MOTTERU 10,000mAh PD30W モバイルバッテリー MOT-MB10002-EC レビュー|レトロポップでかわいいけどパワフルで超高品質。私史上最高かも。

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評価:5

他にはない、ポップでかわいいカラーバリエーションのモバイルバッテリーやケーブルで人気のMOTTERU(モッテル)から、2色展開のかわいいモバイルバッテリーが登場。

かわいい見た目からは想像がつかない、10,000mAhの大容量&最大30W出力のパワフルさで、ガジェット好きも満足させる本格派のモバイルバッテリーです。

たまたま発売記念のセールで安かったので、試しに購入してみました。

失礼ながら正直、「どうせ見た目だけで並以下の性能でしょ」と思っていました。

ですが、実際に使ってみてぶん殴られたような衝撃を受けることになります。

まず、2ポート、最大30W、10,000mAhクラスのモバイルバッテリーとしては、かなりのコンパクト設計です。

大手A社でさえちゃんと準拠してないUSB PDの規格もしっかり準拠。

安全装置の作動も私が今まで見た中で一番速く、販売品と同じクオリティのケーブルまで付属。

さらに、モバイルバッテリー本体への充電も最大30Wでできる製品は見たことがありません。

なんと、このMOT-MB10002-EC、大手ガジェットメーカー製品と遜色ない(何なら優ってる)とんでもなくハイ・クオリティなモバイルバッテリーでした。

と、いうことでめちゃくちゃかわいいけど性能もエグい、「MOTTERU 10,000mAh PD30W モバイルバッテリー MOT-MB10002-EC」をレビューします。

個人的に今まで使った中で1番クオリティの高いモバイルバッテリーでした。

〇 ここがよかった

  • 色・デザインがかわいい
  • 最大30WでMacBook Airも充電できる
  • 10,000mAhで大容量なのにコンパクト
  • 規格遵守で安全性もかなり高い
  • モバイルバッテリー本体への充電も最大30W
  • 低電流モードもある
  • 付属ケーブルの質も高い

△ ここがイマイチ

  • パススルー充電非対応

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MOT-MB10002-ECの特徴・スペック・同梱品

MOT-MB10002-ECカラーバリエーション
pic by MOTTERU公式

MOTTERU MOT-MB10002-ECの特徴をまとめるとこんな感じです。

  1. ポップでかわいいカラー&デザイン
  2. 最大30W出力でMacBook Airも充電できる
  3. iPhone 14を約2回充電可能な大容量10,000mAh
  4. 持ち運びやすいコンパクトサイズ
  5. USB-CとUSB-Aで2台同時充電可能
  6. 専用ポーチ&シリコンケーブル付属
品番MOT-MB10002-EC
カラーアーモンドミルク /ペールアイリス
サイズ約60.3(W) × 25.0(D) × 82.4(H)mm
重さ約185g
入力5V=3A、9V=3A、12V=2.5A、20V=1.5A
出力USB-C出力:[PD] 5V=3A、9V=3A、12V=2.5A、15V=2A (最大 30W)、[PPS] 3.3-11.0V=3.0A
USB-A出力:5V=3A、9V=2A、12V=1.5A(最大18W)
2ポート利用時:5V=3A出力固定 最大3A出力(合計最大30W?)
容量10,000mAh(3.6V)
定格容量6,300mAh(定格電圧5V)
その他パススルー充電非対応

※マーカーは実測値

MOT-MB10002-ECAM同梱品
同梱品
  • MOT-MB10002
  • 専用ポーチ
  • USB-C to USB-Cケーブル(約30cm)
  • 取扱説明書
  • 2年保証

MOT-MB10002-ECレビュー

細部までこだわったレトロポップでかわいいデザイン

MOT-MB10002-ECAM

今回発売されたのはレトロポップな色合いのアーモンドミルクとペールアイリスの2色。

私の選んだアーモンドミルクは、古くなったファミコンみたい(台無し)な色味です。

表面はサラサラしたマットな質感。

全体に角を落として丸みを付けているのですが、サイド部分はしっかり面を取って角のところでグッと急なカーブを描いていて、ここに昭和のメカっぽさを感じます。

MOT-MB10002-ECAMボタン側

製造工程上も必要なんでしょうが、サイドに入ったこの2本のラインがのっぺりしがちなモバイルバッテリーに表情を与えています。

あえて真ん中に配置された丸いボタンの大きさも絶妙。

MOT-MB10002-ECAM LEDランプ

何より感動したのはLEDランプのカタチ。

丸じゃなくて菱形なんですよ!

