iPad Pro12.9インチレビュー|第5世代2021年モデル。もはやノートPC以上!ハイスペックすぎてクリエイター以外には不要かも

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評価:5

バビ
バビ

ごきげんよう、バビです。

2021年5月21日、ついに発売されたM1チップ搭載の新型iPad Pro。

うちにはすでに第1世代(2018)のiPad Pro11インチがあるので、迷ったんですが、CPU性能が50%アップ、グラフィック性能が40%もアップしたと聞いて、勢いで買ってしまいました。

私が購入したのは、

  • 12.9インチ
  • Wi-Fi
  • 256GB
  • スペースグレイ

のiPad Proです。

持ち歩くことは少ないし、使い放題の回線もあるのでWi-Fiで十分。

旧世代11インチでクラウドを使用していたので容量も256GBで十分でした。

実際使ってみて、スペックでは確認していましたが、1万個以上のLEDからなるLiquid Retina XDRディスプレイで、画質がとんでもなくキレイで驚きます。

間違いなく、我が家にあるどのディスプレイよりもキレイ。

もちろん動作もサックサク。

もはやゲーミングノートPC以上のスペックで、正直、クリエイター以外の人にはオーバースペックかも。

ノートPCの買い替えを検討中で、タブレットを持っていない人は、新型iPad ProとMagic Keyboardを合わせて買えばこれ1台で間違いないと思いました。

バビ
バビ

まあ、実際に使用するのはパートナーで、私はお下がりで第4世代を使うんですけどね。

というわけで、このページでは、新型iPad Pro 12.9インチ(2021年モデル・第5世代)Wi-Fi 256GBをレビューしています。

購入に迷っている方は、これを読んで、「バビさんもこう言っているし、買っていいよね☆」と思ってポチってしまってください。

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iPad Pro12.9インチ(2021年/第5世代)スペースグレイのカッコいい外観

iPad Pro12.9インチの外箱

今回のiPadProの箱はこんな感じ。

ずっと見てると酔いそうになります。

iPad Pro12.9インチ スペースグレイ

安定のスペースグレイ。

iPad Pro12.9インチのパッケージ内容

本体以外の同梱品はマニュアルと、USB-C to USB-Cケーブル、アダプター。

私は自前のケーブルと充電器を使用するので、そのまま外箱と一緒に保管しています。

iPad Pro12.9インチのアウトカメラ

外部カメラがこちら。

iPad Pro12.9インチの側面上部

電源ボタンは従来どおり、レンズの上部に。

スピーカーと、わかりづらいですが中央にはマイクの穴があります。

iPad Pro12.9インチの側面ボタン、ApplePencil装着部

側面の音量などで使用する2つのボタンと、ApplePencilの充電装着部。

iPad Pro12.9インチの側面,下部。USB-Cポート

縦にした時の側面底部にはスピーカーと、唯一のUSB-Cポートを配置。

変わっていないように見えて、スピーカー位置は少し内側になっているようです。

iPad Pro12.9インチ USB-Cケーブル挿し込み

 

iPad Pro12.9インチの縦横サイズ

縦横のサイズは第4世代と全く同じ。

iPad Pro12.9インチの厚み

厚みはLiquid Retina XDRディスプレイを採用したことで0.5mm厚くなりましたが、それでもわずか6.4mmしかありません。

iPadPro第5世代・第4世代

一応第1世代11インチと並べてみました。

外観の見た目はほぼ変わりませんねw

iPad Pro12.9インチ(2021年/第5世代)を使った感想

では、実際使用してみた感想です。

M1チップでサクサク(?)

