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評価:3.5
Amazonのセールのときにいつも気になる、やたら安い中華メーカーのAndroidタブレット。
まともに使えるものなんだろうか?と
と、毎回気になりつつもiPadを持ってるし、特に必要がないのでスルーしていたのですが、祖父に以前プレゼントしたタブレット(HUAWEI)が古くなったので、試しに買ってみることにしました。
さすがに無名メーカー製は怖かったので、購入したのはTECLASTのP20HD(型番TLA007)。
Android10と型落ちっぽいですが、2021年11月発売の低価格帯のAndroidタブレットです。
実際に使用してみて思ったのは、別に普通に使えるなと。
もちろん値段なりのアラはありますけど、あからさまにダメなところは特になく、ちょっと動画見たりSNSしたり、ブラウジングするくらいなら特に不都合はありませんでした。
ということで、今回は1万円台で買える高コスパAndroidタブレット「TECLAST TLA007(P20HD)」をレビューします。
〇 ここがよかった
- 1万円台で買えるコスパの良さ
- 日常的な使用には十分使える
- ベゼルが狭く画面が大きい
- 電池もちが良い
△ ここがイマイチ
- 読み込みが遅い
- カメラ性能が昔のガラケー並
- 新しい充電器で充電できない
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TECLAST(台电)とは
「TECLAST(台电)」は、中国広州にある广州商科信息科技有限公司が1999年に設立したタブレットとラップトップ等のブランドです。
読みは「テクラスト」。
コスパの高いタブレットとノートPCを中心に展開を広げ、1億人以上のユーザーを持つブランドに成長しています。
HUAWEIやXiaomi、OPPOみたいな高性能製品ではなく、低価格・中性能の高コスパ製品を主としているので、アイリスオーヤマみたいなブランドという感じでしょうか。
TECLAST TLA007/P20HDのスペックと同梱品
カラー | グレー |
ディスプレイ | 10.1インチ FHD(1920×1200)IPS |
サイズ | 24.3 × 16.3 × 0.93 cm、 531 g |
OS | Android 10 |
CPU | UNISOC SC9863A 8コア 1.6GHz |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB + 512GB 拡張ストレージ |
バッテリー | 6,000mAh、7時間 |
接続 | USB-typeC × 1(5V/2A)、3.5mm ステレオミニジャック |
カメラ | 5MPリア、2MP フロント |
通信 | デュアル4G、Wi-Fi(2.4G+5G)、Bluetooth5.0 |
メーカー | TECLAST |
サイズはいわゆる10インチタブレットで、iPadとほぼ一緒です。
OSはひとつ前のAndroid10。
CPUは同じく中国の半導体メーカーUNISOC製のオクタコア(8コア)CPUを搭載。
RAMも4GBあるため、スムーズな動作を可能としています。
ストレージは64GBですが、SDカードで最大512GBまで追加が可能。
充電・外部機器と接続するためのUSBはタイプCを採用しているため、手持ちのスマホと同じ充電器で充電することができます。
Wi-Fiはもちろん、SIMカードを挿入すればLTE(4G)での通信も可能。
しかも、SIMを2枚入れられるデュアルSIM対応なのがなにげに凄いです。
(この価格帯のタブレットを買う人がデュアルSIMを必要とするのかは疑問ですが。)
ちょっと面白かったのが本体背面の各種認証マーク。
PSEマークと技適の認証番号がシールです。
そんで、保護フィルムの上から貼ってあるから保護フィルムをはがしたら一緒にはがれてしまいました。
もちろん、ちゃんと認証は取得しているので問題はありませんが、さすがにちょっと笑いました。
計測してみた重量は537g。
持ち上げるとずっしり重みがありますが、10インチタブレットとしてはこんなもんだと思います。
同梱品は以下の5点。
- TLA007/P20HD本体
- 充電器
- USB-C to USB-Aケーブル
- SIMピン
- 取扱説明書
取扱説明書はもちろん日本語にも対応しています。
付属の充電器はUSB-Aタイプの10W。
念のため充電を試してみましたが、問題なく充電することができました。
SIMカードでLTE通信もできるので、カードスロットを開けるためのSIMピンもちゃんと入っているのは嬉しいですね。
