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評価:4.5
ごきげんよう、充電器は4ポート派、バビです。
ポート数が多い方がたくさんのデバイスを充電できて便利ではありますが、その分大きくてコンセントから不恰好に飛び出しますし、思ったより複数台同時に充電することってないんですよね。
価格も高めですし。
スマホ1台と何かもうひとつデバイスを充電するくらいなら、1ポートの急速充電器を切り替えて使うほうが効率が良かったり。
そんな1ポートタイプの充電器を選ぶときに見ておくポイントは、充電出力。
iPhone12などの最新のスマホは最大20Wの出力を必要としており、今後はこの20Wタイプが主流になるのは確実です。
この20Wタイプの急速充電器は、最近小型化が進んでいて、各メーカーがおよそ3cm角の超コンパクトサイズを次々リリースしています。
今回紹介するのは、そんな20Wタイプの急速充電器で、AUKEYの「Omnia Mini 20W II」です。
コンパクトサイズな上に、他と比べて丸くて可愛らしいデザインで、プラグを折りたたんで収納できる、外にも持ち出したくなる充電器です。
このページではそんな20Wコンパクト急速充電器「AUKEY Omnia Mini 20W II」をレビューします。
〇 ここがよかった
- かわいくも洗練されたデザイン
- 20W最小クラスのコンパクトサイズ
- プラグの折りたたみもできる
- 丸くて可愛いおしゃれなデザイン
- 価格も2千円以下で手ごろ
△ ここがイマイチ
- 特になし
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AUKEY Omnia Mini 20W IIのスペック
AUKEY Omnia Mini 20W II(PA-B1S)
カラー | ホワイト/ブラック |
サイズ | 高さ30×幅30×奥行33mm |
重さ | 33.9g |
出力 | USB-C:(Power Delivery 3.0) 5V=3A, 9V=2.22A(,12V=1.67A) (最大20W) |
入力 | 100-240V~0.5A 50/60Hz |
パッケージ内容 | 本体、取扱説明書、保証書 |
※出力の12V=1.67Aは、仕様には記載されていませんが、実際には使用されている出力です。
AUKEY Omnia Mini 20W IIの特徴
- 20W高出力だけど超コンパクト
- PD対応で、iPhoneを30分で50%充電できる
- 折りたたみ式プラグで持ち運びにも便利
20W高出力だけど超コンパクト
ほぼすべてのスマホを高速で充電できる20W高出力ながら、サイズは縦横3cm×3cm、奥行き(ロゴがある面)だけちょっぴり長い3.3cm(プラグのぞく)のコンパクトな設計。
ペットボトルのキャップと比較してもこのサイズ感。
油断したらなくしていまいそうなくらい小さいです。
重さも35g以下。
あんまりいい例が思いつきませんが、ピーマン1個分くらいです。
色は白と黒の2種類で、表面は指紋がつくにくいややざらつきのあるマットな仕上がりに。
角の丸みが他社製品に比べて大きめなので、全体的にまるっとした可愛いらしい印象を与えています。
シンプルにUSB-C PD(Power Delivery)3.0の1ポートを正面に配置。
コンセントに刺さってる感じも充電器らしからぬ可愛さがあります。
ケーブルは付属しないので、別途用意する必要があります。
PD対応で、iPhoneを30分で50%充電できる
最新の高速充電規格PD(Power Deliver)3.0に対応しているため、ほとんどのスマホを高速で充電することができます。
iPhoneなら、PD対応になったiPhone8以降のモデルを0%からわずか30分で約50%にまで急速充電できる性能。
これだけ高速なら、ワイヤレスイヤホンなどの充電がしたいときも、素早く切り替えて短時間で充電できますね。
テスターで急速充電規格を計測してみました。
- Apple2.4A
- USB BC DCP
- USB PD
- QC(Quick Charge) 2.0/3.0
- Huawei FCP
(※SamsungはQCとPPSと同じ)
電圧/電流を状況に応じて動的に調整する「PPS」にも対応しているため、デバイスのより効率的な充電が可能です。
- 5V=3A
