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イヤーカフ型のオープンイヤーイヤホンは、耳をふさがずに使える一方で、音質はカナル型に比べて物足りない印象がありました。
ですが、今回使ったEarFun Clip 2は、その印象をかなり変えてくれたイヤホンです。
家事や作業をしながら使いやすいだけでなく、低音もしっかり響き、中高音の伸びも良い。
イヤーカフ型なのに、音楽も動画もかなり楽しめます。
この記事では、EarFun Clip 2を実際に使って感じた音質、装着感、音漏れ、シアターモード、iPhoneとAndroidでの違いまで正直にレビューしていきます。
- イヤーカフ型とは思えないほど音質が良い
- シアターモードの臨場感がかなり自然
- 物理ボタンで誤操作しにくい
- LDAC、ワイヤレス充電、急速充電、Google Fast Pair対応で機能も充実
- イヤーカフ型なので音漏れは普通にある
- モードの切り替えにアプリを開く必要がある
- 左右は固定で、自動判別には非対応
PR この記事はメーカーから商品提供を受けて作成しています。とはいえ、使って感じたことは良い点も気になった点も含めて正直に書いています。
INDEX close
- EarFun Clip 2を実際に使って感じた結論
- EarFun Clip 2はこんな人におすすめ / おすすめしない人
- EarFun Clip 2の特徴とスペック
- EarFun Clip 2の外観・ケース
- 装着感レビュー|軽くて、つけているのを忘れる
- 音質レビュー|イヤーカフ型とは思えないほど低音も中高音も良い
- シアターモードレビュー|動画視聴の臨場感がかなり良い
- iPhoneとAndroidで使ってみた違い
- 音漏れとマナーモードの実力
- バッテリー・充電|ワイヤレス充電対応が地味に便利
- 操作性・アプリ|物理ボタンは正解
- 通話性能について|今回は未検証
- EarFun Clip 2とEarFun Clipの違い
- EarFun Clip 2の気になったところ
- EarFun Clip 2レビューまとめ:家で使うオープンイヤーのメイン候補
EarFun Clip 2を実際に使って感じた結論

EarFun Clip 2を実際に使って感じた結論
EarFun Clip 2は、家のながら聴きに使うオープンイヤーイヤホンとして、かなり理想に近いモデルでした。
イヤーカフ型やオープンイヤータイプはこれまでもいくつか使ってきましたが、その中でもEarFun Clip 2の音質はダントツです。
低音はしっかり響き、中高音の伸びも良い。
正直、カナル型イヤホンにここまで負けないとは思っていませんでした。
「オープンイヤーだからBGM用途くらいかな」という先入観が、良い意味で裏切られるイヤホンです。
それでいて、耳をふさがないので家事や作業をしながらでも快適。
インターホンや不意の来客にもちゃんと気づけます。
一方で、構造上どうしても音漏れはあります。
電車や図書館など静かな場所での使用には向いていません。
逆に、家の中、散歩、家事、軽い作業など、周囲の音を聞きながら使いたい場面ではかなり強いです。
音質、装着感、機能、価格のバランスを考えると、「イヤーカフ型を試したい人」だけでなく、すでにオープンイヤーイヤホンを使っている人にもおすすめできる完成度だと感じました。
詳しい使用感は、ここから順番にレビューしていきます。
EarFun Clip 2はこんな人におすすめ / おすすめしない人
- 周囲の音を聞きながら使えるイヤホンがほしい人
- 耳をふさがないイヤホンでも音質に妥協したくない人
- カナル型イヤホンの閉塞感が苦手な人
- AndroidでLDACやGoogle Fast Pairを使いたい人
- ワイヤレス充電対応のイヤーカフイヤホンを探している人
- 1万円以下で高機能なオープンイヤーイヤホンがほしい人
- 電車や図書館など静かな場所で使うことが多く、音漏れを避けたい人
- ANCで周囲の音をしっかり消したい人
- カナル型のような密閉感と引き換えに強い音圧・高い音質を求める人
- 左右自動判別に対応したイヤーカフ型がほしい人
- 通話品質を最重視する人
EarFun Clip 2の特徴とスペック
- オープンイヤー+クリップデザインで、快適な装着感
- Hi-Res認証 & LDACデコード対応で、高精細なオーディオ再生
- 12mm径チタンコーティング振動板+デュアル磁気回路による、厚みのあるサウンド
- シアターモードにより、没入感のある3Dサラウンド体験を提供
- 4マイクAI通話ノイズキャンセリング技術により、クリアな通話を実現
- Bluetooth 6.0対応で、安定した接続
- マルチポイント接続により、2台のデバイス間をシームレスに切り替え
- 最大40時間再生:イヤホン単体11時間+充電ケース29時間
- IP55の防水・防塵性能
- ゲームモードにより低遅延を実現し、ゲームや動画体験を向上
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カラー | ブラック/ホワイト |
| ドライバー | 12mm径チタンコーティング振動板ドライバー |
| ハイレゾ | Hi-Res Audio Wireless認証 |
| 対応コーデック | LDAC / AAC / SBC |
| Bluetooth | Bluetooth 6.0 |
| Bluetoothプロファイル | A2DP / AVRCP / HFP |
| アクティブノイズキャンセリング | 非対応 |
| 通話ノイズ低減 | 4マイクAI ENC |
| 空間オーディオ系機能 | EarFun Spatial Stage Technology / シアターモード |
| 低遅延モード | ゲームモード対応 |
| マルチポイント接続 | 対応 |
| Google Fast Pair | 対応 |
| Find Hub | 対応 |
| 操作方式 | 物理ボタン |
| 防水・防塵 | IP55 |
| イヤホン単体重量 | 約5.5g/片耳 |
| 総重量 | 約49.6g |
| サイズ | 70 × 48.1 × 29.2mm |
| バッテリー容量 | イヤホン:60mAh ×2、充電ケース:490mAh |
| 再生時間:LDACオフ | 最大11時間、ケース込み最大40時間 |
| 再生時間:LDACオン | 最大6時間、ケース込み最大22時間 |
| 充電時間 | イヤホン:約1時間、ケースUSB-C充電:約2時間、ワイヤレス充電:約3.5時間 |
| 急速充電 | 10分充電で約2.5時間使用可能 |
| ワイヤレス充電 | 対応 |
| 充電端子 | USB-C |
| 保証 | 18か月保証 ※公式グローバルページ表記 |

