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「ワイヤレスイヤホンのケースに、まさか画面が付いてくる時代が来るとは」——Blackview AirBuds12を手に取って、最初に思ったのがこれでした。
正直なところ、完全ワイヤレスイヤホンって、機能で驚くことがだいぶ減ってきましたよね。
そんな中で本機は、充電ケースにLEDタッチスクリーンを搭載。音楽の再生・停止も、音量調整も、EQの切り替えも、ケースの画面をタッチするだけで完結します。
しかも壁紙まで変えられて、極めつけはスマホのカメラを遠隔操作できるシャッター機能つき。
これで約3,999円というのだから、ちょっと意味が分かりません(笑)。
もちろん、この価格なので全部入りではありません。
でも、10mmチタンコーティングドライバーの低音はしっかり響くし、ANCもIPX7防水も入っている。
使っていると「4千円でここまでやる?」と、何度もつぶやくことになりました。
この記事では、公式スペックを整理しつつ、実際に使って感じた良かった点・惜しい点を正直にレビューしていきます。
- ケースのLEDタッチスクリーンが楽しく、実用的
- カメラのリモートシャッターが地味に便利
- 10mmドライバーで低音しっかり、価格以上の音質
- 約4,000円という価格
- LDAC・ハイレゾ、ワイヤレス充電に非対応
- 付属イヤーピースが緩めで音が抜けやすい
- ANCの効きは控えめ
PR この記事はメーカーから商品提供を受けて作成しています。とはいえ、使って感じたことは良い点も気になった点も含めて正直に書いています。
Blackview AirBuds12を実際に使って感じた結論
先に結論からお伝えすると、Blackview AirBuds12は「音質を極めたい人」より、「毎日の移動や作業を、ちょっと楽しく彩りたい人」にハマる1台です。
いちばんの魅力は、やっぱりケースのタッチスクリーン。
設定用アプリがない代わりに、操作のほとんどがケース上で完結するので、これが意外と快適です。
カメラのシャッター機能も、旅行先やお出かけで「あ、これ便利かも」となる場面がありました。
音質も、10mmドライバーのおかげか低音がズンズン響いて、バンドサウンドやポップスとの相性は良好。
解像度こそ最新の高級機には及びませんが、変にガチャついていなくて聴きやすい、素直な音です。
一方で、LDAC・ハイレゾ非対応、ワイヤレス充電非対応といった割り切りはあります。
付属イヤーピースが緩めで音が抜けやすいのも惜しいところ(ただ、これは後述するイヤーピース交換で大きく改善しました)。
総じて、突出はしないけれど、価格以上に遊べて実用的。
堅実な高コスパ機というのが、率直な評価です。
Blackview AirBuds12はこんな人におすすめ / おすすめしない人
まず、どんな人に向いているかを整理しておきます。
- とにかくコスパ重視で、4,000円前後で多機能なイヤホンが欲しい人
- ケースのタッチスクリーンやカメラシャッターなど、ちょっと新しいガジェット体験を楽しみたい人
- 通勤・通学や作業中に、低音強めのノリのいい音で気軽に音楽を聴きたい人
- ロックやポップス、バンドサウンドをよく聴く人
- 汗や雨を気にせず使いたい人(IPX7防水)
- LDACやハイレゾで、とことん高音質を追求したい人
- ワイヤレス充電を必須にしている人
- ANCでしっかり無音に近づけたい人(本機のANCは控えめです)
- とにかく小型・軽量でスタイリッシュな見た目を求める人(ステムは長めです)
一言でいえば、「音質の頂点」ではなく「価格に対する満足度」で選ぶ人にぴったりの一台です。
Blackview AirBuds12の特徴とスペック
- ケースにLEDタッチスクリーンを搭載
- スマホのカメラを遠隔操作できるシャッター機能
- 10mmチタンコーティングドライバー
- ANC+ENCのダブルノイズキャンセリング
- IPX7防水&Bluetooth 5.4
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 重量 | 約7.3g(イヤホン片耳)/約44.2g(充電ケース) |
| カラー | インクブラック/アイボリーホワイト |
| ドライバー | 10mm ダイナミックドライバー(チタンコーティング振動板) |
| 周波数特性 | 20Hz〜20kHz |
| Bluetoothバージョン | 5.4 |
| 対応コーデック | SBC/AAC |
| バッテリー容量 | 35mAh(イヤホン)/400mAh(充電ケース) |
| 連続再生時間 | 最大約6時間(ケース併用で最大約30時間) |
| 充電時間 | 約1.5時間(イヤホン)/約2時間(ケース) |
| 充電端子 | USB Type-C |
| 通信距離 | 10m以上 |
| 防水性能 | IPX7 |
| 参考価格 | 約3,999円(Amazon)※価格は変動する場合があります |

- イヤホン本体(左右)
- 充電ケース
- USB-A to C 充電ケーブル
- 交換用イヤーピース
- 取扱説明書
Blackview AirBuds12を実際に使ってレビュー
デザイン・外観|マット質感+メタルアクセントで4千円には見えない

