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Nothing Ear (a) を買ったのは、以前使っていた Nothing Ear (2) を紛失したのがきっかけでした。
上位モデルも気になっていたのですが、最終的に選んだのは Ear (a) です。
実際に使ってみると、廉価版というより「日常使いにちょうどいいNothing」という印象がかなり強く残りました。
音はナチュラルで聴きやすく、低音はしっかり気持ちいい。
しかも映画や動画での臨場感が想像以上に良く、ANCや外音取り込み、デュアル接続まで含めて、普段使いの完成度がかなり高いです。
ワイヤレス充電に対応していない点は注意ですが、そこを重く見ない人なら、Ear (a) はかなりバランスの良い選択肢だと思います。
この記事では、実際に使って感じたことをベースに、音質・使いやすさ・比較ポイントまでまとめます。
- スケルトンデザインが相変わらず最高
- 音がナチュラルで聴きやすく、低音の響きも気持ちいい
- 音の広がりや定位が整っていて、映画の臨場感が抜群
- 外音取り込みがめちゃくちゃ自然
- LDACオンでもデュアル接続できる
- ANCは効きが強いぶん、無音だと耳が詰まる感じが出ることがある
- ワイヤレス充電非対応
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Nothing Ear (a) を実際に使って感じた結論
結論からいうと、Nothing Ear (a) は「派手な個性」よりも「毎日使ってストレスが少ないこと」を重視したイヤホンでした。
スケルトンデザインの魅力はそのままに、音は自然で聴きやすく、低音もちゃんと気持ちいい。
さらに、映画や動画では空間の作り方がうまく、使っていて満足感の高い1本だと感じています。
特に良かったのは、音楽だけでなく生活の中で使いやすいことです。
家での作業、ちょっとした家事、移動中、夜に動画を見る時間まで、一通りの場面に自然に馴染みました。
装着感も軽く、音も疲れにくいので、「気づけばこれを使っている」タイプのイヤホンです。
一方で、注意点もあります。
ワイヤレス充電には対応しておらず、ANCがしっかり効くぶん、静かな場所では耳が少し詰まるような感覚が出ることがありました。
この2点が気にならないなら、Ear (a) はかなりおすすめしやすいモデルです。
Nothing Ear (a) はこんな人におすすめ / おすすめしない人
おすすめな人
- Nothingのスケルトンデザインが好きな人
- 音は自然で聴きやすい方向が好みな人
- 低音の気持ちよさも欲しい人
- 映画・動画をよく観る人
- 外音取り込みやデュアル接続など、普段使いの快適さも重視したい人
おすすめしない人
- ワイヤレス充電を必須で考えている人
- ANCの圧迫感に敏感な人
- 分かりやすく刺激の強いサウンドを求めている人
Nothing Ear (a)外観レビュー
Ear (a)といえば、Nothingでは珍しいイエローが採用されていて、迷った末に私はホワイトを購入しました。

Nothing Ear (1)、(2)、無印、(3)は、真四角でイヤホンが斜めに収まる形状でしたが、Ear (a)のケースは横長という点に違いがあります。
Nothing Earの特徴である、ふたがクリアで中身が見えるスケルトンデザインは健在です。
ワイヤレス充電非対応だからか、ケースは非常にコンパクトに。
四角のクリアな部分を無くせばさらに小さくできるのに、あえてそれしないデザイン性の高さは他のイヤホンにはないNothingならではの魅力と言えるでしょう。

イヤホン本体は一部を除いて全体がホワイト。
Nothing Ear (2)ではステムはブラックだったので、ここに若干のデザインの違いがあります。
トレードマークとも言えるR側の赤いドットのアクセントもありますが、L側はステムの色に合わせてブラックに変更されています。

Ear (1)から続くドットのフォントもしっかり印字。
EarやEar (2)と違って、マイクと通気口用に設けられたステム外側のメッシュがなく、よりミニマルなのも違いの一つです。

内側は内部構造が見えるスケルトンなのがカッコいい。
本体カラーと同じく、イヤーピースもマットなホワイトカラーです。
Ear (2)はなくなったので比べられないのですが、イヤホン本体のサイズも一回り小さくなっているような気がします。

イヤホンの重さは片方4.7gと、同価格帯では軽い方。
とはいえバッテリーが少ないわけでもなく、イヤホンのみでも最大9.5時間連続再生が可能です。(ANCオンだと最大5.5時間)

Nothingのどのイヤホンでもそうですが、付属のUSB-Cケーブルもカッコいいんです。
装着感と日常の使い方
Ear (a) を使い始めて最初に感じたのは、この見た目なのに「日常の中にスッと入ってくるイヤホンだな」ということでした。
意外にも派手に主張してくるタイプではなく、つけた瞬間から普段使いのテンポを崩さずに音だけを足してくれる感じです。

