本記事は広告・アフィリエイトプログラムにより収益を得ています。
評価:3.5
ごきげんよう、音質へのこだわりはほとんどありません、バビです。
ここ2年で有線LANをWi-Fiに切り替え、有線マウスを無線マウスに切り替え、デバイスの無線化が進む私ですが、オーディオはなんとなく
「有線のほうが良いはず」
という根拠のない有線神話がありました。
ですが、有線イヤホンがポケットに入れておくと壊れる壊れる。
故障の原因は基本有線の接続部分のトラブル。
だったらワイヤレスにしたほうがケースもあるし壊れないんじゃね?と思って、家族がAirPods Proを買ったのを機に、私もワイヤレスイヤホンを購入することにしました。
色々考えて買ったのがJVCケンウッドのHA-A10Tです。
価格は5,800円くらいと、有名メーカー製のワイヤレスイヤホンとしてはかなり安価。
いや、1万円くらい出さないと音変だったりBluetoothつながりにくかったりするんじゃね?
と、かなり疑心暗鬼でしたが、全くそんなことはなく、こいつが毎日快適に使用できるめちゃくちゃ優秀なやつでした。
ということで、安いくせに優秀でコスパがめちゃくちゃ良いワイヤレスイヤホン「JVC HA-A10T」をレビューしたいと思います。
2万も3万もする高いワイヤレスイヤホンとかあほらしいと思ってる人にはほんとおすすめです。
〇 ここがよかった
- 値段の割に音質が良い
- 接続もしやすいし途切れない
- コスパがおかしいくらい良すぎる
△ ここがイマイチ
- ケースが大きくてポケットに入れるとかさばる
- 充電ケーブルがmicro USB
- ハンズフリーはおまけ程度
\ 欲しかったモノがお得に買える /
Amazonタイムセール
別にノイズキャンセリングいらないし、音質の違いなんかわかんなくね?
私もね、最初はBang&Olufsen(バング&オルフセン)みたいなしゃらくさいほどオシャレなイヤホンが欲しかったんですよ。
でも、これ、35,000円もするんですよ。
おかしくね?
音を私ひとりが聴くためだけの装置に3万円?
めっちゃ楽しいゲームができるNintendo Switchより高いってどういうこと?
と思ったらもうダメ。
というかね、そもそもカナル(密閉)型イヤホンで十分外の音聞こえないのにノイキャンなんていらんのですよ。
みんなどんな過酷な環境で音楽聴くの?現場作業中に音楽でも聴くのかと。
そんで、その2万も3万もするイヤホンでどんな高尚な音楽を聴くの?
私が聴くのなんてどうせ通勤中とかブログ作業中のBGMくらいだし、YouTubeとかのしょうもない大衆音楽しか聴かないから、そんな高い音質なんか求めてないわけです。
どう考えてもオーバースペック。
スマホの充電しかしないのにポータブル充電器持ち歩くようなもんです。
とはいえ、です。
Amazonで商品名の最初に【2020年最新】とか書いてるようなメーカー名もわからない(というか規約違反)、変なワイヤレスイヤホンは使いたくありません。
音質どうこう以前にすぐ壊れそうですからね。
そこで、とりあえず聞いたことのある、ちゃんとしたメーカー製で5千円くらいで買えるものと探してみました。
で、見つけたのがAnker Soundcore Life P2とJVC HA-A10Tでした。
Anker Soundcore Life P2は型は古いですが4,999円でノイキャンもあって通話もできる凄いやつ。
なんですけど、Ankerねぇ…いや、いいメーカーですよ。充電器とかモバイルバッテリー周りはAnkerで固めてますし。
でもなー。Ankerってオーディオメーカーじゃないしなー。
一方、JVCケンウッドといえばケンウッドとビクターが合併した日本のオーディオメーカーの老舗。
そんなJVCがエントリーモデルとはいえ低品質なイヤホンを出すわけがないだろうということでこれを買うことに決めました。
JVC HA-A10Tの外観と付属品
上の画像のとおり、カラーバリエーションは4種類。
私が購入したのはJVC HA-A10T-Hミスティグレイです。
青みがかったグレイといった色ですが、ぶっちゃけ失敗たような気がします。
なんか4色の中では一番微妙な色だったかもしれないと思ってきています。
購入したときの私はなぜこれがいいと思ったんでしょうか?