- イヤホン本体
- 充電ケース
- USB-C to USB-Aケーブル
- 取扱説明書
- 保証カード
- 認証カード
スペックを見るだけでも、かなり機能が充実していることが分かります。
とくに、1万円以下のイヤーカフ型でLDAC、ワイヤレス充電、マルチポイント、物理ボタン、IP55、Google Fast Pairまで揃っているのはかなり強いです。
EarFun Clip 2の外観・ケース
外観

EarFun Clip 2は、耳に挟むイヤーカフ型のイヤホンです。
カナル型のように耳の穴にイヤーピースを入れるのではなく、耳の外側に軽く挟むように装着します。

耳道をふさがないので、装着したままでも周囲の音が自然に聞こえます。
家事や作業中、散歩中など、外の音を完全に遮りたくない場面に向いています。
IP55の防水・防塵性能もあるので、散歩や軽い運動中にも使いやすそうです。
また、EarFun Clip 2は左右が固定されています。

本体にL/Rマークが印字されているので装着前に確認は必要です。
最近は左右自動検知に対応するイヤーカフ型も増えてきたので、ここは少し惜しいポイント。
とはいえ、普通のイヤホンと同じく装着のときに少し気をつければいいだけなので気にはなりません。
片耳約5.5gでかなり軽い
片耳の重さは約5.5g。

実際に装着してみても、かなり軽いです。
耳に挟むタイプなので最初は「これで落ちないのかな」と少し不安になりますが、しばらく使っていると装着していること自体を忘れてしまうくらい自然です。
イヤーカフ型は耳の形との相性が出やすいジャンルですが、私の場合はかなり快適に使えました。
長時間つけていても耳が圧迫される感じがありません。
カナル型のように耳が蒸れることもないので、家で長く使うイヤホンとしてはかなり快適です。
イヤーフックタイプのオープンイヤーの方が安定感はあるのですが、イヤーカフ型の方が圧倒的に装着感が軽いです。
ケースはワイヤレス充電対応なのにコンパクト
EarFun Clip 2はワイヤレス充電に対応しています。
イヤーカフ型のイヤホンは本体の形状が特殊なので、ケースが大きくなりやすい印象があります。
その点、EarFun Clip 2はワイヤレス充電対応モデルとしてはケースも比較的コンパクトにまとまっています。