- 9V=2.22A
- 12V=1.67A
- 3.3~11V=2A(PPS)
仕様には記載されていない12V=1.67Aが表示されています。
記載もれでしょうか。
色々なデバイスで充電速度を計測してみました。
まずはiPhone12 Pro。
iPhone12の最大電圧9Vでしっかり急速充電できています。
続いてiPhone12 mini。
iPhone12 miniは最大5V×2A=10Wなので、MAXに近い出力が出ています。
もちろんAirPods Proだってしっかり充電できます。
カタログスペックでは、5Vと9Vのみのようでしたが、試しに12V対応のワイヤレス充電器につないでみたら、きちんと12Vで充電できていました。
やはり12V出力にも対応してますね。
折りたたみ式プラグで持ち運びにも便利
「20W最小クラス」とうたう似たような製品はいくつもあって、比較されやすいのがAnkerの「Anker PowerPort III Nano 20W」。
スペック的にはほぼ一緒なんですが、大きく違うのが、プラグが折りたたんで収納できるかどうか。
私が先に発売されているAnkerを選ばなかったのは、プラグを折りたためないからです。
AUKEY Omnia Mini 20W IIは、プラグを折りたたんで収納できるので、使用しないときや、持ち運びのときにかさばらず、スマートに収納できます。
個人的には折りたためない充電器って好きじゃないんですよね。
AUKEYと他社の20W小型急速充電器の比較
20W充電器があまりにも多いので代表的なものを表で比べてみました。
メーカー | AUKEY | ANKER | RAVPower | DIGIFORCE |
名称 | Omnia Mini 20W II | Anker PowerPort III Nano 20W | RP-PC150 | 20W USB PD Fast Charger |
出力 | 5V 3A 9V 2.22A (12V 1.67A) | 5V 3A 9V 2.22A | 5V 3A 9V 2.22A 12V 1.67A | 5V 3A 9V 2.22A 12V 1.67A |
サイズ cm | 3 × 3 × 3.3 | 2.7 × 2.7 × 4.5 | 3 × 2.8 × 4.7 | 2.8 × 2.8 × 3.3 |
重さ | 33.9g | 約30g | 約30g | 約35g |
折り畳み | 〇 | × | × | 〇 |
価格 | 1,700 | 1,780 | 1,680 | 1,680 |
ANKERとRAV Powerのサイズはプラグ込みのサイズなので、プラグがなければ約3cmなのは一緒です。
この2つはプラグを折りたたむことができません。
カタログ上ANKERだけ12V出力に対応していないようですが、AUKEYでも記載がもれていたので、実際は対応なのかも。
価格もほぼ同じなので、ぶっちゃけ見た目で選んでいい気がしますね。
見た目ならAUKEYとDIGIFORCEがおしゃれだなと思います。
AUKEY Omnia Mini 20W IIを使った感想
AUKEY Omnia Mini 20W IIを使ってみた感想はこんな感じ。
4.5
〇 ここがよかった
- かわいくも洗練されたデザイン
- 20W最小クラスのコンパクトサイズ
- プラグの折りたたみもできる
- 丸くて可愛いおしゃれなデザイン
- 価格も2千円以下で手ごろ
△ ここがイマイチ
- 特になし
これといってイマイチなポイントはないです。
使っていて過剰に熱くなることもないですし。
良かったところは、なんといっても20Wの高出力なのにめちゃくちゃ小さいところ。
このクラスの20W充電器はたくさんありますが、なんでこんな小さいのにiPhoneを30分で50%も充電できるんでしょう?
あと、やっぱりプラグを折りたたんで収納できるのも好きです。
というか、個人的には多少サイズが大きくなったとしてもプラグは折りたためてほしいところ。
なぜか他社製品は白オンリーのものばかりなので、カラーも白と黒が選べるのも良かったです。
デザイン的にも申し分なし。
AUKEY Omnia Mini 20W IIは、デザインも丸くて可愛いので、外に持って出るのに最適な20W充電器だと思いました。
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