VOLTME Revo 100 Pro 充電器 レビュー|これ1台で全部充電。インテリアを邪魔しない最大100W・USB-C×3+A×1ポート最強急速充電器

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評価:4.5

正直、4ポート充電器ってちょっと苦手です。

大きくてかさばるし、4つも同時に充電することって少ないし、”最大⚪︎W”とか言っても、いざ4ポート全部使うと分配されてMacbook充電するには足りなくなるし。

デザイン武骨なのもなんか苦手。

という私の思い込みをすべて覆してくれたのが、今回レビューするVOLTMEの3C1Aタイプの急速充電器「Revo 100 Pro」です。

パッと見のスペックだと最大100W出力の普通の4ポート充電器ですが、まず何よりもコンパクトで、デザインもミニマルでカッコいい。

このスタイリッシュなデザインでMAX100W出力でMacBook Pro 16インチが充電できるほどパワフルなのは驚きです。

4ポート全部使っても、最大45W出るからMacBook Air 13インチとスマホ2台を使う私の場合、これ1台で全部まとめて充電できるのがありがたい。

しかも、このクラスの充電器としては珍しく、主張の少ないシンプルなデザインなので、デスク周り意外のリビングや寝室でもインテリアに馴染みやすいです。

私は旅行だとスマホ×2、カメラ×2、iPad mini、ワイヤレスイヤホンみたいに、デバイスが大量になるので、今後は旅行用にこの充電器を使うことに決めました。

ということで、今回はそんな”1台で全部充電”の「VOLTME Revo 100 Pro 充電器」をレビューします。

この記事はメーカーから商品提供を受けて作成しています。が、忖度なく本音でレビューしています。

〇 ここがよかった

  • 最大100WでMacBook Pro 16インチも急速充電
  • これ1つで全部充電できる
  • インテリアに馴染むミニマルデザイン
  • 軽量コンパクトで持ち運びも◎

△ ここがイマイチ

  • 複数ポート使用時は、挿すポートによって最大出力が違う

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VOLTME Revo 100 Proの特徴・スペック・同梱品

VOLTME Revo 100 Proの特徴をまとめるとこんな感じです。

  1. 最大100Wの高出力でMacBook Pro 16インチも急速充電
  2. USB PD3.0 や Samsung 超急速充電2.0 対応で幅広いデバイスに最適化された急速充電が可能
  3. マルチポート設計:USB-C×3 + USB-A×1で複数デバイスを同時に充電可能
  4. 次世代 GaN III(窒化ガリウム)技術採用
  5. 独自技術「V-Dynamic」でスマート電力配分
  6. 過電圧保護/過電流保護/温度管理/短絡保護など、安全機能をフル搭載
  7. コンパクト&軽量&折りたたみプラグで携帯性抜群
カラーブラック/ ホワイト
サイズ70 × 69 × 33.5 mm
重さ約226g
ポートUSB-C × 3、USB-A × 1
1ポート使用時出力USB-C1/C2/C3:3.3-11V=5A(PPS) / 5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=5A(最大100W)
USB-A:5V=3A / 9V=2A / 10V=2.25A / 12V=1.5A(最大22.5W)
2ポート使用時出力C1+C2/C3:65W+35W , C2+C3:65W+35W(最大100W)
C1/C2/C3+A:75W+22.5W(最大97.5W)
3ポート使用時出力C1+C2+C3:45W+30W+25W(最大100W )
C1/C2+C2/C3+A:45W+30W+22.5W(最大97.5W)
4ポート使用時出力C1+C2+C3+A:45W+20W+20W+12W(最大97W)
プロトコルPD3.0、PPS、QC3.0、QC4+、Samsung AFC2.0
その他GaN III(窒化ガリウム)チップ採用、独自技術「V-Dynamic」搭載
メーカーVOLTME
同梱品
  • VOLTME Revo 100 Pro本体
  • 取扱説明書
  • ブランドカード
  • 24か月保証