毎日使うイヤホンは、音質だけでなく充電や持ち運びのしやすさも大事です。
ケーブルを挿さずに置くだけで充電できる。
しかもケースが大きすぎない。
この使い勝手の良さは、日常的にかなり満足度が高いです。
装着感レビュー|軽くて、つけているのを忘れる
EarFun Clip 2の装着感はかなり軽いです。
耳に引っかけるというより、耳にそっと挟んでいる感覚に近く、カナル型イヤホンのように耳の穴を圧迫しないので、長時間使っても疲れにくいと感じました。
特に夏場や長時間作業では、耳の中が蒸れにくいのも大きなメリット。
カナル型は音に集中しやすい反面、長く使っていると耳の中がこもる感じがありますが、EarFun Clip 2なら長時間のながら聴きでもかなり気楽に使えます。

ブリッジ部分は0.5mmの超薄型ニッケルチタン合金を超軟質シリコンでコーティング。
自分の耳の形に合わせて自在に調整することができてしっかりとホールドしてくれます。
また、このブリッジ部分が従来モデルよりも幅広に設計されていることで耳との接点が増えることで安定した装着感を生み出しています。
家事や作業中のながら聴きにちょうどいい
私がEarFun Clip 2をよく使っているのは、家で家事や作業をしているときです。
掃除をしながら音楽を聴いたり、洗濯物をたたきながら動画を見たり、作業中にBGMを流したり。
こういう使い方には、オープンイヤー型がかなり合います。

カナル型イヤホンだと、外の音が聞こえにくくなります。
ノイズキャンセリングをオンにしていると、インターホンや来客に気づきにくいこともあります。
EarFun Clip 2なら耳をふさがないので、周囲の音が自然に入ってきます。
音楽や動画を楽しみながら、外の音も聞こえる。
このバランスがとても良いです。
特に家の中では、外の音を完全に消すよりも、必要な音は聞こえた方が便利な場面が多いです。
その意味で、EarFun Clip 2は「家で使うイヤホン」としてかなり完成度が高いと感じました。
落ちないか不安で触ってしまうが、物理ボタンなので安心
イヤーカフ型を使っていると、どうしても装着位置が気になることがあります。
実際には落ちる感じではないのですが、装着感が少なく、耳に挟んでいる構造上、「ちゃんとついているかな」と無意識に触ってしまうんですよね。

このとき、タッチ操作のイヤホンだと位置を直しただけで一時停止したり曲送りされたりして、かなりストレスになります。
その点、EarFun Clip 2は物理ボタンなので、触っただけで誤操作しません。
カナル型ではタッチ操作派なのですが、イヤーカフ型では物理ボタンの方が相性が良いと感じました。
メガネと併用しやすいのもイヤーカフ型のメリット
イヤーカフ型ということで、メガネとの干渉も気になるポイント。
私が使った範囲では、耳掛け式のオープンイヤーイヤホンよりもメガネと併用しやすいと感じました。
耳の上にフックをかけるタイプではないので、メガネのツルと大きく干渉しにくいです。
というか、私は全く干渉しません。
イヤーフック型だと、長時間の使用でメガネとイヤホンで少し耳上に疲れを感じることがあるのですが、EarFun Clip 2では1日中つけっぱなしでもずっと快適でした。
音質レビュー|イヤーカフ型とは思えないほど低音も中高音も良い

EarFun Clip 2で一番驚いたのは音質です。
正直、イヤーカフ型でここまで鳴るとは思っていませんでした。
オープンイヤー型は耳をふさがない構造なので、どうしても低音が抜けやすく、音が軽くなりがちです。
BGM用途やながら聴きには良くても、音楽をしっかり楽しむには物足りないことが多い。
でもEarFun Clip 2は、そこをかなり頑張っています。
低音がしっかり響く