こんな小さなところのデザインまでこだわる徹底ぶりに脱帽です。

MOT-MB10002-ECAM PD充電時のLEDランプ

ちなみにLEDランプでは電池残量や充電モードなどを確認することができます。

この緑のランプが点灯しているときは、USB-CでPD(Power Delivery)による急速充電をしているとき。

後述の低電流モードでは、白いランプがゆっくり点滅します。

MOT-MB10002-ECAM スペック・認証

スペックと認証マークはボタンの反対側の面に。

デザインを損なわないようにギリギリ読めるくらいの白字で印字されています。

どのメーカーもロゴを大きく入れたがるものですが、それさえも避ける徹底ぶりが最高ですね。

MOT-MB10002-ECAM USB-Cポート
MOT-MB10002-ECAM USB-Aポート

ポートはUSB-C×1と、反対側にUSB-Aの2つを設置。

ポート内部の装置まで同じアーモンドミルクで仕上げているので全体の統一感がもはや芸術品レベル。

MOT-MB10002-ECAM付属ケーブル

さらに驚かされたのが付属ケーブル。

普通こういうときに付いてくるケーブルって、申し訳程度のガチガチに固くて粗雑なものが付いてくるものなんですけど、

これ、しなやかで絡まないケーブルとして販売しているシリコンケーブルの短い(約30cm)版ですよね?

このスペックでこのケーブルまで付いて5千円以下は安すぎです。

大容量10,000mAhでスマホを2〜3回充電できるのにコンパクト

MOT-MB10002-ECAM手に持ったサイズ感

MOT-MB10002-ECの容量は10,000mAhと、スマホを2〜3回充電できる比較的大きめの容量です。

なのに、手にすっぽり収まる超コンパクト設計。

MOT-MB10002-ECAMクレジットカードサイズ

縦82.4mm×横60.3mmとクレジットカードとほぼ同じサイズしかありません。

MOT-MB10002-ECAM重さ約180g

重さは約184g(実測)。

このクラスのモバイルバッテリーとしては標準的な重さです。

なのになぜこんなに小さいのか謎。

同クラスの充電器をいくつもレビューしてきましたが、同じ10,000mAhクラスのモバイルバッテリーと比べても小さめです。

MacBook Airも充電できる最大30W出力

しかも、最大出力はMacBook Airも充電できる30Wと、見た目から想像できないほどパワフル。

いまだ最大20W出力がスタンダードの一般的なモバイルバッテリーと比べると一歩先を行っています。

(※最大30W出力となるためには充電するデバイス側もそれに対応している必要があります。)

公称スペックと実際のスペックが違うこともあるので、テスターで実際のスペックを確認してみました。

まずはUSB-Cポートで利用可能な急速充電のリストです。

MOT-MB10002-ECAMの急速充電のリスト

凄い!USB PD規格にしっかり準拠しています。

当たり前と思うかもしれないのですが、 SamsungやHuaweiの独自規格に適合することで規格外になっている製品は山ほどあります。(某大手中国メーカーA社とか)

これに準拠していないから違法というわけではありませんし、直ちに何か不具合が出ることもないのですが、あまりにも準拠してない製品ばかりなので、USB PD規格準拠というだけで「ちゃんとしたメーカー」と思えてきます。

続いて利用可能なPDO(電圧と電力の組み合わせ)を確認してみます。

デバイス側も使用できるPDOが決まっているので、これを突き合わせて、最適な組み合わせで充電されることになります。

MOT-MB10002-ECAM利用可能なPDO
PDO
  1. Fix:5V=3.0A
  2. Fix:9V=3.0A
  3. Fix:12V=2.5A
  4. Fix:15V=2.0A
  5. PPS:3.3-11.0V=3.0A

公称どおりのPDOで出力可能なようです。

PPS(「Programmable Power Supply」電流・電圧を状況に応じて細かく調整することでより効率的に充電することができる機能)にも対応しています。

