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評価:3
ごきげんよう。薄くてコンパクトな充電器が好き、バビです。
最近モバイルバッテリーやワイヤレスイヤホンなどのデバイスが増えてきて、家族で充電器をめぐる争いが勃発するようになってきました。
そこで、どうせなら一度に4台同時に充電できる4ポートタイプの充電器を買ってしまおうかと思ったわけです。
で、必要なときにさっと挿して充電したいので、なるべくデスクやテーブルの上に常設しても、邪魔にならないものがいいなと。(わがまま)
でも、4ポートタイプって、大体が直接コンセントに挿す、四角い箱みたいなやつが多いじゃないですか?
なんかワイヤレス充電器の横にあっても違和感ないようなやつないかなーと思っていたら、こいつと出会いました。
Ankerの「PowerPort Atom Ⅲ Slim(Four Ports)」です。
人工衛星等の産業用機械に用いられていた次世代パワー半導体素材「GaN(窒素ガリウム)」を採用したことで小型化を実現。
1.8cmの薄さで平置きできるという、今回の私の買い物にぴったりの、理想的な設計です。
さらにはUSB-Cポート最大45W+USB-Aポート×3最大20Wの合計最大65Wの高出力で充電が可能。
電源ケーブル式なので、本体を手元まで伸ばすことができて、デスクの端に常設しておいても邪魔になりません。
- 2台以上のデバイスを同時に充電したい
- 薄くて邪魔にならない充電器が欲しい
- ポートを手元まで伸ばしたい
という人におすすめの充電器です。
ということで今回はAnkerの「PowerPort Atom Ⅲ Slim(Four Ports)」をレビューします。
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Anker PowerPort Atom Ⅲ Slim(Four Ports)外観と同梱物
Anker「PowerPort Atom Ⅲ Slim(Four Ports)」には、本体と1.5mの電源ケーブルが付属しています。
充電器って、直接コンセントに挿すタイプが多いのですが、充電するときにいちいちケーブルを挿しに行くのは面倒じゃないですか?
ポートが1つ2つならケーブルを挿したままでもいいんですが、4ポートともなるとケーブルを挿したままでは邪魔になります。
PowerPort Atom Ⅲ Slim(Four Ports)は電源ケーブルを伸ばせるので、手元でケーブルの抜き差しができます。
縦横のサイズは8.6cm×8.9cmのほぼ正方形。
真上から見るとコースターみたい。
厚みはわずか1.8cmという薄さ。
大きめのモバイルバッテリーくらいの厚みしかありません。
本体の重量はわずか142g。
10,000mAhのモバイルバッテリーよりも軽く、持ち運びも簡単なので、家族や友人との旅行にもこれを1台持っていけばOK。
Anker PowerPort Atom Ⅲ Slim(Four Ports)の特徴
薄さと軽さの秘密は次世代パワー半導体素材「GaN」採用
薄さと軽さの秘密は、従来の半導体に変わって採用されているGaN(窒素ガリウム)。
GaN半導体の特徴のひとつに、シリコン半導体と比べて電気抵抗が低いことがあげられます。
これによって、シリコン半導体の問題点であった発熱を抑え、エネルギー効率を高めることで小型化を実現しました。
Ankerからはじまり、最近は多くの充電器で採用されるようになっています。
4台のデバイスを合計最大65Wで充電
PowerPort Atom Ⅲ Slim(Four Ports)は、USB-Cポート×1、USB-Aポート×3の4ポートでの同時充電が可能です。
USB-Cポートでは、Ankerの独自技術PowerIQ3.0を搭載。
PD(Power Delivery-パワーデリバリー)対応の最大45Wの出力で、iPad Proを約2時間でフル充電、iPhone 11 Proを30分で50%充電することができます。
さらに、MacBook ProなどUSB-C搭載のノートPCへもフルスピード充電が可能。
また、3つのUSB-Aポートでは、合わせて最大20Wで充電が可能で、4つのポートの合計最大65Wで4つのデバイスを同時に充電することができます。
USB-Aポート側にはデメリットもあるので、それは後述。
Anker PowerPort Atom Ⅲ Slim(Four Ports)を使った感想
Anker PowerPort Atom Ⅲ Slim(Four Ports)を使ってみた個人的な感想はこんな感じです。
〇 ここがよかった
- 薄型なので据え置きでも目立たない
- 複数デバイスを充電できる
- コイル鳴きがない
△ ここがイマイチ
- 合計20Wなので、同時充電すると遅い
- Ankerケーブルなのに裏が上になる
- 光沢感がちょいダサい
〇 ここがよかった
まずは何といっても本体がコンパクトで薄いのが良かったです。
常設でも目立たないので、テーブルの端っこに置いていて、必要なときにUSBケーブルを挿して充電しています。
まあ、それが目的で購入したんで当たり前ですが、4つも一緒に充電できる!
うちは2人暮らしなので、2つずつ使えるおかげでポートを奪い合う血で血を洗う争いから解放されました。
あと、地味に良かったのは充電中のコイル鳴きがないこと。
充電器によっては充電はじめるとキューンキューンという小さな音で鳴きだすものがあって、普段気にならないんですけど、たまに耳について不快なことがあります。
4ポートでこれだけコンパクトだとコイル鳴きもそれなりに覚悟していたんですが、4つ同時充電中も全く何の音もしませんでしたし、発熱もほとんどありません。
△ ここがイマイチ
これは結構重要なんですけど、USB-C×3は「合計で最大20W」なんですよね。
つまり、3つすべてのポートで充電した場合は、20Wを3つのポートで分け合うということ。
なので、20÷3で、1ポート最大6Wしか出ません。
USB-Cポートだけは単独で最大45Wです。
私は自宅で急速充電を特に必要としていないので気にしませんが、なんとなく引っかかるポイントだと思いました。
あと、PowerPort Atom Ⅲ Slim(Four Ports)購入時に、合わせてAnkerのUSB-A to USB-Cのケーブルを購入したんですが、USB-Cを挿し込むと、ケーブルの「Anker」の文字が裏になるのももやっとします。
このケーブルなんですけど、USB-Aの挿し込みのところにAnkerのロゴがありますよね?
これを挿し込むとこうなります。(右2本)
分かります?ロゴが裏にいってるんですよ!
おかしくね?純正ケーブルなのに…。
だからといって機能的には何ら影響はないのはわかっているんですが、なんか、なんかなんですよ。
あと、これは完全に個人的な好みの問題なんですが、せっかく薄くてコンパクトなのに、光沢感がダサいのがイマイチ。
そこはマットなブラックであってほしかった…。
Anker PowerPort Atom Ⅲ Slim(Four Ports)レビューまとめ
ということで、Ankerの薄型4ポート充電器「PowerPort Atom Ⅲ Slim(Four Ports)」をレビューしました。
実は後継機に当たるAnker「PowerPort Atom Ⅲ 63W Slim」が2020年11月に発売しています。
後継機と言っても、一部「PowerPort Atom Ⅲ Slim(Four Ports)」のほうが良い点もあるので、薄型コンパクトな4ポート充電器をお探しなら合わせて比較してみてださい。
特にこだわりがなければ後継の「PowerPort Atom Ⅲ 63W Slim」のほうがおすすめではあります
3.0
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