装着感については、以前使っていた Ear (2) と比べてフィット感が増している印象。
加えて、普段使っている他のイヤホンと比べても本体が小粒でコンパクトなので、耳に入れたときの存在感が薄いです。
良い意味で「つけている感」が出にくく、長く使う前提のイヤホンとして素直に好印象でした。
私の使用シーンは、家での作業やちょっとした家事、移動中、それから夜に動画を見るとき。
自分の生活の中でイヤホンが登場する典型的な場面を一通り当ててみましたが、共通していたのは、装着していることを意識しすぎずに済む、という安心感です。
音に集中したいときも、逆にBGM的に流したいときも、邪魔にならない距離感で寄り添ってくれます。
一方で、ANCオンで何も再生していない状態だと、「耳が少し詰まるような感覚」があります。
耳栓のような違和感というより、密閉感が強めに出たときの「圧」に近い感触です。
イヤホンとしての完成度が高い分、無音に近い場所ではその密閉感が少し目立つ——そんな印象でした。
このあたりの感覚は、後半のノイズコントロール(ANC)の章で改めて触れます。
音質レビュー:自然で聴きやすいのに、低音が気持ちいい
Ear (a) の音は、ひと言でいうと「自然」です。
輪郭を強調して「解像感で押す」というより、音の響きが素直で、耳に馴染む方向。
しばらく聴いていても疲れにくく、BGM的に流していても邪魔にならないのに、ちゃんと気持ちよさが残る。
ここがかなり好みでした。

そして、低音の響きがとても良いです。

特に Bass Enhance をオンにしたときの変化が分かりやすくて、ベースラインやキックが「前に出る」だけじゃなく、沈み込み方が気持ちいい。
量感が増えるのに、音全体が崩れて聞こえにくくなる感じが少なくて、低音好きなら一度は試してほしいポイントだと思いました。
音の広がり、というより「配置」が整っている感覚もありました。
左右にただ広がるだけではなく、ボーカルやメインの音が前にスッと立って、周辺の音がきれいに並ぶ。
立体的に”散らかっていない”ので、自然に聴けます。
ここが Ear (a) の聴きやすさにつながっている気がします。
最近は SOUNDPEATS Air5+ が良すぎて、ついそっちばかり使っていましたが、Ear (a) はまた違った気持ちよさがあります。
Air5+ が「良い音でテンションを上げてくる」場面に強いとしたら、Ear (a) は「音を自然に整えてくれる」場面に強い。
最初はAir5+ の方が良く感じていたのですが、今は逆にEar (a) ばっかり使っています。
ここはどっちの方が良いというよりは、好みと場面で変わってくるのかなと思います。

それと、端末による音質差がほとんど出なかったのも印象的でした。
私はGoogle PixelとiPhoneの両方を使っています。
自分の経験上、イヤホンやヘッドホンはGoogle Pixelのほうが音が良くなるケースが多かったのですが、Ear (a) は iPhone でも Pixel でも大きく印象が変わりませんでした。
むしろ、iPhone 側のほうがちょっと良いかも、と思った瞬間もあって、LDAC非対応のiPhoneでここまで音が良いのは地味に強いポイントだと思います。
映画・動画で刺さったポイント(臨場感が一番だった話)
Ear (a) を使っていて、一番「これは良い」と思ったのは映画でした。
音が自然で聴きやすい、という印象は音楽でもそのままなんですが、映像コンテンツに合わせたときに良さがよりハッキリ出ます。
セリフが不自然に前に出すぎず、背景の環境音がちゃんと空間として残る。
低音も、ただ重いだけではなく響きとして入ってくるので、映像の中の距離感が作られやすく、結果として、臨場感が強くなっている印象です。
正直、最近使ったイヤホンやヘッドホンの中でも、映画との相性は一番かもしれません。
音楽の好みは人それぞれだと思いますが、映像をよく見る人にとっては、この「自然な空間の作り方」はかなり価値があると思います。
ノイズコントロールと接続の快適さ(ANC/外音取り込み/デュアル接続)
Ear (a) のANCはめちゃくちゃ効いて、Ear (2)からの大きな進歩を感じます。
最大45dBのノイズ低減とはありますが、ANCは数字だけでは判断できません。
実際比べると、最大55dBノイズ低減のSOUNDPEATS Air 5 Pro+よりもEar (a)の方がANCの効きが良いと感じます。
交通量の多い道路沿いや電車の中で音楽を流していると、外音がほぼ聞こえません。
ちょっと不安になるくらいです。
ただ、静けさが強くなる分、無音に近い環境では耳が詰まる感じが少し出ます。
これはEar (a) が悪いというより、ANCがしっかり効くイヤホンに時々ある感覚で、効きが強いからこそ起きる副作用みたいなものだと思っています。

また、外音取り込みがかなり自然になっていて驚きました。
音が加工されている感じが少なく、生活音がスッと入ってきます。
これなら、オープンイヤーじゃなくても家で使える、と思えるレベルでした。
家で作業をしながら、インターホンや周囲の気配を拾いたいときに、無理なく共存できるのが良かったです。
それから接続まわりで特に良かったのが、LDACをオンにしていてもデュアル接続できる点です。
高音質系の設定にするとデュアル接続はできないことが多いので、ここは素直にありがたいところ。
普段の使い方として「音質を取りたいけど、端末の切り替えもしたい」という欲張りが成立します。
Nothing Ear (a) の特徴とスペック