変な洒落っ気出さずに黒にしておけばよかったです。マジで。
イヤホン本体がこちら。
表面の「JVC」の文字の横のボタンでのスマホ操作が可能です。
装着イメージはこんな感じで、耳にかなりぴったり収まって思った以上に良い感じ。
付属品はイヤホンとケース、充電用ケーブル、イヤーピースで、充電用のアダプターはありません。
充電ケーブルのコネクタは裏面にあり、micro USBタイプ。
USB-Cじゃないのは残念ですが、自宅でたまに充電するだけなので特に困りませんでした。
表側には4つのランプがあり、ワイヤレスイヤホンの充電中に点灯して、ケースのバッテリー残量が分かります。
イヤホンを外したケース内部はこんな感じです。
JVC HA-A10Tの特徴
製品スペック
通信方式 | Bluetooth Ver.5.0 |
出力/最大通信距離 | Bluetooth Power Class 1/約10m |
対応プロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
対応コーデック | SBC |
電池持続時間 | イヤホン:約4時間、充電ケース:約10時間 |
充電時間 | イヤホン:約2時間、充電ケース:約3時間 |
質量 | イヤホン:約5.2g x 2個、充電ケース:約42g |
- ペアリングも操作も簡単
- 値段の割に音質が良い
- 約14時間の長時間再生
- 汗や雨に強い防水仕様
- ハンズフリー通話が可能
ペアリングも操作も簡単なので初心者向き
接続は、イヤホンをケースから取り出して、接続したいデバイスのBluetooth機能をONにすするだけ。
(最初の1回目は接続元でペア設定する必要があります。)
なので、私はスマホのBluetooth接続をONにしてポケットにしまった後、イヤホンを耳につけて接続しています。
左側のイヤホンから「Connected(接続済)」という女性の声が聞こえたら接続できたということ。
イヤホンの両方のランプがゆっくり白く点滅したら接続完了ということですが、見たことはありません。
また、イヤホンにはわかりやすくボタンがついているので、再生/一時停止、音量調整、戻る/進むなどの操作が可能。
ハンズフリー通話もボタンで受話できます。
値段の割に音質が良い
他の方のレビューでも多い感想ですが、さすがはJVCケンウッド。この値段のイヤホンとしてはかなり音質は良いです。
私のように強いこだわりがなく、サブスクのプレイリストを聴く程度の使い方なら十分な音質。
約14時間の長時間再生
イヤホン本体のみで約4時間の連続再生が可能です。
充電ケースでイヤホンのフル充電が2.5回可能なので、4時間+4×時間×2.5回を合わせて合計約14時間の再生が可能ということ。
まあ、普通そんなに長時間再生することはないですけど…。
私の場合、通勤の往復1時間と、たまに夜家で作業しながら使うだけなので、1週間充電なしでも問題ありませんでした。
こんな安いのに週1しか充電しなくていいのはかなり楽です。
また、15分の充電で約1時間の連続再生が可能なクイック充電にも対応。
ちなみに充電中はイヤホン本体は赤く光って、ケース正面の
汗や雨に強い防水仕様
イヤホン本体のみ防水仕様なので、多少の汗や雨も大丈夫。
ハンズフリー通話が可能
こんなに小型なのにマイクも搭載でハンズフリー通話ができますが、あまり通話品質は良くありません。
おまけ程度に考えておいた方がいいかなと思います。
また、スマホが音声アシスタント対応なら音声操作も可能です。
JVC HA-A10Tを使ってみた感想
3か月くらい使ってみた感想をまとめるとこんな感じです。
〇 ここがよかった
- 値段の割に音質が良い
- 接続もしやすいし途切れない
- コスパがおかしいくらい良すぎる
△ ここがイマイチ
- ケースが大きくてポケットに入れるとかさばる
- 充電ケーブルがmicro USB
- ハンズフリーはおまけ程度
音質は思った以上に良いです。
5千円台でこの音なら何の問題もありません。
中音域がどうだとか難しいことはよく分かりませんが、全く何も気になりません。
というか、音質が気になるような人はこの価格帯のワイヤレスイヤホン買っちゃダメ。
私のように1万円台のイヤホンと聴き比べても音の違いが分からないような人が買うからこそ、コスパの良さに感動できるのです。
Bluetooth接続についても、信号を探していつまでも繋がらないということもありません。
電源がオンになると一瞬でスマホと接続されます。
あと、しばらく使っていて良いと思ったのがフィット感。
人によるのかもしれませんが、なんだか妙に耳になじみます。
有線に比べると重さが出て気になるかな?と思っていたんですが、むしろ有線のときよりも耳にぴったりフィットしてていい感じ。
コスパを考えるとイマイチだなと思う点は何もないんですが、あえていうと、ケースが大きめ。
AirPodsの倍の大きさなので、ポケットに入れるとポコっと膨らむのでケースは基本カバンに入れています。
あとは最近のガジェットまわりがUSB-Cに移行している中で充電ケーブルがMicro USBなのも微妙なところ。
まあ、週に1回しか充電の必要はないですし、他にもMicro USBを使用する機器もあるので、今のことろ特に困るようなことはありません。
それから一応機能としてはあるハンズフリーの性能はいまひとつ。
おまけ程度と割り切って音楽を聴いたり、動画を楽しんだりするのに使うほうがいいと思います。
また、動画再生時の音の遅れについても特にありませんでした。
アニメや映画もストレスなく楽しむことができています。
はじめてのワイヤレスイヤホンで安くて高品質なものが欲しい人
にぜひともおすすめしたいイヤホンだと思いました。
そして、買うなら私の買ったミスティグレイ以外の色にするのがおすすめですよ。
3.5
こちらもおすすめ