MacBookに搭載され、そのスペックの高さと電力効率の良さで大注目のApple独自設計のM1チップがiPad Proに搭載。

  • CPU:8コア
  • GPU:8コア
  • Neural Engine:16コア

と、CPU性能は旧世代より50%もアップ

グラフィック性能も40%向上しています。

驚きなのが、ベンチマークが最新のIntel Core i7-11700Kを超えてるってこと。

もはやゲーミングPCに近いスペックです。

これだけのスペックなのに、iPad Proの稼働時間が最大10時間と、旧機種と変わっていないのは驚異的です。

ですが、実際使用してみるとM1チップの実力を発揮できるような負荷のかかる作業をしないので、劇的な変化は感じませんでした。

ただ、旧機種に比べてタッチから反応までの速度がわずかに速くなっている気がします。

旧機種でもサクサクで快適だったんですが、レスポンスの良さに逆に戸惑ってしまいました。

Liquid Retina XDRディスプレイの画質が凄い

iPad Pro12.9インチLiquid Retina XDRディスプレイ

何よりも驚いたのはディスプレイの画質のキレイさ。

バビ
バビ

電気屋で見る有機ELのテレビくらい画質がクリアに感じます。

従来のiPad Proの液晶ディスプレイは、サイドからのLEDの光を反射させて、ディスプレイ全体を均一に光らせていました。

なので、バックライトの明るさは液晶のどの部分でも一緒。

一方、新型iPad Proで採用されたLiquid Retina XDRディスプレイでは、1万個以上のLEDライトを液晶の裏側に埋め込み、ディスプレイを2,500以上に分割して個別に輝度を調整します。

iPadPro Liquid Retina XDRディスプレイのミニLED
iPadPro Liquid Retina XDRディスプレイのローカルディミングミングゾーン

これによって、暗い色は光を弱め、明るい色は光を強めることができるようになり、

その結果、100万:1というとんでもないコントラスト比を実現しました。

輝度は最大1,600ニト

実はこのスペック、Appleの高級ディスプレイ「Pro Display XDR」(約60万円!)とほぼ同等のスペックというと、バケモノみたいなスペックだというのが分かりますね。

旧世代iPad Proと生で見比べると、色のコントラストの違いに驚きます。

iPadPro第5世代・第4世代のディスプレイ比較
←12.9インチ(2021) 11インチ(2018)→
iPadPro第5世代・第4世代のディスプレイ比較
←第5世代 第4世代→