- 11mmダイナミックドライバー(PMI+TPU振動板)+デュアルチャンバー設計で、低域の量感と抜けを狙った構成
- Bass Enhanceで低域を盛れる(効かせ方でキャラクターを変えやすい)
- 最大45dBのANC(High/Mid/Low/Adaptive)+装着状態を見て補正するSmart ANC
- Hi-Res Audio+LDAC対応(最大990kbps)
- 最大42.5時間再生(ANCオフ)+急速充電(10分充電で最大9.5時間※条件付き)
- デュアル接続(2台同時)対応、ゲームモードで低遅延(最小120ms:Nothing Phone条件)
- イヤホン本体はIP54、充電はUSB-C。ワイヤレス充電は非対応
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形状 | カナル型・完全ワイヤレス(TWS) |
| カラー | ホワイト / ブラック / イエロー |
| ドライバー | 11mm ダイナミックドライバー |
| 振動板素材 | PMI + TPU |
| ANC | ハイブリッドANC(最大45dB)、High / Mid / Low / Adaptive |
| Smart ANC | 対応(装着状態に応じて最適化) |
| 外音取り込み | 対応(Transparency) |
| 低遅延 | 低遅延モード対応(Nothing PhoneのGame Modeで最小120msの記載) |
| Bluetooth | 5.3 |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
| LE Audio | 非対応 |
| マルチポイント | 対応(Dual Connection:2台同時接続) |
| EQ | プリセット+カスタムEQ(Nothing Xアプリ) |
| 音楽再生(ANCオフ) | イヤホンのみ:最大9.5時間 / ケース併用:最大42.5時間 |
| 音楽再生(ANCオン・外音取込) | イヤホンのみ:最大5.5時間 / ケース併用:最大24.5時間 |
| 通話(ANCオフ) | イヤホンのみ:最大5.2時間 / ケース併用:最大23時間 |
| 通話(ANCオン・外音取込) | イヤホンのみ:最大4時間 / ケース併用:最大18時間 |
| 急速充電(10分) | ANCオフ:イヤホンのみ最大3.2時間(ケース併用最大10時間) / ANCオン:イヤホンのみ最大2時間(ケース併用最大6時間) |
| 充電 | USB Type-C(ワイヤレス充電:非対応) |
| 充電時間 | フル充電:90分(イヤホン+ケース) / 80分(イヤホンのみ) |
| 防塵防滴(イヤホン) | IP54 |
| バッテリー容量 | イヤホン:46mAh(片耳) / ケース:500mAh |
| サイズ | イヤホン:30.9 × 21.7 × 24.3 mm / 47.6 × 63.3 × 22.7 mm |
| 重量 | イヤホン:4.8g(片耳) / ケース:39.6g(合計約49.2g) |
| アプリ | Nothing X(操作カスタム / EQ / アップデート等) |
| 対応OS(アプリ) | Android / iOS(目安:Android 5.0+、iOS 13+) |
| 同梱物 | イヤホン本体、充電ケース、イヤーピース(S/M/L)、USB-Cケーブル、クイックスタート/安全・保証書類 |

- イヤホン本体
- 充電ケース
- イヤーピース(S/M/L)
- USB-Cケーブル
- クイックスタート
- 安全・保証書類
比較と選び方|Nothing Ear / Ear (2) との比較
Nothingの完全ワイヤレスは名前がかなり似ていて分かりにくいのですが、上位側の流れとしては Ear (1) → Ear (2) → Ear → Ear (3) と見ておくと整理しやすいです。
Ear (a) は、その中で「Ear」と同時期に出た、価格と普段使いのバランスを重視したモデルと考えると分かりやすいと思います。
実際、Ear (a) はLDAC対応や強めのANC、ロングバッテリーをしっかり押さえつつ、ワイヤレス充電は省いて価格を抑えています。
シリーズの中では、上位機能を全部盛りにしたモデルというより、普段使いに必要な強みをうまく残したコスパ重視の立ち位置です。
そのうえで選び方をシンプルに言うと、価格と使い勝手のバランスを重視するなら Ear (a)、ワイヤレス充電やより上位の機能まで欲しいなら Ear や Ear (3) を見る、という整理でいいと思います。
Ear (2) から見ると、Ear (a) は廉価版だから物足りないという感じはあまりなく、ANCや装着感、日常での使いやすさはしっかり良くなっています。
Nothing Ear (a) レビューまとめ

Nothing Ear (a) は、尖った主張よりも、毎日気持ちよく使えることに価値があるイヤホンでした。
スケルトンデザインの魅力、自然で聴きやすい音、気持ちいい低音、映画や動画での臨場感、自然な外音取り込み、LDACオンでも使えるデュアル接続。
このあたりが高いレベルでまとまっていて、日常使いの満足度はかなり高いです。
弱点は、ワイヤレス充電非対応と、ANCの効きが強いぶん静かな場所で少し圧を感じることがある点です。
ただ、この2つが大きなマイナスにならないなら、Ear (a) はかなり選びやすいモデルだと思います。
Nothing Ear ほどの上位機能はいらないけれど、Nothingらしさと完成度はきちんと欲しい。
そんな人には、かなり相性がいい1本です。