まず、低音がちゃんと出ます。
公式ではBassSurgeにも対応しており、実際に聴いてもオープンイヤー型としては低音の存在感がかなりしっかりしていて、イヤーカフ型にありがちなスカスカした感じが少ないです。
ベースやキックの存在感もちゃんとあります。
もちろん、密閉型ヘッドホンやカナル型のように耳の中にズンと沈み込む低音とは違いますが、オープンイヤー型としてはかなり満足度が高いです。
EarFun Clip 2は音の土台がしっかりしているので、ポップスやロック、動画視聴でも物足りなさを感じにくいと思います。
中高音の伸びも良く、「ヘッドホン級」と言いたくなる
低音だけでなく、中高音の伸びも良いです。
ボーカルの声が聞き取りやすく、動画のセリフも自然に入ってきます。
変にこもったり、音が遠くに感じたりしにくいのが好印象でした。
オープンイヤー型は、機種によっては音が薄く輪郭がぼやけてしまうこともありますが、EarFun Clip 2はそのあたりのバランスがうまいです。
耳をふさがない開放感はありつつ、音の芯はしっかり残っています。
かなり主観的な表現ですが、この音は「ヘッドホン級」と言いたくなるくらい満足度が高いです。
もちろん密閉型ヘッドホンと同じという意味ではなく、遮音性も音圧もまったく違います。
ただ、耳をふさがないイヤーカフ型という前提で考えると、音の厚みや広がり、低音の出方はかなり優秀。
カナル型イヤホンにここまで負けないのは、正直驚きました。
イヤーカフ型は便利だけど音質は妥協するもの。
そう思っている人ほど、一度試してみる価値があると思います。
シアターモードレビュー|動画視聴の臨場感がかなり良い

EarFun Clip 2には、Spatial Stage 3Dサウンド技術を使った「シアターモード」があります。
正直、この手の空間オーディオ系の機能は、あまり期待していませんでした。
今まで使ってきたイヤホンだど、音が不自然に広がったり、ボーカルが遠くなったり、低音が薄くなったりして、結局オフで使うことが多かったからです。
でもEarFun Clip 2のシアターモードは、かなり良いです。
不自然ではなく、ちゃんと臨場感が増す
EarFun Clip 2のシアターモードは、音を無理やり広げている感じが少ないです。
音質が大きく落ちるわけでもなく違和感も少ない。
それでいて、動画を見たときの空間の広がりや臨場感はちゃんと増します。「シアター感」という表現がしっくりきます。
スマホで映画やドラマ、YouTubeを見るときに、音が少し外側に広がって、画面の中だけで鳴っている感じが薄くなる。
オープンイヤー型の開放感とも相性が良く、家で動画を見るときはかなり楽しいです。
今までこういう機能はあまり使ってこなかったのですが、EarFun Clip 2のシアターモードは普通に使いたくなりました。
アプリを開かないと切り替えにくいのは惜しい
ただし、残念な点もあります。
シアターモードを切り替えるには、専用アプリを開いて設定変更する必要があります。
動画を見るときだけオンにしたい。
音楽を聴くときはオフにしたい。
こういう使い分けをしたい場合、毎回アプリを開くのは少し面倒です。
イヤホン本体の物理ボタン操作でシアターモードを切り替えられたら、さらに便利でした。
シアターモード自体の出来が良いだけに、ここは少し惜しいところです。
iPhoneとAndroidで使ってみた違い
EarFun Clip 2はLDACに対応しています。
LDACを使えるのはAndroidスマホ側のメリットです。
iPhoneはLDACに対応していないため、EarFun Clip 2のスペックを最大限活かすならAndroidでの使用がおすすめです。
LDACを活かすならAndroidがおすすめ
EarFun Clip 2の対応コーデックは、公式仕様ではLDACとSBCとなっていますが、実機ではAACにも対応しており、iPhoneとつなぐとAAC接続になります。
LDAC対応のAndroidスマホなら、より高音質な接続を狙えます。
Google PixelなどのAndroidスマホで使う場合、Google Fast Pairにも対応しているので、ケースを開いたときの接続もかなりスムーズです。