TECLAST TLA007/P20HDの外観と機能
電源を入れると最初に出てくるTECLASTロゴがなかなかカッコいい。
ディスプレイはFHDのIPSディスプレイで、最新のスマホ・タブレットほど鮮明ではないものの、普通にキレイで見やすいです。
筐体は高級感のある金属素材。
背面とサイドで金属の加工が違っています。
背面は光沢のあるメタリックシルバーで、細かな線が入ったような質感。
ついでに言うと、5MPのリアカメラは周りにはセンサー類は見当たりません。
個人的にタブレットで写真を撮ることはないので、割とどうでもいいかなと思ってます。
サイドはノートPCなどでよく見る、iPadのスペースグレイみたいな質感です。
スピーカーは正面左側に配置。
横向きにしたときに下側にくるちょっと珍しい設計です。
各種ボタンと充電&外部接続用のUSB-Cポートは上部にあります。
縦に持っているときに上からケーブルが伸びるのも珍しい。
スピーカーの反対サイドにはイヤホンジャックとSIMカードスロットが付いています。
5Gには非対応ですが、4G LTE回線では通信することができます。
もちろん、Wi-Fiにも対応していて、遠くまで届くけど速度が遅い2.4GHzと、速度は速いけど近くまでしか届かない5GHzのどちらも利用することができます。
ボタンやUSBポート、イヤホンジャックのすぐ横には小さく何の装置なのか記号が書いてあって、初心者に優しい配慮だと感じます。
タブレットを買ったら、画面が傷ついたり汚れたりしないように保護フィルムを貼るのが一般的だと思うのですが、TLA007はなぜか最初からフィルムが貼ってあって画面が保護されています。
といっても強化ガラスのように衝撃から保護するものではないので、心配な人は別途購入するのをおすすめします。
TECLAST TLA007/P20HDを使用した感想
プレゼント前に動作確認や設定のためにちょっと使ってみました。
初回起動時は言語設定が英語でスタートします。
(中国語じゃなくてよかった。)
慌てずに日本語に変更すれば、以降は全て日本語で使用することができました。
1週間ほど、WEBサイトを見たり、SNSをしたり、動画を視聴したりしてみました。
画質は値段を考えるとキレイなほうだと思います。
Fire HD 8 PlusとiPad mini(第6世代)を持っているのですが、Fire HDよりは数段キレイで、iPad miniには数段劣るくらいの画質でしょうか。
IPSディスプレイなので色の発色が良く、違和感やストレスなくネットや動画を見ることができます。
使っていて気になったのは、サイトでもアプリでも同じですが、ちょっとだけ読み込みの遅さを感じました。
iPhoneに比べると、一瞬間があってからページが表示されるイメージです。
他はこれといって特筆することがなく、いい移民で極々普通に使用することができます。
Androidのバージョンが10と若干古いのですが、だからといって機能的に何か不便があるということもありませんでした。
あ、強いてここは良いなと感じたのは電池持ち。
価格にしては、というのが頭に付きますが、タブレットは家でしか使わないので、2、3日に1回しか充電しなくてもバッテリー切れになることはなかったです。
TECLAST TLA007/P20HDレビューまとめ
ということで、1万円台で買える高コスパの10インチAndroidタブレット「TECLAST TLA007(P20HD)」をレビューしました。
実際に使ってみた感想はこんな感じです。
3.5
〇 ここがよかった
- 1万円台で買えるコスパの良さ
- 日常的な使用には十分使える
- ベゼルが狭く画面が大きい
- 電池もちが良い
△ ここがイマイチ
- 読み込みが遅い
- カメラ性能が昔のガラケー並
- 新しい充電器で充電できない
この価格で特にストレスなく普通に使うのに十分なタブレットだと思います。
10インチというサイズ感も、大きすぎず小さすぎず、ちょうどいいサイズ感。
祖父が使っていたタブレットがだいぶ古いものだったので、TLA007をプレゼントしたら、「画面がすごくキレイだ」と大喜びしていたそうです。
ゲームや動画・画像編集といった高い負荷のかかるような作業には不向きですが、低価格で普通に使用することができるので、子どもの学習用や、とりあえず家で使うタブレットが欲しい人などにはおすすめ。
安いので、ビジネス用に複数台使いたいというケースにも向いてるかもしれません。
- 安くても普通に使えるタブレットが欲しい人
- ご家族へのプレゼント用に
- 負荷の高い作業をしない人
- 子どもの学習用や遊び用に
- ビジネス用に複数台タブレットが必要な人
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