USB-C1ポート使用時は最大100Wですが、対応のケーブルを使用ないと100Wで充電できない点には注意です。

VOLTME Revo 100 Proレビュー

他にはないミニマルで洗練されたデザイン

VOLTME Revo 100 Pro表面

Revo 100 Proのカラーバリエーションはブラックとホワイトがありますが、今回私はホワイトをチョイス。

表面はサラッとした手触りの良いマット仕上げのプラ素材です。

VOLTME Revo 100 Proサイド

横向きのサイズは70×69mmなので、ほぼ真四角。

見えづらいのですが、側面の右上はわずかな凸凹が、おそらく滑り止め+デザインのアクセントとして取り入れられています。

100Wクラスで4ポートタイプの充電器ともなると、いかにも”電子機器です”みたいな武骨なデザインが多い中で、主張の少ないミニマルデザインは、リビングなどにあってもインテリアの邪魔をしません。

VOLTME Revo 100 Pro正面

USB差し込み口内のアクセントカラーはオレンジ。

白地にちらりと見えるオレンジの差し色もおしゃれです。

VOLTME Revo 100 Pro背面

各種認証マークやスペックの記載はプラグのある面に記載。

なので、コンセントにさして使用するときは隠れて見えないので、デザイン性を損ないません。

VOLTME Revo 100 Pro 充電器ロゴ

片面だけ、ブランドロゴ「VOLTME」の刻印が刻まれています。

これもプリントではなく筐体に彫られているので、デザイン的にも洗練されて見えますし、目立ちにくいのも◎。

VOLTME Revo 100 Pro 充電器コンセント差し込みの様子

壁のコンセントに直接差し込むとこんな感じで、プラグが上の方についているので下段に差せば上のコンセントに干渉せず、白壁、白いコンセントカバーに馴染んで浮くこともありません。

GaN III採用で高効率&コンパクト設計で持ち運びも◎

VOLTME Revo 100 Proのサイズ感

サイズは70 × 69 × 33.5 mmで、ちょうど手のひらに収まるサイズ感です。

最大100Wで4ポートもあるのにこんなにもコンパクトな設計が可能なのは、「GaN III(第3世代GaN)」が採用されているから。

そもそも「GaN(窒化ガリウム)」は、半導体素材の一種で、従来主流だったシリコン(Si)よりも高効率で発熱が少なく、充電器が高出力でも小型化することができます。

GaN IIIは、その第三世代にあたる技術で、第一、第二世代と比べて、さらに高密度・効率・温度制御技術が進化し、超小型・超高出力を同時に実現できるようになっています。

このため、Revo 100 Proは、高出力100Wで4ポート充電器にも関わらず、Apple純正の96W充電器と比べても約12%も小型な設計に。

VOLTME Revo 100 Pro 充電器の重さ

公称の重量は約226gとのことですが、私の実測では220gでした。(個体差はあるのでこのくらいは誤差の範囲です。)