また、私のGoogle Pixel 10ではGoogle Fast Pairでスムーズに接続でき、Find Hubにも登録されました。
万が一イヤホンを紛失したときに探しやすいのは、完全ワイヤレスイヤホンでは地味に安心できるポイントです。
このあたりまで含めると、EarFun Clip 2はAndroidユーザーの方が機能面の恩恵を受けやすいです。
iPhoneでも音質の満足度は高い
一方で、iPhoneで使ったときの音質が悪いかというと、まったくそんなことはありません。
私の場合、PixelでもiPhoneでも使ってみましたが、音の満足度に大きな差は感じませんでした。
これは、EarFun Clip 2の元々の音作りが良いからだと思います。
LDAC対応はもちろん強みですが、LDACありきで成立している音ではないので、iPhoneユーザーでも家でのながら聴きや動画視聴用としてかなり快適に使えます。
スペックをフルに活かしたいならAndroid、普通に音楽や動画を楽しむだけならiPhoneでも十分。
このくらいの認識で選ぶと良さそうです。
音漏れとマナーモードの実力
EarFun Clip 2で購入前に知っておきたいのが、音漏れです。
イヤーカフ型・オープンイヤー型の構造上、音漏れはあります。これはEarFun Clip 2が悪いというより、耳をふさがないタイプのイヤホン全般に言えることです。
静かな場所では音漏れに注意
家の中で使う分には、音漏れはそれほど気になりません。
ただ、電車や図書館、静かなオフィスなどで音量を上げて使うと、普通に周囲に音が聞こえると思います。
私の場合は主に家で使うので大きなデメリットには感じませんでしたが、外出先で静かな場所でも使いたい人は、カナル型イヤホンと使い分けた方が安心です。
マナーモードはおまけ程度に考えたい
EarFun Clip 2にはマナーモードがあります。
公式には音漏れを抑える機能として案内されていますが、個人的にはそこまで過信しない方がいいと感じました。
そもそもイヤーカフ型は耳をふさがない構造なので、音漏れを完全に抑えるのは難しいです。
マナーモードはあくまで補助的な機能と考えて、静かな場所では音量を下げるか、カナル型イヤホンを使う方が現実的です。
バッテリー・充電|ワイヤレス充電対応が地味に便利
EarFun Clip 2はバッテリー性能もかなり優秀です。
LDACオフならイヤホン単体で最大11時間、ケース込みで最大40時間。
LDACオンでもイヤホン単体で最大6時間、ケース込みで最大22時間使えます。
オープンイヤー型は家事や作業中に長く使うことが多いので、単体再生時間が長いのはありがたいです。
最大40時間再生で日常使いには十分
ケース込みで最大40時間使えるので、日常使いでバッテリー不足を感じる場面は少ないと思います。
家で使って、使い終わったらケースに戻す。たまにケースごと充電する。この使い方なら、充電頻度をかなり減らせます。
LDACをオンにすると再生時間は短くなりますが、それでも単体最大6時間あれば、作業中や家事中に使うイヤホンとしては問題ありません。
ワイヤレス充電対応はかなり便利
個人的にかなり嬉しかったのが、ワイヤレス充電対応です。
EarFunのイヤホンはワイヤレス充電に対応しているモデルが多いのが地味な強みで、家で毎日使うイヤホンなら必須と言ってもいいくらい便利です。

USB-Cケーブルを挿すだけでも十分ではありますが、置くだけで充電できる手軽さは、毎日使ううちに満足度が積み上がります。
急速充電にも対応
それから、急速充電に対応しているのも安心です。
10分の充電で約2.5時間使えるので、出かける前や作業前に「充電し忘れていた」と気づいたときでも、短時間の充電である程度使えるのは助かります。
バッテリー持ちが良く、ワイヤレス充電にも急速充電にも対応している。
このあたりの使い勝手は、かなり隙がありません。
操作性・アプリ|物理ボタンは正解
EarFun Clip 2は物理ボタン操作です。
最近のイヤホンはタッチ操作のものも多いですが、イヤーカフ型に関しては物理ボタンの方が合っていると感じました。
位置調整中に誤操作しにくい
EarFun Clip 2は物理ボタンなので、軽く触っただけでは反応せず、押したときだけ操作できます。
イヤーカフ型は装着位置の微調整で耳元を触りがちなので、誤操作が起きないこの安心感はかなり大きいです。
EarFun Audioアプリで設定変更できる
EarFun Clip 2は、専用アプリ「EarFun Audio」に対応しています。
アプリでは、EQ設定や各種モードの切り替え、操作カスタマイズなどができます。