まず手に取って感心したのが、ケースの質感です。
表面はサラッとしたマット仕上げで、いわゆる「安いイヤホンにありがちなツルテカのプラスチック感」がありません。

両サイドにはメタル素材がアクセントとして入っていて、これがなかなかかっこいい。

価格を伏せて見せられたら、たぶん4,000円だとは思わないはずです。


イヤホン本体もケースと同じマットな質感で統一されていて、余計なアクセントもなくシンプル。
この「変に主張しない」まとまりは、個人的に好印象でした。
ただ、ひとつだけ。
メタル部分は、指紋がけっこう目立ちます。
触るたびにペタペタ跡が付くので、気になる人はクロスでサッと拭く習慣を付けるといいかもしれません。
まあ、このあたりはご愛嬌ですね。
ケースのLEDタッチスクリーンが楽しい|アプリいらずで操作が完結
そして本機の主役、ケースのLEDタッチスクリーンです。
結論から言うと、これがかなり面白い。

再生・停止、音量調整、モードの切り替え、EQの選択——こうした操作が、ケースの画面をタッチするだけでできてしまいます。



壁紙を変えたり、時計を表示させたりもできて、ちょっとしたスマートデバイスを触っているような感覚。
操作性も感度も悪くなく、思っていたよりずっと実用的でした。



個人的に「うまいな」と思ったのが、この製品には設定用の専用アプリがないんです。
普通なら「アプリがないの?」とマイナスに感じるところですが、そのぶんの操作をぜんぶケースの画面が引き受けてくれるので、不便を感じません。
むしろスマホでアプリを開く手間がないぶん、気軽ですらあります。
アプリレスという弱点を、タッチスクリーンでうまくカバーしている、そんな設計の妙を感じました。
カメラのリモートシャッターが地味に便利|お出かけで生きる機能
タッチスクリーンつながりで、もうひとつ触れておきたいのがカメラのリモートシャッター機能です。

イヤホンそのものとは直接関係のないおまけ機能ではあるのですが、これが地味に便利。
ケースを操作して、スマホのカメラのシャッターを離れた場所から切れます。
三脚にスマホを立てての自撮りや、旅行先での記念撮影といった「シャッターを押しに戻るのが面倒」なシーンで、じわっと効いてきそう。
お出かけのお供として、思わぬ場面で活躍してくれそうな一機能です。
装着感|ステムは長め、フィット感は少し緩めに感じた
イヤホン本体は、いわゆる「うどん型」(ステムが下に伸びるタイプ)なのですが、サイズがやや大きめ。

最近はコンパクトなイヤホンが増えているので、それらと並べると、少し無骨というか、ひと世代前の雰囲気に見えてしまうかもしれません。
そして装着感そのものについて。

イヤホン単体の重さは3.9gとかなりの軽さなので、重さを感じるということはありません。
ですが、私の耳には、付属イヤーピースのフィット感がいまひとつでした。

しっかり装着しているつもりでも、どこか音が抜けているような、密閉しきれていない感覚があります。
……ただ、これには後日ちゃんと解決策を見つけました。
その話は記事の後半「イヤーピース交換」のパートで詳しくお伝えするので、装着感がイマイチかも、と感じた方はぜひそちらまで読み進めてみてください。
ここでの物足りなさが、けっこう気持ちよくひっくり返ります。
ANCは控えめ|外音を自然に遠ざけてくれるタイプ
本機はアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載していますが、効きはかなり控えめです。

「スイッチを入れた瞬間に周囲が無音になる」といった、上位機種のような強力な消音を期待すると、拍子抜けするかもしれません。
本機のANCは、あくまで外音がスッと少し遠くなり、そのぶん音楽が聴きやすくなる、というくらいの穏やかな効き方です。
とはいえ、この価格でANCが載っていること自体がまず立派ですし、「ガッツリ遮音」よりも「ほどよく外の音も感じつつ音楽を楽しむ」バランスが好みの人には、むしろちょうどいい塩梅とも言えます。
過度な期待はせず、あくまでプラスαの機能として捉えるのが正解でしょう。
音質|10mmドライバーの低音がしっかり、価格以上の満足感
イヤホンの本分である音質ですが、いい意味で裏切られました。
大口径の10mmチタンコーティングドライバーを積んでいるおかげか、音質は思っていたよりずっと良好。
とくに低音がズンズンとよく響いてくれて、この量感は正直、価格を考えるとびっくりします。
特にバンドサウンドとの相性は抜群だと感じました。

もちろん、最新のイヤホンと比べれば解像度が特別高いわけではありません。
ただ、だからといって「解像度が低い」と切り捨てるほどでもなく、きちんと聴ける水準は保っています。
定位感も必要十分。
中高音は再現性が飛び抜けて高いタイプではありませんが、変にガチャガチャと騒がしくならず、素直で聴きやすいのが好印象でした。
「原音に忠実な高解像サウンド」ではなく、「低音を軸に、気持ちよく音楽を楽しませてくれるサウンド」。
方向性さえ合えば、価格以上の満足感が得られるはずです。
EQプリセットは標準がおすすめ|下手にいじらないほうが自然