さらにテスターで30Wまで出力可能か試してみましょう。

MOT-MB10002-ECAM PD15V=2.0A出力

15V=2.0Aで30W出力を行ってみましたが、問題なく出力することができました。

MOT-MB10002-ECAM PPS11V-3A出力

続いてPPSを11V=3Aで試してみました。

11V×3A=33Wなので最大30Wを超えそうなのですが、きちんと制御が効いて30Wを超えたところでシャットダウンされました。

今度は手持ちのデバイスで実際に充電を行ってみます。

MOT-MB10002-ECAMでiPhone 14 Proを充電

iPhone 14 Pro

8.66V×2.28A≒19.74W

公式サイトによればiPhone 14を0%から充電した場合、約30分で50%まで充電されるとのことです。

MOT-MB10002-ECAMでgoogle Pixel 7を充電

Google Pixel 7

8.76V×2.08A≒18.22W

もちろんAndroidスマホも同じくらいの速度で急速充電されています。

MOT-MB10002-ECAMでiPad Pro 12.9インチを充電

iPad Pro 12.9インチ

14.5V×1.80A≒26.1W

iPad Proは15V=2Aでネゴシエーション。

最大に近い出力で充電されています。

MOT-MB10002-ECAMでMacBook Air M2 13インチを充電

MacBook Air M2 13インチ

14.6V×1.83A≒26.72

MagSafeケーブルで充電してみたところ、しっかり充電が開始されています。

さすがに0%→100%を充電するほどの容量はありませんが、半分ちょっとくらいの充電は可能です。

MOT-MB10002-ECAMでNothing ear (2)を充電

Nothing ear (2)

4.97V×0.73A≒3.63W

ワイヤレスイヤホンもしっかり充電することができました。

古いタイプのワイヤレスイヤホンだと、使用する電流が低すぎてモバイルバッテリーがうまく認識せず、充電が中断されてしまうことがあります。

ですが、MOT-MB10002-ECは、そんな低電流デバイスを充電するための「低電流モード」を搭載。

ボタンを5秒以上長押ししてLEDがゆっくり点滅すれば低電流モードがONになった合図です。

手持ちのイヤホンなどがうまく充電できなかったときに試してみてください。

デバイスの2台同時充電も可能

MOT-MB10002-ECAM取扱説明書

MOT-MB10002-ECにはUSB-CとUSB-Aの2つのポートで2台のデバイスを同時に充電することができます。

ただ、マニュアルによれば、この場合は5V=3Aに出力が固定になるとのこと。

ということで、USB-Aでスマホを充電しながらUSB-Cで利用可能なPDOを確認してみました。

MOT-MB10002-ECAM2台接続時のPDO
PDO
  1. Fix:5V=3.0A
  2. Fix:9V=2.0A
  3. Fix:12V=1.5A
  4. Fix:15V=1.2A

ん?固定ではなさそうですね。

最大18W出力になっている気がします。

実際にスマホ2台を充電してみましょう。

MOT-MB10002-ECAM2台接続時のUSB-Cの充電速度

USB-C側でのGoogle Pixel 7の充電は、8.61V×1.88V≒16.19W。

9V=2Aでネゴシーションしています。

MOT-MB10002-ECAM2台接続時のUSB-Aの充電速度

USB-A側でのmoto g53y 5Gの充電を計測。

4.65V×1.23A≒5.72と、5V=3Aでのネゴシエーション。

たぶんなのですが、2ポート合わせて3Aでの出力がMAXで、最大出力は合わせて30Wまでになるんじゃないかと思われます。

なんにしても普通はスマホ+ワイヤレスイヤホンなどの組み合わせで充電することが多いと思うので、5V=3A固定よりは使いやすい気がします。

大手メーカー製以上に安全装置がしっかり動作

過電流保護を確認するため、テスターで少しずつ流す電流を上げていって、規定値をどこまで超えたら安全装置が作動するかをざっくり確認してみます。

MOT-MB10002-ECAMの過電流制御

どのPDOでも同じなのですが、規定値を0.3A超えるあたりでシャットダウンされます。

また、Aが+0.3まで到達していなくても、V×Aが31Wを超えた場合に即座にシャットダウンされました。

いや、安全装置の作動はやっ!

