに吸引力最大だと、音もそこそこにうるさいですが、私は掃除中にPCで作業していて気になるほどではありませんでした。
もうひとつ実験です。(なんだか楽しくなってきました。)
まず、空の状態のダストボックスを計測。
重さは356.7gでした。
50gの塩コショウをばらまいて掃除してみます。
(皿の重さはマイナス済み)
掃除後に50gダストボックスが重くなっていれば100%塩コショウを回収できたことになります。
思った以上に粒子が細かいので、多少床に残ってしまいそうな気がしますね。
床にばらまいた後、けっこう豪快にいってしまって、ちょっと心配になっています。
事前に床はモップ掛けしているので、他にゴミはない状態です。
また、囲いを設けてここだけを自動で掃除してみました。
↑途中の掃除の様子です。
掃除後のダストボックスの重さは405.9gでした。
405.9 – 356.7 = 49.2g
なんと、回収率98.4%という結果でした。
2畳分くらいのスペースだったので、時間は5分もかかっていません。
床を歩いてみてもざらつく感じがまったくなかったのには驚きました。
操作・設定は専用アプリで(アレクサで音声操作も)
Neabot NoMo Q11にはリモコンが付属していません。
なので、本体操作や設定は専用のアプリで行います。
Neabot
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インストール後、メールアドレスとパスワードでアカウントを作成して、本体をWi-FiかBluetoothでアプリに登録するだけで簡単に使用することができます。
清掃中の吸引力や、モップの水量を4段階で調整したり、また、リモコンモードに切り替えて気になる箇所を手動で掃除することも可能です。
設定等の機能も細かく多彩。
「メインエリア管理」や「部分エリア管理」では、マップからエリアを細かく分割することができて、掃除機を何回かけるか、また、掃除してほしくない、侵入禁止のエリアなども指定することができます。
1回でも十分キレイになるのですが、キッチン周りは汚れが気になるので2回で設定してみたりしています。
Neabot NoMo Q11に何らかのトラブルが起こった場合もアプリで通知されるため、離れた場所にいても安心です。
個人的に、消耗品の交換目安を教えてくれるのは便利だと思いました。
高精度のマッピング機能&センサーで効率良く隅々までキレイに
Neabot NoMo Q11は、iPhoneにも採用されているdToF方式のLiDAR(レーザーセンサー)を搭載。
稼働時にくるっと周りを見渡して家の間取りを瞬時に把握して、複数の部屋を隅々までキレイにするためのマップを生成します。
見渡したときに見えない場所も、最初に部屋の外周をぐるっと一周するときに再計測を繰り返して高精度のマップに仕上げます。
外側から掃除した後は、内側を埋めるように行ったり来たりするので、無駄なく効率的。
1回だけでも隅々までキレイになります。
センサーで障害物を検知して回避するということなので、わざと障害物を置いてみました。
最初は多少接触するものの、2回目は学習して直前に回避しています。
ちょっと感動です。
自動ゴミ収集機能でゴミ捨ては月1回だけ
普通のロボット掃除機だと、本体内のダストボックスが小さいので、掃除のたびにゴミ捨てしないといけなくて面倒だし、ダストボックスを開けた時に細かなちりが舞うので、ちょっと不衛生。
Neabot NoMo Q11は、充電スタンドに自動ゴミ収集ボックスが設置されているため、ゴミ捨ての頻度は1~2か月に1回だけで済みます。
掃除終了後、自動ゴミ収集ボックス&充電スタンドに戻ると本体内のダストボックスからスタンドのゴミ収集ボックスへゴミの吸引が開始されます。
動画は途中からの撮影ですが、爆音時間はおよそ20秒くらい。
めちゃくちゃうるさいですが、このおかげで面倒で汚いゴミ捨てから解放されると思えば我慢できます。
ダストパックはスタンド上部のフタの中に。