iPhone 16 Pro Maxの重さが約227gですから、ほぼ同じと考えると”軽い”と表現して差し支えないかなと思います。

VOLTME Revo 100 Pro 充電器プラグ

しかも持ち運びには嬉しいプラグは折りたたみ式。

サイズもコンパクトなので、ノートPC + スマホ + αというように、営業先や出張先、旅行などで複数デバイスを充電するのにも向いています。

ちなみに出先のコンセントが干渉して直差しできないこともあるので、↓こういう電源タップも合わせて持っておくと、場所を選ばず使えて便利ですよ。

これ1台で全部充電。最大100W、4ポート同時でも最大45W出力

VOLTME Revo 100 Pro 充電器3C1Aポート

コンパクトながらも充電出力は最大100W。

USB-Cが3つにUSB-Aが1つと、普通の人ならこれ1台で手持ちのデバイスは全部充電できるはず。

各ポートの組み合わせによる出力は以下のとおりです。

1ポート使用時

VOLTME Revo 100 Pro 充電器1ポート使用時の出力

2ポート使用時

VOLTME Revo 100 Pro 充電器2ポート使用時の出力

3ポート使用時

VOLTME Revo 100 Pro 充電器3ポート使用時の出力

4ポート使用時

VOLTME Revo 100 Pro 充電器4ポート使用時の出力

組み合わせによって出力の最大値が変わるので、少しややこしいのですが、少なくとも

USB-C1(1番上)ポートが1番速い

ことさえ押さえておいて、ノートPCやiPad Proなどの高出力が必要なデバイスを繋いでおけば良さそうです。

4ポート使用時も、USB-C2,3は20Wとスマホを急速充電するには十分な出力が出るので、日常的な使用時を不便は感じないでしょう。

念の為、Revo 100 Proの利用可能なPDO(電圧と電流の範囲)も一部だけ確認してみました。

VOLTME Revo 100 Pro 充電器USB-C1の利用可能なPDO

1ポート使用時の利用可能なPDOは公称どおり。

20V×5Aの時、最大100W出力となります。

PPSにも対応しているため、幅広いデバイスへ適切な出力で充電することが可能です。

PPS

「PPS(Programmable Power Supply)」は、電流・電圧を状況に応じて細かく調整することでより効率的に充電することができる機能。

今のところGalaxyスマホなどの一部機種にしか対応していませんが、Galaxyの新しい機種の場合、PPSでないと最大速度で急速充電できなかったりもします。

USB-C3ポート利用時も確認。

VOLTME Revo 100 Pro 充電器USB-C3ポート使用時のUSB-C1の利用可能なPDO
VOLTME Revo 100 Pro 充電器USB-C3ポート使用時のUSB-C3の利用可能なPDO

USB-C1は、20V×2.25A=45W、USB-C2,3は20V×1.25A=25Wとこちらも公称どおりです。

全てのポートを使用した場合はどうでしょう?

VOLTME Revo 100 Pro 充電器USB-C4ポート使用時のUSB-C1の利用可能なPDO
VOLTME Revo 100 Pro 充電器USB-C4ポート使用時のUSB-C2の利用可能なPDO

USB-C1では最大が20V×2.25Aの45Wで、15V、9V、5Vでの出力が可能ですが、USB-C2では、9V×2.2A≒20W出力となります。

全ての組み合わせを試したわけではないですが、PDOに関しては表記のとおりと判断して良さそうです。

Samsung AFC2.0で最新Galaxyを45W急速充電

テスターでRevo 100 Proで使用できる急速充電のリストをチェックしてみました。

VOLTME Revo 100 Pro 充電器USB-C1急速充電のリスト

確認できた対応プロトコルは以下のとおりでした。

  • USB BC DCP
  • PD3.0
  • PPS
  • QC4+
  • Apple2.4A
  • Samsung AFC
  • Huawei FCP / SCP

PD(Power Delivery)3.0はもちろん、PPSにも対応しており、ほぼ全てのデバイスを急速充電が可能です。

また、テスターでは確認できませんが、Samsung SFC 2.0(超急速充電2.0)という、Samsng独自のPDとPPSを組み合わせた急速充電規格にも対応。

Galaxy S25 UltraやS24 Ultraを最大45Wという超高速で充電することができます。

Galaxyは持っていないのですが、手持ちのデバイスを色々繋いで実際に充電してみました。

VOLTME Revo 100 Pro 充電器でiPhoone 15 ProとPixel 7を充電

iPhone 15 Pro

8.84V×0.87V≒7.69W

iPhoneは残量が90%以上あったので出力は抑えられていますが、9Vでネゴシエーションしています。

VOLTME Revo 100 Pro 充電器でiPhoone 15 ProとPixel 7を充電2

Google Pixel 7

8.81V×1.07A≒9.43W

Pixel 7も残量が80%以上あったので充電速度は抑えめですが、しっかり充電できています。

VOLTME Revo 100 Pro 充電器でNintendo SwitchとPixel 7を充電

Nintendo Switch

14.6V×0.94A≒13.72

Nintendo Switchも問題なく充電できています。

VOLTME Revo 100 Pro 充電器で
Aputure MC PRO RGBWWを充電

Aputure MC PRO

4.90V×0.74A≒3.67

撮影中にライトの電池がなくなったので試してみました。

こんなデバイスも充電できます。

VOLTME Revo 100 Pro 充電器で
M2 MacBook AirとiPad Pro 12inchを充電

iPad Pro

14.7V×0.39A≒5.73

iPad Pro 12.9インチも残量95%だったので充電は低速。

2ポート使用でUSB-C1へ繋いでみましたが、15Vでネゴシエーションしています。

VOLTME Revo 100 Pro 充電器で
A4ポート使って充電

最後にM2 MacBook Air 13インチ、iPad Pro 12.9インチ、iPhone 15 Pro、Nothing ear (2)の4デバイスを同時充電してみました。

全てのデバイスがしっかり同時充電できています。

一部のワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなどの中には、USB-C to USB-Cだとうまく充電できないデバイスもあるので、USB-Aがひとつあるのは安心です。

