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評価:4.5
ワイヤレスイヤホンは、ジョギングや散歩など移動しながらでも手軽に音楽を楽しむことができますが、車の音や人の声などの外音が聞こえなくなってしまうので、安全面でちょっと心配ですよね。
また、家の中で家事などをしながら使用していると、インターホンや家族の呼びかけに気づかないなんてことも。
そんな時にすすめられるのがインナーイヤー型や骨伝導タイプのイヤホンですが、インナーイヤー型は耳穴を密閉はしないものの、耳内に入れるので外音は聞き取りづらいですし、骨伝導は耳をふさがないものの振動がちょっと気になります。
そんな問題を解消したのが今回レビューする「Oladanceウェアラブルステレオ」というオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンです。
2022年のクラウドファンディングで1億円以上を売り上げた大人気製品。
耳をふさがず、周囲の音を遮ることのないオープンイヤー設計なのに、耳元にスピーカーがあるような高音質。
さらに、音波を打ち消す実用新案技術によって音漏れを最小限にとどめているため、図書館などの静かな環境でも使用することができます。
負荷を分散する設計によって、驚くほど軽くて安定、着けていることも忘れるような装着感を実現しています。
「ながら聴き」のイヤホンとしてはたぶん最強だと思います。
ということで今回は、耳を塞がず、振動もないオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン「Oladanceウェアラブルステレオ」をレビューします。
〇 ここがよかった
- 音楽を聴きながら周囲の音がしっかり聞こえる
- スピーカーのような高音質
- しているのを忘れるほど軽い装着感
- 電池持ちがいい
△ ここがイマイチ
- ケースが大きく持ち運びにくい
- 付属の充電ケースがバッテリー非搭載
- 静かな環境では多少音漏れする
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Oladanceウェアラブルステレオ(OWS1)の特徴・スペック・同梱品
Oladanceウェアラブルステレオ(OWS1)の特徴をまとめるとこんな感じです。
- 耳をふさがないオープンイヤー設計
- 1 回の充電で最大 16 時間再生
- 音漏れを最大限抑える独自設計
- 16.5mm ダイナミックドライバー
- 耳と一体化したようにズレ落ちない快適な装着感
- アプリで自分好みにカスタマイズ
カラー | ブルー / オレンジ / ホワイト / シルバー |
ドライバー | サイズ:φ16.5mm |
再生時間 | イヤホン単体最大16時間 |
充電方法 | USB-C |
接続 | Bluetooth5.2 |
コーデック | SBC / AAC |
マイク | 4マイク ENCノイズキャンセリング |
サイズ | イヤホン:58×40×20mm ケース:130×48×26.5mm |
重さ | イヤホン:約12.7g ケース:約60g |
防水性能 | IPX4準拠 |
その他 | 装着検知:× 片耳モード:〇 音声アシスタント:◯ 2022年レッド・ドット・デザイン賞受賞 |
メーカー | Oladance |
- Oladanceウェアラブルステレオ
- プラグイン充電ケース(バッテリー非搭載)
- USB-C充電ケーブル
- クイックスタートガイド
Oladanceウェアラブルステレオ(OWS1)レビュー
レッド・ドット・デザイン賞受賞の美しく機能的なデザイン
Oladanceウェアラブルステレオは、2022年に世界的なドイツのプロダクトデザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞。
機能性に優れた美しいフォルムとなっています。
カラーはブルー・オレンジ・ホワイト・シルバーの4色ですが、今回はメーカー様からブルーをご提供いただきました。
付属の充電ケースは横長で、一見すると小さなメガネケースみたい。
AirPodsのような一般的なワイヤレスイヤホンと比べるとケースが大きくて邪魔になるかとも思ったんですが、細長くてポケットに収まるサイズなので思ったよりかさばりませんでした。
ケースのサイズもあって、両手を使わないとフタを開けてイヤホンを取り出すことは難しいです。
イヤホン本体は耳に引っ掛けて使用するフック型。
ロゴが付いている方が16.5mmの超大型ドライバを搭載したイヤホン部分で、ロゴのない側はバッテリーが搭載され、耳に装着さした際にバランスを取るための重りの役割もになっています。
フックのフレームはチタン形状記憶ワイヤを採用。