EarFunのアプリは、設定項目が多いわりに比較的わかりやすい印象です。
他メーカーのアプリと比べてもUIがわかりやすく、また、日本語も自然で使いやすいです。

ファームウェアアップデートやEQ調整もできるので、購入後は一度アプリを入れておくのがおすすめです。
特に、音質にこだわりたい場合はEQ設定を試してみる価値があります。
標準状態でも十分良い音ですが、低音をもう少し足したり、ボーカルを少し前に出したり、自分好みに調整できます。
シアターモード切り替えだけは本体操作でしたかった
アプリでいろいろ設定できるのは便利ですが、シアターモードの切り替えだけはイヤホン本体でできるともっと良かったです。
音楽を聴くときは通常モード。
動画を見るときはシアターモード。
この切り替えを頻繁にする場合、毎回アプリを開くのは少し面倒です。
シアターモード自体の出来がかなり良いので、ここはなおさら惜しく感じました。
通話性能について|今回は未検証

EarFun Clip 2は、左右2基ずつ、合計4マイク構成のAI通話ノイズキャンセリングに対応しています。
前モデルが2マイク構成だったので、スペック上は通話性能もしっかり強化されています。
ただ、私の使い方では通話する場面がなかったため、今回は通話品質の検証はできていません。
通話メインで使う予定の方は、他のレビュー記事も合わせてチェックしてみてください。
EarFun Clip 2とEarFun Clipの違い
EarFun Clip 2は、前モデルのEarFun Clipからいくつか進化しています。

主な違いは、ドライバー、マイク、重量、シアター系機能、ワイヤレス充電などです。
| 項目 | EarFun Clip 2 | EarFun Clip |
|---|---|---|
| 価格 | 税込9,990円 | 税込7,990円 |
| ドライバー | チタン製12mm径ドライバー+デュアル磁気回路 | 10.8mmカーボンファイバー複合膜ドライバー |
| サウンド | Hi-Res Audio / LDAC / Spatial Stage / BassSurge対応 | Hi-Res Audio / LDAC / BassSurge対応 |
| Bluetooth | 6.0 | 6.0 |
| ANC | 非対応 | 非対応 |
| 通話 | 4マイクAI通話 | 2マイクAI通話 |
| 再生時間 | 最大11時間、ケース込み最大40時間 | 最大10時間、ケース込み最大40時間 |
| 防水防塵 | IP55 | IP55 |
| マルチポイント | 対応 | 対応 |
| EQ | 対応 | 対応 |
| 重量(片耳) | 約5.5g | 約5.7g |
| 強化点 | ワイヤレス充電 / Spatial Stage 3Dサウンド | |
| 操作 | 物理ボタン | 物理ボタン |
価格差はありますが、音質やシアターモード、ワイヤレス充電、マイク性能まで含めて考えると、今から選ぶならEarFun Clip 2の方が満足度は高そうです。
特に、動画視聴の臨場感や日常の充電しやすさを重視するなら、Clip 2を選ぶ理由はかなりあります。
一方で、とにかく価格を抑えてイヤーカフ型を試したいなら、前モデルのEarFun Clipも選択肢になります。
EarFun Clip 2の気になったところ
EarFun Clip 2で気になった点をまとめると、以下の通りです。
- イヤーカフ型なので、音漏れは普通にある
- マナーモードはあるが、過信はできない
- シアターモードの切り替えにはアプリが必要
- 左右自動判別には非対応
- LDACとマルチポイントは同時利用不可
どれも致命的な欠点ではありませんが、静かな場所で使いたい人や、イヤホン本体だけで細かく操作したい人は注意した方がいいです。
EarFun Clip 2レビューまとめ:家で使うオープンイヤーのメイン候補

EarFun Clip 2は、イヤーカフ型・オープンイヤー型に対する「音質はそこそこ」というイメージをかなり変えてくれるイヤホンでした。
耳をふさがない開放感がありながら、低音はしっかり響き、中高音も伸びる。
動画視聴ではシアターモードの臨場感もかなり自然で、「イヤーカフ型でここまで楽しめるのか」と驚きました。
細かい惜しさはあるものの、音質、装着感、ワイヤレス充電、LDAC、Google Fast Pair、物理ボタン、価格のバランスを考えるとかなり完成度が高く、このクオリティで定価が1万円を切っているのは正直ちょっと異常だと思います。
耳をふさがないイヤホンでも音質に妥協したくない人や、イヤーカフ型の音の軽さが不安だった人には、EarFun Clip 2はかなりおすすめです。
私も今日から、家で使うオープンイヤータイプはこれをメインにするつもりです。