独自技術「V-Dynamic」で複数デバイスの充電を効率&最適化

Revo 100 Proは、VOLTME独自の「V-Dynamic」技術を搭載。

「V-Dynamic」は簡単言うと、接続されたデバイスの種類や電力需要をリアルタイムで検知し、最適な電力供給を行う技術です。​

接続するデバイスのバッテリーの劣化を軽減してくれるからありがた機能です。

それと同時に、インテリジェントな温度管理、短絡防止や過電流、過電圧、過熱、ショートなどからデバイスを保護する多重保護機能を備えています。

難燃性の高い(UL94:V-0)素材を使用しているため、万が一の事故への備えも万全です。

試しにテスターを使用してわざと過電流状態にしたらどうなるか、実験してみました。

VOLTME Revo 100 Pro 充電器100出力テスト

20Vだと本来5Aまでが対応範囲ですが、5Aを超えて5.1A、5.2Aと少しずつ電流を上げていきます。

最終的に5.6Aの手前、108W弱のところで自動的に充電器がシャットダウンしました。

続いて、100Wの放電をしばらく続けてみて、充電器本体かどれくらい熱くなるか試してみます。

VOLTME Revo 100 Pro 充電器で発熱テスト

様子を見ながら30分近くやってみたのですが、テスター上の温度は51℃まで上昇。

実際に手で触ってみると、内部から伝わってきた熱で、ずっと握ってるのは無理めの温度でしたが、触れないほどではありません。

というか、100W出し続けてこのくらいの温度ならむしろ熱くない気がします。

(そもそもMAX100Wを30分出し続ける状況はあまりないですが。)

VOLTME Revo 100 Proレビューまとめ

VOLTME Revo 100 Pro 充電器

ということで、VOLTME Revo 100 Proをレビューしました。

私の個人的な評価はこんな感じです。

おすすめ度

4.5

〇 ここがよかった

  • 最大100WでMacBook Pro 16インチも急速充電
  • これ1つで全部充電できる
  • インテリアに馴染むミニマルデザイン
  • 軽量コンパクトで持ち運びも◎

△ ここがイマイチ

  • 複数ポート使用時は、挿すポートによって最大出力が違う

なんといっても最大100Wの恩恵は大きいですね。

確かに、MacBook Proみたいな100Wクラスのデバイスを持っていないのですが、合計最大100Wだと、複数ポート使用時もMAX45〜60Wは期待できるので、MacBook Airの私からすると安心感があります。

USB-C3ポートあれば、スマホなどの手持ちのデバイスは十分充電可能ですし、合わせてUSB-Aもあるから、USB-Cだと充電できないやや古めのイヤホンなんかも充電できるのはありがたい。

高出力で多ポートなのにコンパクトて持ち運び向きなのも嬉しいですね。

100W4ポートクラスの充電器になると選択肢が少なくて、基本的にPCとかガジェット好きしか買わないからいかにも”電子機器”なデザインの充電器しかない中で、デザイン性が高いのも魅力です。

あて1つだけイマイチだと思うところを上げると、複数ポート使用時に挿すポートを間違えると、適切な速度で充電できないこと。

USB-C1じゃないと十分な速度にならないので、繋いだデバイスから自動的に振り分ける機能があったらもっと良かったと思います。

まあ、そんな機能を搭載したらサイズが大きくなるし、値段も跳ね上がってしまうとは思うので、現状で十分です。

VOLTME Revo 100 Proをおすすめしたいのはこんな人。

VOLTME Revo 100 Proがおすすめな人
  1. ハイエンドガジェットを複数使う人
  2. 持ち運びながらまとめて使いたい人
  3. デスク周りや家庭で配線をスッキリまとめたい人
  4. ホワイトの4ポート充電器を探している人
  5. 家族かカップルでコンセント争奪戦している人

最大100Wの3C1A充電器なので、MacBook Pro + iPhone Pro + タブレット + イヤホンみたいに、ハイエンドガジェット複数持ちの人はRevo 100 Pro1つで全部充電できるのでかなりおすすめ。

コンパクトだし折りたたみ式プラグなので、営業とか出張とかで外出先へ持ち運ぶのにも向いています。

個人的にはホワイトカラーのミニマルデザインが部屋のインテリアの邪魔をしないのがとても良いと思います。

デバイスたくさん持ってて、1つの充電器でスッキリまとめて充電したい人はホワイトがめちゃくちゃおすすめ。

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