ダストパックがいっぱいになったら、本体から外して捨てるだけなので手が汚れることもありません。
公式ストアではダストパック×4とモップ×2のセットが2,480円で販売されています。
1つ620円の計算なので、2か月に1つ使う場合、1月310円くらいかかる計算です。
手間を考えるとこのくらいの値段は許容範囲かなと。
水拭き機能の仕上げでモップがけいらず
Neabot NoMo Q11は、モップのアタッチメントを装着することで掃除機だけでなく、水拭きすることもできる万能ロボット掃除機です。
ダストボックスが水拭き用の水のタンクもかねているので、取り外して水を入れます。
こちらが水拭き用のモップのアタッチメントです。
モップが剝がれ落ちないように進行方向の端を挿入。
後ろ側はマジックテープで固定されます。
Neabot NoMo Q11本体の後ろ側、ダストボックスを隠すようにスライドして装着します。
後ろでひきずるようにして水拭きする仕組みです。
水の量は4段階で調整可能。
最大の水量にするとけっこう床が濡れますが、1分もしなうちに乾いていました。
人間の手で水拭きするほどにはしっかり拭けるわけではないですが、掃除機の後にウェットワイパーでモップがけするような感じなので、掃除機では取りきれない小さな粒子が拭き取れるので、よりキレイになっているのを感じます。
余談ですが、水拭き用アタッチメントに書いてある注意書きの日本語が「床を引っ張るときは~」と微妙に間違ってるのがなんか可愛い。
Neabot NoMo Q11を使ってみた感想
4.5
〇 ここがよかった
- 1回の掃除でかなりキレイになる
- センサー内蔵で薄型だから狭いところにも入っていける
- マッピング精度が高く、エリアごとの設定ができる
- 髪の毛がからみづらい気がする
- 性能が高いのに安い
△ ここがイマイチ
- 設置の場所をとる
- ゴミ袋のランニングコストがかかる
- ゴミ収集時の音がうるさい
1万円台のロボット掃除機だと、マッピング機能もなく、吸引力もそこそこなので、どうしてもすこしやり残しがある感じがしますが、Neabot NoMo Q11は、吸引力が高く、水拭きもできるので、1回の掃除で隅々まで驚くほどキレイになって驚きました。
ルンバ以外のマッピング機能のあるロボット掃除機は、センサー部分がぽこっと飛び出しているんですが、Neabot NoMo Q11はセンサーが内蔵されているおけがで薄型になっていて、高さの低い家具の下にもすーっと入っていってくれます。
マッピング精度も高く、掃除のやり残しがないように効率的に掃除してくれるし、気になるエリアを指定して掃除機をかける回数を指定できるのも便利でした。
私は必要ないですが、例えばモップを付けた状態でカーペットに行かないようにするなど、進入禁止エリアを指定できるのも便利。
あと、使ってみて思ったのが、吸引力の高さのおかげなのか、髪の毛がブラシに絡まりづらい気がします。
我が家はみんな髪が長いので、前に使っていたEufy RoboVac 11Sは、掃除のたびにブラシを外して掃除しないといけないほど髪の毛が絡んでいたんですが、Neabot NoMo Q11だと、ダストボックス内まで吸引されていて、ブラシに絡んでいる髪の毛がそこまでありませんでした。
ただ、ちょっと気になるのは本体+ボックスで奥行50cm近くと、設置にかなりの場所をとること。
自動ゴミ収集機能のあるロボット掃除機で、ロボット掃除機を包み込むタイプの充電スタンドのデザインは珍しいのですが、その分設置場所をとることになっている気もします。
ダストパックの容量も大きいので、うちのような1LDKよりももっと広い家のほうが性能を発揮できるんじゃないかと思います。
これだけの性能なのに10万円どころか7万円を割っているのは、信じられないコスパの高さです。
自動ゴミ収集機能搭載のハイクラスのロボット掃除機の中でもかなりおすすめのロボット掃除機だと思いました。
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