2枚目の同じ月の画像だと、わずかですが、第5世代のほうが濃淡の堺がより滑らかに表現されています。

バビ
バビ

めちゃくちゃ美しいんですが、MARVEL映画とかアニメしか見ない私にはもったいないくらいです。

カメラのセンターフレーム機能が面白い

インカメラ使用時の新機能「センターフレーム機能」が面白凄いです。

12MP(視野角120°)の超広角レンズ、光学2倍ズームと機械学習によって、人がフレームから外れないように自動追従するというもの。

↓の動画のような感じです。

movie by Apple

しばらく遊んでみたんですが、上下左右、前後のどこに動いてもしっかりフレームインしてくれました。

アプリ側もこれに対応する必要があるので、今はまだFaceTimeでしか使用できませんが、WEB通話とか動画配信がかなり楽になりそう。

iPad Pro12.9インチ(2021年/第5世代)その他の特徴

個人的にはあまり使わないので、感動はなかったのですが、その他の特徴としては以下の2点が挙げられます。

  • 5GとWi-Fi6に対応
  • Thunderboltで最大40Gbpsの転送速度

5GとWi-Fi6に対応

私はWi-Fi版を購入したので使用できませんが、今回のiPad ProからはCellularモデルで5Gにも対応となっています。

また、Wi-Fiの規格も最新のWi-Fi6に対応。

Wi-Fi5の最大通信速度が6.9Gbpsだったのに対して、Wi-Fi6では最大9.6Gbpsでの通信が可能となっています。

ただ、そもそものWi-FiルーターがWi-Fi6対応じゃないと意味がないので、個人的にはどっちでもいいかなと。

Thunderboltで最大40Gbpsの転送速度

Thunderboltは、簡単に言うとUSB-Cを利用したデータの高速通信の規格のこと。

SSDなど外付けハードディスクとの転送速度が高速になるだけでなく、外部ディスプレイへも6Kのフル解像度の映像を送ることができます。

高速データ通信には、Thunderbolt対応のケーブル(ちょっと高め)が必要です。

一緒に買ったもの&使っているもの

iPadPro12.9インチ第5世代withMOFT、Apple Pencil

今回新たに購入したもの、今までも使っていたiPad Pro向けのグッズをご紹介します。

ガラスフィルム:NIMASO

iPhoneもiPadもいつもNIMASOのガラスフィルムを買っています。

ガイド枠付きで失敗しにくく強度も高いのに価格もお手頃でおすすめです。

スタンド:MOFT

ラップトップ(ノートPC)用のスタンドですが、今まで使用していたものを引っ剥がして再利用しました。

Apple Pencilで書き込みをするのにいい感じに角度がついて書きやすくなります。

使わないときは1枚のプレート状になるため、収納の邪魔にもなりません。

デザインもスタイリッシュ。

アルミスタンド:Glazata ‎JP-ST10

Glazataアルミタブレットスタンド

1,000円台ながら、かなりしっかりした作りのアルミニウム製スタンドです。

Bluetoothキーボードと合わせてデスクトップPCみたいにして使うために購入。

色もスペースグレイに近い色味。

Glazataアルミタブレットスタンドの色

とりあえず安くてそれっぽいのを買って試してみて、もっと良いやつ(Satechiとか)に変えようと思ったんですが、お値段以上のクオリティだったので、そのまま使うことにしました。

1,000円台で浮かすタイプのスタンドならこれを買っておけば間違いないです。

千円台で買えるiPad ProにおすすめのスタンドGlazata ‎JP-ST10レビュー。日本メーカー製で高コスパ。

キーボード:Satechi スリム X1 Bluetooth バックライトキーボード

Satechi スリム X1 Bluetooth バックライトキーボード

iPad Proのために作られたとしか思えない、Apple純正では発売されなかったスペースグレイ×ブラックのBluetoothキーボードです。

めちゃくちゃカッコよくて、日本で発売されると同時に購入しました。

先に紹介したアルミ製スタンドと合わせて使えば、もはやミニデスクトップPCです。

AmazonのSatechiストアでは数日で売り切れて在庫なしの状態ですが、海外の公式サイトから輸入することはできます。

Satechi スリム X1 Bluetooth バックライトキーボードレビュー|iPad Proに最高におすすめ。サイズ・カラーがベストマッチ

ケース:ESRクリアケース

MOFTをそのまま貼り付けるのもアレだったのでてきとーに購入したクリアケース。

iPad Pro第4世代対応なんですが、第5世代とサイズに大きな違いはないので使用できました。

基本的にiPad Proを外に持ち出すことはないので、ちょいダサいけどこれでOK。

Apple Pencil(第2世代)

これも今まで使っていたものを再利用。

iPad Proは、直感的に使うことが多いので、キーボードよりもApple Pencilがあるとさらに便利に使用できます。

絵を描かない人でも、メモをとったり、画像などに直接書き込めるので作業効率が上がります。

USBハブ:UGREEN 5-in-1

個人的に最近イチオシのUGREENの5-in-1 USBハブを購入。

  • USB Cポート× 1
  • HDMIポート× 1
  • USB 3.0ポート× 2
  • RJ45イーサネットポート× 1

を備え、サイズもコンパクトながら、4千円以下というコスパのいい製品です。

バビ
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ただ、よく考えたらSDカードスロットも欲しかったので、後日買いなおす予定。

iPad Pro12.9インチ(2021年/第5世代)レビューまとめ

新型いPadPro12.9インチ(2021年/第5世代)をレビューしました。

使用してみて1番の感動はやっぱりディスプレイのキレイさ。

うちにあるどのディスプレイよりも圧倒的にキレイです。

2年前リリースの製品とはいえ、Pro Display XDRに迫るスペックなのはもはやバケモノ。

加えてM1チップ搭載で、あらゆる動作がヌルサク。

間違いなく。現状世界一のタブレット端末で間違いないです。

確かに値段は高めですが、スペックを考えるとむしろコスパの良い製品だと思います。

おすすめ度

評価 :5/5。

5.0

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