何度も例に出して恐縮ですが、某大手中国メーカーA社でも+0.5Aまでは停止されず、製品によっては+3Wくらいまで出てしまう製品が基本なのに、MOTTERUがめちゃくちゃきっちり仕上げていることに感動すら覚えます。

ついでに30W出力を30分程度継続して、どのくらい熱くなるかも確認してみました。

これだけコンパクトだと結構熱くなるだろうと予想していたんですが、思ったほど熱くはなりません。

ボタンとLEDランプがある面が熱を持つものの、触れ続けられないほどではありませんでした。

特に「⚪︎重保護システム」などのアピールはありませんが、安全性の高い製品であることが伺えます。

モバイルバッテリーの充電も最大30Wでめちゃ速い

MOT-MB10002-ECAM本体への充電速度も最大30W

これが1番の驚きだったんですが、MOT-MB10002-EC本体への充電も最大30Wなんですよ!

入力時のPDOは、5V=3A、9V=3A、12V=2.5A、20V=1.5Aの4つ。

Ankerの最新30W 10,000mAhモバイルバッテリーでも5V=3A、9V=2A、12V=1.5Aの3つと考えると、かなりの凄さ。

つまり、それだけ早くモバイルバッテリー本体も充電することができるということ。

実際に充電してみたところ、19.4V×1.47A≒28.52Wで充電されていました。

ここまでくるとMOTTERUの製造・設計は一体どうなってるのか不思議でなりません。

MOT-MB10002-ECはこんな人におすすめ(こんな人はNG)

MOT-MB10002-ECAM使用イメージ

私が考えるMOT-MB10002-ECがおすすめなのはこんな人。

MOT-MB10002-ECがおすすめな人
  1. ポップでかわいいデザインのモバイルバッテリーを使いたい人
  2. 外出先でもスマホ1台分以上充電できる安心感が欲しい人
  3. 持ち歩きのMacBook AirやiPad Proなども充電する人
  4. 品質が高く、信頼性の高い製品を使いたい人

ポップでかわいいデザインのモバイルバッテリーを探しているなら、MOTTERUの製品が圧倒的におすすめです。

MOTTERU MOT-MB10002の容量10,000mAhは、最新のハイエンドスマホでも約2回は充電できるくらいあるので、

「スマホの電池が減ってきたときに軽く充電して家まで持てばいい」

というライトユーザーであれば、同じくMOTTERUの5,000mAhクラスのモバイルバッテリー「MOT-MB5001」で十分だと思います。

普段から複数のデバイスを持ち歩いていて、容量大きめのモバイルバッテリーが必要な人や、急な外泊などが多く、容量に余裕のあるモバイルバッテリーが必要な人などに向いていると思います。

モバイルバッテリー自体への充電が速いというのも、忙しい人に向いていると感じました。

また、見た目からは想像できないほど性能・品質の高い製品でもあるので、安全性など、信頼性を求める人にもおすすめしたいモバイルバッテリーです。

MOTTERU MOT-MB10002レビューまとめ

MOT-MB10002-ECAM本体+ポーチ+ケーブル

ということで、MOTTERU MOT-MB10002をレビューしました。

私の個人的な評価はこんな感じです。

おすすめ

評価 :5/5。

5.0

〇 ここがよかった

  • 色・デザインがかわいい
  • 最大30WでMacBook Airも充電できる
  • 10,000mAhで大容量なのにコンパクト
  • 規格遵守で安全性もかなり高い
  • モバイルバッテリー本体への充電も最大30W
  • 低電流モードもある
  • 付属ケーブルの質も高い

△ ここがイマイチ

  • パススルー充電非対応

イマイチな点に無理矢理あげたパススルーは、モバイルバッテリー本体を充電しながらデバイスも充電できる機能のこと。

普通に使うよりもバッテリーの劣化を早めてしまうので、必ずしもあったほうがいいものでもありません。

よかった点が本当に良すぎて絞り込むことができませんでした。

MOTTERUのモバイルバッテリーは、どれもデザインがポップでかわいいのが特徴なのでそこに目がいってしまうのですが、性能面も大手メーカーと遜色ないレベル(何なら超えてる)で驚かされました。

こんなに小さくて可愛いのに容量10,000mAh、最大30W出力でノートPCまで充電できるというのは、良い意味で違和感がありまくりです。

私的にはここ2年くらいの間に使ったモバイルバッテリーの中で最高の製品だと思いました。

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