耳の形にピッタリとフィットして快適な装着感が続きます。
肌に触れる内側はシリコン製。
柔らかくサラサラとした肌触りで、長時間使用する際の負担を軽減してくれます。
もちろん通話用のマイクも内蔵。
マイクは片方のイヤホン上下に2つずつの計4つ搭載されているため、WEBミーティングなどの通話に使用することができます。
充電用のポートはUSB-Cタイプ。
イヤホンをケースに収めて充電器に繋いで充電しますが、ケース自体にはバッテリーが内蔵されていないため、外出先で充電したい場合は別売りの充電ケースを購入する必要があります。
ただ、イヤホン本体だけでも最大16時間再生が可能なので、充電ケースが必要な場面というのはなさそうな気もします。
ペアリングは簡単で快適な接続環境
Oladanceウェアラブルステレオのペアリング方法は、普通のワイヤレスイヤホンと同じでく特に難しいことはありません。
もちろん、iPhoneでもAndroidでもBluetooth対応の端末ならどれでも使用することができます。
- 接続する端末のBluetooth設定を開く
- Oladanceウェアラブルステレオケースを開ける
- 画面に表示された「Oladance Wearable Stereo」を選択
- ペアリング完了
一度ペアリングしてしまえば、そのあとはケースを開くたけでペアリングした端末と接続されます。
ケースを開けて、片耳を装着したらペアリングが完了しているくらいの速さ。
「ポロロン」て感じの音声が流れてペアリング完了を知らせてくれます。
Bluetooth5.2なので音途切れもほとんどなく、また、動画などを見ていても体感で分かるほどの遅延もありません。
接続面ではかなり快適に使用することができます。
また、ペアリングし直したいときは、両方のイヤホンを同時に1.5秒ずつ長押しするとリセットすることができます。
好きな曲を聞きながら周りの声を聞き逃さない
耳をふさながいオープンイヤー設計なので、音楽を楽しみながら周囲の音もしっかりと聞き分けることができます。
試しに1日Oladanceウェアラブルステレオを付けて音楽再生しながら生活してみたのですが、音楽を音量を落とさずに聴きながら、普通に人と会話できてしまうことに驚きました。
これなら通勤通学やジョギングなどの時、音楽と同時に車の音や人の声も自然に聞こえてくるので、一般的なイヤホンよりも安心して使用することができます。
想像を超えるほど軽く開放的な装着感
イヤホンの重さは12.6g(公称12.7g)と、一般のワイヤレスイヤホンと比べると重めですが、実際に装着してみると驚くほど重さを感じません。
チタン形状記憶合金のワイヤのフレームが、まるで自分専用に作られているかのように耳の形にピッタリとフィット。
快適さの秘密は、耳に触れる多数の点で支えて重さを分散させる特許取得の構造。
耳穴側のスピーカー部分と、耳裏のバッテリー部分がバランス良く釣り合って、装着しているストレスを一切感じません。
スピーカー部分が耳穴の奥へ直接音を届ける位置になるよう設計されていて、周囲の音とイヤホンの音声のどちらもしっかり聞き取ることができます。
Amazonを見ていると、「簡単に外れてしまう」というレビューをいくつか見かけます。
ですが、Oladanceウェアラブルステレオを装着した状態で激しく頭を振ってみましたが、全くズレることはありませんでした。
ただ、耳裏のバッテリー部分の重りを持ち上げた場合だけ、バランスが崩れて簡単に外れてしまうので、外れやすいと言っている人は、間違ってここを持ち上げてしまってるんじゃないかと思います。
Oladanceウェアラブルステレオ単体でもフィット感は抜群ですが、激しい運動をしながら使用する人や、個人差でどうしてもフィットしないという人には別売りのイヤーフック・サポーターがおすすめです。
オレンジ、ホワイト、ブルーの3色のシリコンキャップが付いているので、これを耳裏にくるバッテリー側にはめ込みます。
分かりやすくホワイトのサポーターをはめてみました。
左の写真の羽のような部分が耳の裏側に沿うように支えるため、Oladanceウェアラブルステレオ装着時の安定感がさらに増します。
ただ、先述のように、イヤホン単体でも十分フィットする作りなので、まずはイヤホン単体で試してみて、どうしてもすぐ外れてしまうという時に購入を検討するのがいいと思います。
スピーカー並みの高音質と音漏れを最大限抑える独自設計
Oladanceウェアラブルステレオを実際使ってみて、何より驚かされたのは音質の良さ。
一般的なイヤホンやヘッドホンでは体験できない、オープンイヤー型だからこその音の臨場感あります。
耳元にスピーカーがあるような、耳全体を音の膜で包んでいるような、不思議な感覚です。