本機にはEQ(イコライザー)プリセットが複数用意されています。
低音強調やボーカル強調など、好みに合わせて音の傾向を変えられる機能です。
ただ、いろいろ試してみた率直な感想を言うと——標準(フラット)のまま使うのが、いちばんおすすめです。
というのも、標準以外のプリセットに切り替えると、特定の帯域が不自然に強調されて、かえって聴き疲れするような音になりがちでした。
せっかくの素直な音のバランスが崩れてしまう印象でした。
もちろん好みもありますが、まずは標準で聴いてみて、物足りなければ少し試す、くらいのスタンスがちょうどいいと思います。
無理にいじらないほうが、この製品本来の良さを楽しめます。
タッチ操作の感度も良好
最後に、イヤホン本体のタッチ操作について。
再生・停止や曲送りなどをイヤホンをタッチして操作できますが、こちらの感度も良好でした。
反応が鈍くて何度もタップし直す、といったストレスはほとんどなく、意図した操作がきちんと決まってくれます。
ケースのタッチスクリーンといい、本機は全体的に「タッチまわりの作り込み」が価格のわりにしっかりしている印象です。
音が抜ける…はイヤーピース交換で解決|密閉度もANCも上がった
使用レビューの装着感パートで、「付属イヤーピースだと音が抜ける感じがする」とお伝えしました。
ここでは、その解決策の話をします。
結論から言うと、イヤーピースを交換したら、この製品の評価がひとつ上のステージに上がりました。
付属のイヤーピースは少し柔らかめで、私の耳では密閉感がゆるく、どうしても音が抜けているような物足りなさがありました。
そこで試しに、たまたま持っていた、 AZLA SednaEarfit Crystal 2(Standard) というイヤーピースに交換してみました。

これが、大正解でした。
まず密閉度がぐっと上がり、耳へのフィット感が別物に。
そして密閉が改善されたことで、控えめだったANCの効きまで良好に。
さらに、低音の抜けが解消されたぶん、音質そのものもワンランク上に感じられました。
イヤーピースは数千円で手に入る、いわば「小さな追加投資」です。
本体が約4,000円と安いぶん、ここに少し足すだけで満足度が大きく伸びるので、費用対効果はかなり高いと思います。
本機を買ったら、ぜひイヤーピースの交換も検討してみてください。
装着感や音の抜けが気になった方ほど、その効果を実感できるはずです。
Blackview AirBuds12の気になったところ
LDAC・ハイレゾには非対応
対応コーデックはSBCとAAC。
LDACやハイレゾには対応していません。
とはいえ、この価格帯でLDAC対応を求めるのは、さすがに欲張りというもの。
「高音質を極めたい人」は、はじめから予算を上げて選ぶべきポイントです。
ワイヤレス充電には非対応
充電はUSB Type-C接続のみで、ワイヤレス充電には対応していません。
ケースをポンと置くだけで充電したい人にとっては、少し惜しいところ。

ただ、普通にスマホと同じUSB-Cで充電できるので特に困ることはありません。
付属イヤーピースはやや緩め(音が抜けやすい)
前述のとおり、付属イヤーピースは柔らかめで、耳によっては密閉感がゆるく音が抜けやすい印象でした。
ここは、イヤーピース交換でしっかり改善できるので、あらかじめ知っておくと安心です。
イヤホン本体が大きめで、少し無骨に見える
イヤホン本体が大きめで、コンパクトな最新モデルと比べると、やや無骨な印象を受けるかもしれません。
見た目のスマートさを最優先する人は、実機の写真をよく確認してから選ぶのがおすすめです。
こうして並べると弱点もそれなりにありますが、その多くは「約4,000円だから」と考えれば十分に納得できる範囲です。
致命的な欠点、というほどのものはありませんでした。
Blackview AirBuds12レビューまとめ

ということで、Blackview AirBuds12を使ったレビューでした。
正直、使い始める前は「4,000円のイヤホンだし、そこそこかな」と半分くらい油断していました。
ですが、実際に使ってみると、その予想はいい方向に裏切られました。
ケースのLEDタッチスクリーンという新鮮な操作体験に、10mmドライバーが鳴らすしっかりした低音。
これらが約4,000円にまとまっていて、使うほどに「この価格でここまでやる?」と思わずつぶやいてしまう一台でした。
もちろん、LDAC非対応やワイヤレス充電非対応、控えめなANCといった割り切りはあります。
でも、それらは価格を考えれば納得のいく範囲。
むしろ、付属イヤーピースの緩さは社外品への交換であっさり化けてくれたので、伸びしろすら感じました。
「音質の頂点」を目指す人には向きませんが、毎日の移動や作業を、ちょっと楽しく彩ってくれる相棒を探している人には、おすすめできるイヤホンです。
ガジェット好きの遊び心も、しっかり満たしてくれるはず。
総合評価は、堅実な高コスパ機として ★3.5 / 5.0。
はじめてのタッチスクリーンケースを、この価格で体験してみたい方は、ぜひチェックしてみてください。