16.5mmというイヤホンではちょっと考えにく大型のドライバを搭載していることもあってか、クリアに再現されたサウンドは、高音も低音もバランスよくしっかりと響いています。
この素晴らしい音響は、Oladanceが開発したOWS(Open Wearable Stereo)というオーディオソリューションによるもの。
OWSは、チップ技術とアルゴリズムの進化、動的監視と計算によって複数の音源を合成し、音を再配置することでオープンイヤー型では他に類を見ないほどの高音質を実現しました。
また、空気による分離等によって失われる低音周波数を、動的監視アルゴリズムが再現して増幅することでより豊かな低音で音質を高めています。
これほどの高音質が耳元で響いているにも関わらず、周囲の声や音もしっかりと聞こえるから不思議です。
オープンイヤー型だと気になるのが周囲への音漏れ。
ですが、Oladanceウェアラブルステレオは、音の出口が耳穴全体をカバーし、また、スピーカーの外に向かう音波を打ち消す独自技術によって、音の空気伝導の方向を定めて鼓膜へ直接音を届けるため、音漏れを最大限抑えることに成功しました。
実際、静かな部屋や騒音のある電車などで中程度の音量で試してみましたが、さすがに隣の人には多少のシャカシャカ音が聞こえてしまうものの、距離が離れればほとんど聞こえることはありませんでした。
個人的には他人が近くにいる環境での使用は避けた方がいいかなと思います。
というか、そもそもこんなオープンな設計のイヤホンでここまで音漏れが小さいだけでも驚愕です。
イヤホンのタッチ操作も可能
Oladanceウェアラブルステレオはイヤホンのタッチ操作にも対応しています。
イヤホン操作は以下のとおり。
再生/一時停止 | 左 or 右を1回タップ |
音量+ | 前へスライド |
音量- | 後ろスライド |
次の曲 | 右を2回タップ |
前の曲 | 左を2回タップ |
電話に出る | 左 or 右を1回タップ |
通話終了/通話拒否 | 2回タップ |
ペアリングモード | 左右同時に1.5秒長押し |
音声アシスタント | 左 or 右を3回タップ |
普通のワイヤレスイヤホンとは耳の上での位置が違うので、最初は少し戸惑いましたが、センサーの感度も良く、タップ時の音も控えめで心地良い操作感となっています。
特許取得のバッテリー技術で最大16時間再生
充電はケースに入れてUSB-Cケーブルに接続するだけ。
ワイヤレス充電には対応していません。
特許取得の電源保護技術によって、フル充電時ではなんと最大16時間もの連続再生が可能という、とんでもないバッテリー持ちの良さ。
バッテリー持ちの良いワイヤレスイヤホンでも、単体で8時間がいいとこなので、その倍以上ということですから驚きです。
ただ、一般的なワイヤレスイヤホンと違って、ケース自体にはバッテリーが内蔵されていないため、外出先でイヤホンをケースに戻しても充電してくれません。
そもそも使用可能時間がかなりの長さなので、外で充電が必要になる場面は少ない(充電し忘れくらい)とは思いますが、普通のワイヤレスイヤホンのように使いたい人は、別売りの充電ケースが用意されています。
付属の細長いケースと違い、こちらはどっしりとした正方形に近い丸石のようなデザイン。
Oladanceウェアラブルステレオ自体も大きさがあるので、そこそこ大きさがありますし、119gとそこそこ重さもあります。
このケースを使用すると、最大78.4時間もの追加時間を確保することができます。
つまり、イヤホン本体と合わせると最大94時間以上も充電せずに使用できるということ。
いや、こんな長い時間使用できるイヤホンなんて聞いたことありませんw
こちらのキャリングケースもワイヤレス充電は非対応で、USB-Cでの有線充電となります。
ケースへの充電時間は最大3時間。
価格はやや高めに感じますが、イヤホン自体と別売りにすることで、Oladanceウェアラブルステレオの価格を下げている点は好感が持てます。
Oladanceウェアラブルステレオ自体のバッテリー持ちも恐ろしく良いし、モバイルバッテリーも持ち歩いている人は、どうしても充電が必要ならそれを使用できるので、あえて購入する必要はないかなと思いました。
外出先での1日の使用時間が長くて、毎日ケーブルを繋いで充電したりするのがめんどくさい、というような人には会った方がいいのかも。
Oladance専用アプリ
Oladance
Oladance無料posted withアプリーチ
Oladanceウェアラブルステレオは、専用アプリ「Oladance」を使用して、
- 各種イヤホンの設定
- タッチ機能の割り当て
- イヤホンのバッテリー残量の確認
- タッチ操作の変更
- 電源オフタイマー
- 左右の音のバランス調整イコライザー調整
など、好みに合わせて自分専用のカスタマイズをすることができます。
アプリを入れたら最初にやっておきたいのは、「ファームウェアアップデート」です。
「デバイス情報」>「ファームウェアのバージョン」
で進んでアップデートを実行すれば、Oladanceウェアラブルステレオが最新の状態にアップデートされます。。
Oladanceウェアラブルステレオを快適に使用するためにも、時々アップデートがないか確認しておいた方がいいでしょう。
また、Oladanceアプリでは、イヤホンのイコライザーで好みの音質にカスタマイズすることができます。
左の150Hzが低音域で、右の12kHz側に向かって高音域になっていきます。
細かく設定できるのはありがたいのですが、めんどくさいので、私はいい感じのプリセットを数種類用意して欲しいというのが正直な感想です。
5か月使った感想
この製品、5か月経った今も自宅で動画編集作業やゲームの時にめちゃくちゃ役に立ってます。
作業中の音声を聴きながら、話しかけられた時には普通に会話もできるので、つけ外しの手間がありません。
耳を覆ったり塞いだりせず、付け心地も良く、普通のイヤホンやヘッドホンと比べて長時間つけていてもストレスがなくて付けてるのを忘れてしまうほど。
その上音質もかなり良くて、最近ハマってるDEATH STRANDINGとかメタルギアみたいな細かな音も割と重要なゲームでも違和感なく楽しむことができています。
正直家ではもうOladanceしか使いたくありません。
壊れるまで使い続けると思います。
今までいろんなイヤホン使ってきましたが、これは本当におすすめ中のおすすめです。
Oladanceウェアラブルステレオ(OWS1)はこんな人におすすめ(こんな人はNG)
Oladanceウェアラブルステレオをおすすめしたいのはこんな人。
- ジョギングやウォーキングしながら音楽を楽しみたい人
- 室内で「ながら」で音楽を楽しみたい人
- 耳の中に入れるタイプのイヤホンが苦手な人
- 骨伝導イヤホンの振動が苦手な人
Oladanceウェアラブルステレオは、外部の音を遮ることなく高音質の音楽を楽しめるオープンイヤー型イヤホン。
なので、屋外でジョギングやウォーキングをしながら音楽を聴くと同時に、車などの外音も聞くことができるので、より安全に楽しむことができます。
また、自宅でのPC作業や家事をしているとき、インターホンの音や子どもの泣き声などの音を聞き逃すこともありません。
しかも、耳を塞がないのが開放感があって、思った以上に快適です。
私はブログ作業のときに使用しているのですが、スピーカーで音楽を聴いているのとほぼ同じ使用感で周囲に気兼ねなく音楽を聴くことができるので、QOLが爆上がりしています。
あまり意識していませんでしたが、普通のイヤホンしながらの作業と違ってタイピング音が聴こえることで作業効率が上がっているような気もします。
逆にあんまりおすすめしないのは、電車などの継続的な騒音が続く場所での使用です。
外の音も一緒に聞こえてしまうため、音楽がよく聴こえるようにボリュームを上げると、どうしても少し音漏れしてしまいます。
それ以外の場面では普通のワイヤレスイヤホンよりも快適と感じることの方が多いので、その日の環境によって使い分けてもいいかもしれません。
Oladanceウェアラブルステレオ(OWS1)レビューまとめ
ということで、Oladanceウェアラブルステレオをレビューしました。
私の個人的な評価はこんな感じです。
4.5
〇 ここがよかった
- 音楽を聴きながら周囲の音がしっかり聞こえる
- スピーカーのような高音質
- しているのを忘れるほど軽い装着感
- 電池持ちがいい
△ ここがイマイチ
- ケースが大きく持ち運びにくい
- 付属の充電ケースがバッテリー非搭載
- 静かな環境では多少音漏れする
骨伝導じゃないオープンイヤー型イヤホンというのがこれほど快適だとは思いませんでした。
よくイヤホンの耳を塞ぐ圧迫感が苦手ならインナーイヤー型か骨伝導タイプをすすめられるのですが、インナーイヤー以上に耳を塞がず、骨伝導のような振動もないので、開放感のレベルが違います。
前後でバランスを取って負荷を分散する新設計で、耳に引っ掛けるタイプにありがちな装着してる感じの不快感もありません。
まるでスピーカーが耳元にあるような高音質で音楽を聴きながら、外音もしっかり聞き取ることができるので、屋外では普通のイヤホンよりもより安全に音楽を楽しめます。
屋内でも、音漏れを最大限抑える独自構造のため、周囲に気兼ねすることもありませんし、また、インターホンや人の声を聞き逃すこともありません。
個人的に「ながら聴き」にこれ以上適したイヤホンは他にはないんじゃないかと思ってます。
ぜひともこの開放感と快適さを体感して欲しいイヤホンです。
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